【やっぱり応援】菅がんばれ 14メド目【自然エネ】
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地震雷火事名無し(福岡県):
週間朝日8/26号 広瀬隆 原発破局を阻止せよ!21より抜粋
この大事故が起こる前の菅直人首相は、去年ベトナムへの原発輸出にはしゃいでいたので、完全なアホ
だと私は思っていたが、5月には浜岡原発の運転停止を中部電力に要請した。そして政界で孤立する中、
8月8日の衆院予算委員会で、福井県敦賀市で運転停止中の高速増殖炉もんじゅについて、廃炉も含め
て検討する考えを示した。「原発に依存しないでもやっていける社会を目指す。依存の中には使用済み
核燃料の再処理、もんじゅも含まれる」と明言して、ついに青森県六ヶ所村の再処理工場を含めた核燃料
サイクル政策の抜本的な見直しを約束した。
六ヶ所村再処理工場が閉鎖されれば、日本全土の原発は、じきに使用済み核燃料まであふれて運転
停止に追い込まれ、未来が閉ざされるのだから、これほど重要な政策転換はない。
その同じ8日に、地元紙・常陽新聞に掲載されたインタビューで、東海第二原発を抱える茨城県東海村
の村上達也村長は地元主首長として重要なことを指摘した。
要旨を紹介すると――今回の東日本大震災では、東海第二原発もギリギリで助かった。こうしていられるの
が不思議なぐらいだ。地震列島の日本が54基もの原発を持っていることは、正気の沙汰ではない。現在の
国の福島原発の周辺住民に対する姿勢はまさに“棄民”だ。36万人の子供たちの健康を守る施策も実施
していない。国がこういう冷たい姿勢のままなら、東海第二原発の運転再開はあり得ない。運転再開を
認めるかどうかは、被災者に対する国の姿勢にある――と。
菅直人が変ったのだから、現政権は維持ざれるべきである。ところが世論調査では、菅政権支持率が
ジリ貧である。この国民の民度の低さが信じられない。政権や政党はどうでもいいのだ。現在進めようとして
いる政策が何であるかを、国民は判断基準とするべきである。もし原発マフィアの自民党が復活すれば、
それは即・原発復活となって、日本国は一気に地獄に向かって突っ走る。原発に反対してきた社民党も
共産党も、原発の段階的廃止など悠長なことを言って、まったく危機感が感じられないのはどうしたことか。