20ミリシーベルトは避難範囲を広げたくないためか?
福島県内の多くの小中学校に通う児童が、年間10ミリシーベルトを超える被ばくが予想される。
21日、福島老朽原発を考える会を中心とし、文部科学省が児童の放射線許容量を年間20ミリシーベルトとしたことについて撤回を求め、交渉が行われた。
出席した文部科学省及び内閣府原子力安全委員会の担当者は、ほぼ全ての質問に対して回答することができず、子どもの安全基準の根拠が不透明であり、適切なプロセスがとられていない可能性があることが明らかとなった。
交渉に出席したのは、文部科学省のスポーツ青少年局学校健康教育課や原子力安全委員会事務局等の係長クラス4名。
主催者側から「20ミリシーベルトが、放射線管理区域よりはるかに上回るレベルであることを理解しているか」との質問に対し、文部科学省は「個人的に放射線管理区域は存じていない」と回答した。
また、20ミリシーベルトという安全基準を誰が決めたのかとの質問に対し、内閣府原子力安全委員会の事務局担当者は、19日に内閣府原子力安全委員会が「問題なし」と決定し、助言したと回答。
しかし、5人の委員が会合を開いた事実はなく、また議事録も見たことがないという。
結局国は、「管理区域の線量レベルが年間 5ミリシーベルトであり、労働基準法上18歳以下は働くことができないこと」また、「20ミリシーベルトは原発労働者が白血病になった際、労災認定されるレベルであること」等を知らずに基準を設定していたことになる。
さらに、国の設定した20ミリシーベルトには食物などや土ホコリ等を原因とする内部被ばくは含まれてないことも判明した。
http://www.youtube.com/watch?v=jnOD55uLA7c http://www.youtube.com/watch?v=DUhlamqSQXg
【ソース】
書籍:Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment
【情報1】:チェルノブイリ原発事故の影響での死者数推定値
-------------------------------------------------------------------------
TABLE 7.11. Number of Additional Deaths in Belarus, Ukraine, and the European Part of Russia, 1990-2004, that Can Be Attributed to the Chernobyl Catastrophe (Khudoley et al., 2006)
(チェルノブイリ災害に起因する、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアのヨーロッパ地域における1990年から2004年までの追加死者数。)
-------------------------------------------------------------------------
Region/Country (地域)
European Russia Belarus Ukraine Total
(ヨーロッパロシア※1) (ベラルーシ) (ウクライナ) (合計)
-------------------------------------------------------------------------
Population living in highly contaminated territories (高濃度汚染地域の人口)
1,789,000 1,571,000 2,290,000 5,650,000
-------------------------------------------------------------------------
Number of additional deaths (追加死者数)
67,000 59,000 86,000 212,000
-------------------------------------------------------------------------
※1:ロシア連邦のうち、ヨーロッパに属する地域。ウラル山脈から西をいう。欧露。
【情報2】:上記推定値および書籍内で死者数の算出に使われているリスクファクター
高濃度汚染地域(上記) 34人 / 1000人
40kBq/m^2以上の地域 17人 / 1000人
40kBq/m^2以下のすべての地域 1.7人 / 1000人
個人的にはこのリスクファクターは大きすぎる気もしますが、そのまま貼っておきます。
まだ読みかけなので、妥当性については検討中。
あ・・・タブ消えちゃうんだ・・・せっかくきれいに表にしたのに・・・
悔しいので書き直しだ
【ソース】
書籍:Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment
【情報1】:チェルノブイリ原発事故の影響での死者数推定値
-------------------------------------------------------------------------
TABLE 7.11. Number of Additional Deaths in Belarus, Ukraine, and the European Part of Russia, 1990-2004, that Can Be Attributed to the Chernobyl Catastrophe (Khudoley et al., 2006)
(チェルノブイリ災害に起因する、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアのヨーロッパ地域における1990年から2004年までの追加死者数。)
-------------------------------------------------------------------------
Region/Country (地域)
European Russia Belarus Ukraine Total
(ヨーロッパロシア※1) (ベラルーシ) (ウクライナ) (合計)
-------------------------------------------------------------------------
Population living in highly contaminated territories (高濃度汚染地域の人口)
1,789,000 1,571,000 2,290,000 5,650,000
-------------------------------------------------------------------------
Number of additional deaths (追加死者数)
67,000 59,000 86,000 212,000
