>>278 つまり、生産者直販式でなく、「茶商」に静岡が関わってる場合は、産地偽装の可能性が高いってことだね。
元々は他地域の荒茶を買い取って静岡茶として販売していたのが、後に産地表示義務のせいで、静岡から他地域茶販売ということになったようだ。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0465.html (2004年データ)
日本におけるお茶の産地としては、静岡が産出額(生葉と荒茶の計)が703億円と全国の4割以上を占め第1位である。第2位が鹿児島県であり、静岡県の約半分となっている。
第3位は伊勢茶の三重県、第4位は宇治茶の京都府、第5位は八女茶の福岡県となっている。狭山茶の埼玉県は産出額自体はそれほど大きくない。
県全体の農業産出額総額に占める割合を見ると、静岡では27%と基幹的な作物となっていることがうかがわれる。次ぎに京都、三重、鹿児島が10%前後とお茶が需要作物となっている。
ここで荒茶とは、農業者の段階で加工される1次加工農産物を指す。これがさらにお茶屋さん(茶商)によってブレンド、2次加工され、最終製品のお茶として販売される。
全国一の茶商の集積地である静岡では、他産地からも荒茶を購入し、静岡茶として販売していたが、
今では、産地表示の厳格化によって、静岡で栽培されたお茶を使ったもののみが「静岡茶」と表示されるようになった。
http://www.ocha-kagoshima.jp/chakikan/index.html 鹿児島県茶市場のしくみ
http://www.ocha-kagoshima.jp/chakikan/images/g1.gif ↑この図でも「県内指定買受人」と「静岡斡旋所 県外指定買受人」という2つの流れがある。
鹿児島県内流通分を買うべしってことだなあ。