福島第一・二原発事故 技術的考察スレ25

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385名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)
熱放射の計算をしてみると、核燃料の表面積が1平米でも2千kWの熱量だと2100℃に
しかならない。100トンの核燃料が丸い穴に溶けて固まっていると仮定しても、
その表面積は4平米はあり1500℃の表面温度に留まる、内部温度を考慮しても
2700℃で溶ける二酸化ウランは既に固まっている。実際には扁平に広がって
いて温度も1000℃以下になるだろう、水で冷やす理由のひとつは消える。

核燃料の温度は臨界条件とは無関係だ、もし再臨界の可能性があるのなら、
冷やそうが時間が経過しようが再臨界の可能性は消えない、水で冷やした
からといて条件が変わる訳でもない。むしろ、水があると中性子が減速し
て臨界しやすくなる、再臨界の可能性も水で冷やす理由から消えてしまう。

高温で核燃料の揮発性の核種が蒸発するが、温度の一番高かったのは圧力容器の
底に核燃料が集まっていた時期のはず、その時に既に大多数は蒸発していて、
今は放置しても当時より温度も下がり蒸発する量は少ない。これも水で冷やす
理由から消える。むしろ、水で冷やすと核燃料が溶けて水を汚染し、
その水は漏れて海に流れ出す。

今まで受けた反論はこの3種だけ、いずれも水で冷やす理由から外れている、
ここの皆さんも、誰かがそう言ったからと鵜呑みにせず自ら検証願いたい。

東電や政府や専門家が今までにどれだけ我々を欺いたかを考えれば、冷温停止と
いって水で冷やす処置が、とんでもない悪意と無知蒙昧に思えるはずだ。
冷やすと言っても、それは数ヶ月で終わるのでなく数年の話になる、
その間汚染は止まらない、金は無制限に浪費され復興など夢のまた夢になる。