-------------------------------------------------------------------------
※1:ロシア連邦のうち、ヨーロッパに属する地域。ウラル山脈から西をいう。欧露。
【情報2】:上記推定値および書籍内で死者数の算出に使われているリスクファクター
高濃度汚染地域(上記) 34人 / 1000人
40kBq/m^2以上の地域 17人 / 1000人
40kBq/m^2以下のすべての地域 1.7人 / 1000人
>>6わざわざ洋書購入してまで乙です。
【ソース】
書籍:Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment
===========================================================================
【情報1】:チェルノブイリ原発事故の影響での死者数推定値
---------------------------------------------------------------------------
TABLE 7.11. Number of Additional Deaths
in Belarus, Ukraine, and the European Part of Russia, 1990-2004,
that Can Be Attributed to the Chernobyl Catastrophe (Khudoley et al., 2006)
チェルノブイリ災害に起因するベラルーシ、ウクライナ、ロシアのヨーロッパ地域での'90-'04の追加死者数
---------------------------------------------------------------------------
Region/Country (地域)-─────┬─────┬─────┐
European Russia .| Belarus | Ukraine │Total │
ヨーロッパロシア※1 │ベラルーシ .| ウクライナ .│合計 .|
─────────┼─────┼─────┼─────┤
Population living in highly contaminated territories (高濃度汚染地域の人口)
1,789,000 |. 1,571,000 | 2,290,000 |. 5,650,000 |
─────────┼─────┼─────┼─────┤
Number of additional deaths (追加死者数) | |
67,000 |. 59,000 |. 86,000 | 212,000 |
─────────┴─────┴─────┴─────┘
※1:ロシア連邦のうち、ヨーロッパに属する地域。ウラル山脈から西をいう。欧露。
===========================================================================
【情報2】:上記推定値および書籍内で死者数の算出に使われているリスクファクター
---------------------------------------------------------------------------
高濃度汚染地域(上記) 34 人 / 1000人
40kBq/m^2以上の地域 17 人 / 1000人
40kBq/m^2以下のすべての地域 1.7人 / 1000人
---------------------------------------------------------------------------
>>11 あ・・・タダでダウンロード出来たんだ。リンクthanks!
ちょっと損したけど、まいっか、Kindle版で$4.99だったから脊髄反射でぽちってしもたw
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。(東京都):2011/04/23(土) 11:29:28.97 ID:oKJtQg2k0
>>13 4000人の数字は甲状腺がん発症数だが、
そのうち死亡したのは9人で、生存率は99%
>>13 がんを発症したり、がんで死んだりしなかっただけで健康に生活している証明にはなってない
ベラルーシで5年半医療活動をしてた松本市長 菅谷昭氏の話が一番参考になるんじゃないかと思う
>>15 う〜むそのぐらいでは火力発電とかの方が大気汚染やプラント事故で危険という論理を否定できないね…
経験論ではなく、ある程度学術的統計的な推定で、国際的に無視できないレベルでないとな…
>>14 WHOの4000人とか9000人て、全部甲状腺がんの話か。しかも発症数?
チェルノブイリの放射線によって死んだのが15人というのは、じゃぁ、一応認められた話なのか。
>>17 チェルノブイリフォーラム(2005)での事故による総死者数4000人と
小児甲状腺ガン総死者数4000人で話が混乱してる。
ttp://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/tyt2004/imanaka-2.pdf チェルノブイリ・フォーラム(2005)による総死者 4000 人の内訳
◯これまでに確認された死者: 小計 約 60人
・放射線急性性障害 134人のうちの死亡・・・・28人
・急性障害回復者 106人のその後の死亡・・・・19人
・小児甲状腺ガン約 4000 人のうちの死亡・・・・9人
◯ガン死者: 小計 3940 人
・1986-87 年のリクビダートル(事故処理作業者) 20万人から・・2200 人
・事故直後 30km圏避難民 11.6万人から・・・・140 人
・高汚染地域居住者 27万人から・・・・・・・1600 人
総計: 4000 人
> WHO の 9000 件は、フォーラムの 4000 件に、汚染地域住民 680万人
>(平均被曝量7ミリシーベルト)に対する 5000 件を加えたものである
>>18 なるほど。
4/15の官邸発表文書では甲状腺がん死者数を15人としているが
これは、もっと新しい資料によるものだろう。
チェルノブイリ事故との比較
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html チェルノブイリフォーラムのがん死者約4000名は、今後がんで死ぬだろう見込みも含めているのか。
(すでに相当数亡くなっているとは思うが)
それにしても、甲状腺がん以外の一切について「健康には影響は認められない。」とする
官邸文書は、少なくともこのチェルノブイリフォーラムの結論を否定しているよね。
それと1.の28人の死も、一読すると放射線被害と関係ないと言ってるように思える。奇妙な文章だ。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。(catv?):2011/04/23(土) 19:42:37.96 ID:TQcSu+UE0
>>1 単純に線量で健康被害を云々しようとするのはどうかな?
