線量が減るまでの応急処置が10日間であって、ヨウ素などの核種が選択的に減ったわけではありませんよ。
核反応と火災の最中の炉内に、粉状の鉛や石灰などをぶっかけて、とどめに液体窒素注入しただけですからね。こいつを『収束』と言うべきではない。
石棺完成までは7ヶ月かかってますのでその間は
ヨウ素からセリウムから多彩な、核反応時に固有の核種が、総量は減りつつも放出オンパレードだったものと思われます。
フクイチの場合は、石棺なみのPCVやR/Bが大部分現存してますから、現状でも準・石棺なのですよ。ただ液体窒素などの荒療治が不可能なんですね…冷却水を使ってるために。
かように放射能被害は、正しく実態把握することに一定の知性と情報収集力を要しますので…
詳しくは
ja.wikipedia.org/wiki/チェルノブイリ原子力発電所事故#.E7.9F.B3.E6.A3.BA
前スレ↓へのリプライ
990 :名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県):2011/06/16(木) 01:03:43.35 ID:9rRF8zs+0
>>985 965です。今自宅なんで神奈川ですが・・
わかりやすい説明ありがとうございます。
チェルノブイリとの比較は意味がないという意見もありますが、私たちが今受けている状況に近く、且つ現状ネットでよく見れるデーターは
チェルノブイリしかやはり一番多いですよね。
そしてそこでは子供たちが大きな被害にあっていたのも事実です。
じゃぁ、福島をはじめ、関東(私が住んでいる)はどうなのかな。と。
チェルノブイリは10日くらい燃え続けたみたいですね。
なので10日間ヨウ素が出ていてもおかしくない。
一方福島は爆発は数回あったものの、比較的短期に収束していた。
(ここは福島がチェルノブイリに比べて軽い部分)
逆にチェルノは10日で鎮火したあとは石棺を突貫でやったんで今でも放射線は出ているものの一応収束は速かった。
一方福島は3箇月立っても未だに放射線を発し続けている。
(これは福島が重い部分)
じゃぁ、現在の福島は、近い将来の福島はチェルノブイリと比べてどうなのよ?って思って調べても
そこは専門的は単位のオンパレードw
辞書片手に英字新聞読むようなもので非常にわかりにくい
なので翻訳してみたんですけど、やはり専門の人の意見が参考になりますね