メルトダウン 550

今起こしてて、できたてほやほやだお〜ｗ

110827 「原発」国民投票、やるべし、やれるよ、やりましょう！ (137:16)
登壇者：飯田哲也×杉田敦×マエキタミヤコ×宮台真司
進行：今井一
http://www.ustream.tv/recorded/16897036

【とりあえず飯田哲也氏のとこだけ抜粋】
<16:45頃〜>
（飯田氏）
環境エネルギー政策研究所の飯田です。
私自身は国民投票に触れたというか、研究対象で見たのは、北欧にいたときにスウェーデンが
やった1980年の国民投票、『北欧のエネルギーデモクラシー』という中に詳細に書きましたけど
も、その辺りを観察して、もちろんそれだけではなくて、もうちょっと深い意味がいろいろあるん
です。
まず、基本的になぜ国民投票が必要かというと『政治が機能していない』。まず一言でいうと。
「今のあの政治の今の国会の国会議員の人たち、或いは、目をつぶったままレミングのように、
ひたすら再稼動を目指す経産官僚みたいに、ああいう人たちに任せられるわけがない」
というかなり表面的な話はあるんですが、もっと深い問題として、いわゆる現代社会と今の政治
のモードが根本的に合わないというところですね。これは1987年に『リスク社会』という本をだし
たベック（ウルリヒ・ベック）から始まるリスク社会論からくる話なんですが、ようは今の政治という
のは、極論すると富を分け合うための、しかも古い単純な時代の政治からきてるんですね。
ところが、リスクを分け合うための、分け合うというとアレですけど、リスクをどう分配するかに関
する合意形成というのは、極めて近代的なもので、それは原発もリスクですし、もっと社会は
複雑化しているわけです。家族のあり方にしろ、尊厳死のあり方にしろ、遺伝子組み換え、これ

続く