その3。
>>332 >R/Bの上部構造だけについての俺(一級建築士)的見解。
いゃあ〜、本職さんの 登場ですか!… 恥ずかしいな〜。
>GE設計なので爆発を想定している等の書き込みがあったが、もしそうならこんなに綺麗に残ったりしない。
成る程、では 「爆発を想定している綺麗に残らない」と いうのは
どういう目的で どのように変化するのか 是非、教えて頂けると幸いです。
ご高説 願えませんか?
私の説は
>>76 と 福島第一・二原発事故 技術的考察スレ20 #619 です。
因みに 爆発想定型の設計 とは言っても、GEは 特別な設計をしているわけではなく、
過去の戦争や事故から得た教訓で 「このタイプは 爆発事故に有利」 程度の 認識なんだと 思っています。
つまり、先人の知恵の踏襲です。
>爆発エネルギーが比較的弱い外壁部から抜けた際、
>膨張した上部主要構造部に引っ張られる形で 大梁固定ボルトが破断し真下に落下したと思われる。
私の拙い説明を 如何にも 専門家的に 表現すると 同じ意味で 考えていました。
ただ、建設時に リフトアップ工法 とか 採用されて そのような構造に なったと推理しています。
>最も弱い屋根床版が吹き飛んだが、所謂“固い”構造だったお陰で爆発エネルギーが抜けるところが無く
>周囲の破壊も凄まじいものとなってしまったと思われる。
見事な解説に 恐れ入りました、ただ…
>柱、梁、外壁の主要構造部はRC造、若しくはSRC造。
SRC造に 対する考察には 相違が出たようです。
>>403 >3_9.jpgは恐らく非常開放用のパネル部(名前なんて言ったか忘れた)ではないだろうか。
前スレで 「ブローアウトパネル」という 情報を 入れてくれた人が居ました。
>#4
>じつは俺的にここが一番不可解。
現在爆発の燃焼薬が 燃料プール起源の水素なのか疑問視されているため
そこの部分は解りませんが…
私は #3R/B 側の外壁が 凹み、痛んでいるので
オペレーティングフロアを 燃焼室と 考えた場合、容器の密閉度が 不良だったため。
瞬間的ではない、爆発的燃焼を生じて 不思議な破損状態になったと 考えていますが
爆発や燃焼の専門的知識不足から この有効な説明ができません。
>>322 >前のスレで建築屋が3号炉建屋の天井は、鉄筋を組んでコンクリートを
>流した構造だって言っていたのを、真に受けているだけなんだワ。
その方は 断熱層 の 軽量コンクリート の 説明を したのだと思います。
それき 強度的に 構造材として 組み込まれてませんから 厳密な分類では
RC造(鉄筋コンクリート)とは 勘定に入れない部分なんです。
つづきのおわり。