問題は自然放射線核種と人工放射線核種の違いにある
前者は、もとから自然界にあるもので、長い進化の歴史の中で、
人間を含めた多くの生物が、それを体外に排出したり無害化するなどの「適応」をしてきた
それに対し後者は、つい最近人工的に作り出したもので生物の「適応」がなされておらず、
体内に蓄積していってしまう・・・
だから、おなじベクレル値でも、ブラジルだと健康被害はでずに、
チェルノブイリから遠く離れた地点の村では健康被害が続出するわけだ
・・・ちょっと紙媒体じゃないソース探してくる
>>21 前にダウンロードしてた奴のサマリー部分だけ読んだけど、
確かに官邸文書と同様のことが書いてあった。
IAEAやWHOを含むチェルノブイリフォーラムでなく、国連科学委員会の文書を
恣意的に選んだんだろうな。
こちらの日本語が同じ内容のようだ。
http://www.rist.or.jp/atomica/index.html ただしがきとして、次のようにある。
>大部分の固形ガンに対しては、潜伏期間が、白血病及び甲状腺ガンより長く−
>10〜15年以上−事故の放射線学的影響を完全に評価するには早すぎる。
>・勧告
> 事故に帰せられるガン発生の増加に関して、明白なデータは無いけれども、
>ガンの発生の増加が報告されている。従って、ARS生存者について心・血管病
>検査を含む、検診、幼児期に被ばくした成人の甲状腺ガン・スクリーニング等の
>調査と研究を続ける必要がある。
「健康への影響は今のところ明確ではないが、今後も研究する必要がある」ということだ。
それにしても、
「、多くの研究は方法論的限界を持ち、統計的力に欠けている。それ故、現在、
甲状腺ガンを除く、白血病とガンの発生が、汚染地区の子供、胎児期に被ばくした
人々、成人居住者に増加しているという確信できる証拠は無い。」
という一文も気になる。そういう研究がたくさんあるということだからだ。
官邸文書に、日本語訳へのリンク先をつけなかったのは、
そういう部分を読んで欲しくなかったからでは
と勘繰りたくなる。
原発の近くに住んでいる5歳未満の子供の全小児がん、小児白血病の発症率が他と比べて高く
小児がんは発症率が1.61倍、小児白血病は2.19倍に
2007年12月、ドイツの環境省(連邦環境・自然保護・原子力安全省)とドイツ連邦放射線防護庁は
Kikk-Studie、『Epidemiologische Studie zu Kinderkrebs in der Umgebung von Kernkraftwerken 』
(原発付近における子供の癌発症に関する疫学的研究)の成果を公表した。
この調査は2003年から2007年までの間で行われ、1980年1月1日から2003年12月31日までの期間内の
16原発立地地点(22基の原子力発電所を含む)の周辺が対象となっている。
原発推進、反対の両者が関わり、マインツ大学の医学的生物学的測定科、伝染病の調査科と情報科の3つの学部と、
kinderkrebsregister(子どものガン登録所)が行った。
ドイツの核施設周辺での許容量は0.3ミリシーベルト/年。実際の汚染はこれよりも低い。
5 km 周辺の50才の人は、0.00009から0.0003200ミリシーベルトの間であった。
5歳以下の子どもが小児白血病を発症する危険性について、居住地と原子力発電所立地地点の
距離が近いほど増加することを初めて科学的に立証した。報告を検討した外部検討委員会は、
「研究は科学的検証に耐えうる現時点で世界的に通用する手法で行われた包括的な調査である」と評価している。
南ドイツ新聞によれば、
なぜ、幼児が原発周辺でガンにかかるのかは誰も理解できない。
科学者たちが言うには、これは、周辺住民の公式の放射線許容量の何千分の1のレベルであり、
しかも、飛行機に乗ってあびる量よりも又、レントゲン照射の量よりも低く、
さらには、地球上の自然界の放射線レベルと比べてもずっと低いのに、なぜ、このような結果になるのかは、ほぼ説明がつかない。
http://www.priee.org/modules/pico2/index.php?content_id=12 http://cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=122 Bundesamt fur Strahlenschutz (ドイツ連邦放射線防護庁)
http://www.bfs.de/
>>26 すまん。引用はUNSCEAR2008 Report annex Dではなかった。
