二分で割れてるそうなんだよねえ…
http://www.gendai.net/articles/view/syakai/129864 近藤誠・慶大医学部講師が緊急寄稿「100ミリシーベルト以下の被曝量なら安心」はウソっぱち!
そもそも100mSv以下の低線量被曝による発がんリスクには、2つの有力な仮説があります。
すなわち、
(1)被曝線量が100mSv以下だと発がんリスクはほとんどないが、それを超えると急上昇する「しきい値仮説」、
(2)100mSv以下でも被曝線量と発がんリスクが増大する「直線仮説」です。
(1)は放射線の毒性を軽く見せたい原発やがんCT検診の推進派が、
(2)はその反対派や中間派がそれぞれ支持してきました。
ところが、いまは国際的に権威のある、米国科学アカデミーの委員会(BEIR)や国際放射線防護委員会(ICRP)らが支持するなど、「直線仮説」が有力です。
それでも「しきい値仮説」を支持する人は、
「人間には放射線被曝による傷を治す能力がある」「低被曝は細胞を刺激し、かえって健康になる」などと主張しますが、
それを信じる専門家は少数です。
>>396引用記事をさらに引用
現在は松本市長(長野県)の甲状腺専門医、菅谷昭氏である。
菅谷氏は、放射線の許容限度や食品中の規制値どころか、それ以下のいかなる微量であろうと被曝は可能な限り避けるべきだという。
チェルノブイリ周辺で5年以上も小児甲状腺ガンを治療してきた人である。
ガンは一人ひとり、そしてその家族の大きな問題になる。放射線対策はやりすぎるくらいやるべきだ、というのである