SOEKS★2のスレ番275で、東京都の測定ポイントの一つ、新宿区立白銀公園において
自分のSOEKS-01Mで放射線量を測定し、それが東京都発表値(アロカTCS-166使用)と
どの程度違いがあるのか確認した話を記述した者です。
前回予告しましたが、このほど福島県福島市に行く機会に恵まれましたので、同じく都道府県指定の
測定ポイントで、前回と同様な条件の下、試験をしてきました。
(測定条件の詳細についてはSOEKS★2のスレ番275ご参照)
また、いつの間にかSOEKS-01Mに平均値を自動計算するバージョンがでたようですが、
GM管が同じであれば手動計算値と同じような結果を導き出されると思いますので、参考にしてください。
福島市へ行く事前に、念のため、もう一箇所だけ東京都の測定ポイントで計測してきました。
場所は世田谷区の羽根木公園です。
結果は以下の通りで、東京都発表値:0.04μSv/hに対し、自分の測定値(単純平均):0.151μSv/hと出ました。
1回目 0.07 0.15 0.18 0.19 0.19 0.27 0.17 0.18 0.13 0.15 0.17 0.16
2回目 0.16 0.08 0.11 0.12 0.17 0.13 0.08 0.17 0.15 0.14 0.15 0.15
前回は、自分の測定値÷東京都発表値=約2.9倍でしたが、
今回は、自分の測定値÷東京都発表値=約3.8倍でした。
なお、同じ場所で、今回新たに入手したDoseRAE2を利用し測定を行ったところ、結果は0.07μSv/hでした。
低線量下において、アロカTCS-166と比してDoseRAE2は1.75倍も値が高く表示されたといえます。
これまた個体差はあるようで、東京都の検証によると、地上1mでは平均1.46倍高く表示されるとのことです。
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/tonai/chigai20110622.pdf 次ページ以降に福島市での測定内容を記します。