質問案。
東電に伺います。
工程表という名前の計画案ですが、各項目のより詳細な本当の工程表を示してください。
例えば建屋のカバーですが、誰がいつ何を行い、どのタイミングで進捗管理が行われ、いつ何ができると完了なのか
?そのために、どんな機材や人員がいつ用意され、どの工程でどれだけ投入されるのか?詳細設計が完了するのはい
つで、できたものはいつ公開されるのか?リスク要因について、どのような代替案が用意され、並行して進められて
いるのか?
やっていることが何から何まで公開されないと、本当に全力で取り組まれているのか、国民は猜疑心を抱いたままで
すので、よろしくお願いいたします。
東電に伺います。
以前、より多くの資金を投入すれば、事故収拾が速くなるかもしれないと、お答えいただきました。
その後、その可能性がある工程や作業について、再検討は行われましたでしょうか?
行われていないとしたら、それはより早く収拾する必要などないという認識と理解しますがよろしいでしょうか?
これから再検討するとしたら、それはいつで、いつまでにその結果をご報告いただけますでしょうか?
細野さんに伺います。
これまでの状況を考えると、東電には事故収拾の能力が決定的に無いと思われます。
情報の把握・整理の混乱、計算や分析のミス、何度言われても作業員の被曝が管理できず、けが人や病人を出し続け
ています。
炉心状態の把握に何カ月もかかったり、無駄な格納容器冠水を試みたり、対策がことごとく失敗に終わっています。
これは、東電には技術力も、現場統括能力も無いことの証明です。
事故から3カ月も過ぎ、体制の見直しが必要な時期に来ています。
そこで、事故収拾については、東芝日立などから幹事会社を決めてメーカーに責任を持たせ、東電はその下請けとな
る組織にするのが良いかと思います。メーカーが事故対応の責任を持ち、東電はその費用の責任を持てばよいのです
。
こうすることで、事故対応が大幅に改善され、早期の収拾も可能になると思いますが、いかがお考えになりますでし
ょうか?