サマリーはこんな感じ。
・非常に大量に被曝した作業者28名は放射線障害でなくなった。
・19名は2006年までに亡くなったが放射線との関連は不明
・数十万の作業者は、大量被爆者に若干白血病と白内障が増えた気配があったが、それ以外は健康に影響なし
・汚染ミルクのせいで6000人が甲状腺がんを発症、2005年までに15名が死亡
・その他には、健康被害を示す明確な証拠はない。
4000人、9000人、16000人というのは推定値なんだな。よく「死者数」とされるから勘違いしていた。
で、結局何人が放射線被害による病気で死んだのかは、因果関係は今でもわからないんだな。
原子力擁護派が世界を誤った方向へ導く
by ヘレン カルディコット
核のない地球を目指すヘレン・カルディコット財団 代表
『Nuclear Power is Not the Answer(原子力は答えではない)』著者
ttp://ourworld.unu.edu/jp/how-nuclear-apologists-mislead-the-world-over-radiation/ 3)
世界保健機関(WHO)が2005年に発表した報告書は、
チェルノブイリの事故が直接の原因で死亡した人はわずか43人としており、
それ以外に4000人がガンで死亡したと推定している。
一方、ニューヨーク科学アカデミーが発表した2009年の報告書
「 Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment 」
(チェルノブイリ:大災害が人々と環境へ与えた影響)
は全く異なる結論を導いている。
報告書の著者である3人の科学者、
アレクセイ・V. ヤブロコフ氏、ワシリー・B. ネステレンコ氏、アレクセイ・V. ネステレンコ氏は、
過去20年間にスラブ語系の言語で書かれた発行物に収録された
チェルノブイリ事故の影響に関する何百本もの科学的な記事を編集し、翻訳した。
彼らはチェルノブイリの炉心溶解事故による死者数を約98万人と推定している。
モンビオ氏は この報告書を無価値として退けている。しかしその行為、
すなわち人間の健康と環境への大規模で顕著な影響を示す証拠となる
何百もの研究を集めた論文のすべてを無視し侮辱することは、傲慢で無責任だ。
科学者なら、例えば個人的推測の信頼区間に関して議論することができるし、またそうすべきだ。
しかし、報告書のすべてをゴミ箱に葬り去るような行為は恥ずべきである。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。(福岡県):2011/04/24(日) 10:22:45.13 ID:xa7sh//30
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。(東京都):2011/04/24(日) 22:49:31.44 ID:AQYag3Il0
放射線のがんリスク、100ミリシーベルトで受動喫煙なみ
2011/4/24 19:36 日経新聞電子版(要登録)
ttp://s.nikkei.com/f6KNgC 放射線を健康に影響が出るとされる100ミリシーベルト程度浴びた場合でも、
がんの発生するリスクは受動喫煙や野菜不足並みにとどまるとの主張。
国立がん研究センター、津金昌一郎・予防研究部長ら。
放射線と生活習慣の発がんリスクの比較
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
受動喫煙の女性 1.02〜1.03倍
──────────────────
野菜不足 1.06倍
──────────────────
※100〜200mSvを浴びる 1.08倍
──────────────────
塩分の取りすぎ 1.11〜1.15倍
──────────────────
※200〜500mSvを浴びる 1.16倍
──────────────────
運動不足 1.15〜1.19倍
──────────────────
肥満 1.22倍
──────────────────
※1〜2Svを浴びる. 1.4倍
毎日2合以上の飲酒
──────────────────
※2Sv以上浴びる. 1.6倍
喫煙
毎日3合以上の飲酒
──────────────────
※は放射線
夢でも見ているのだろうかwwwwwww
>>1のICRPモデルだと、だいたいそれくらい
公衆衛生ってなんだろう
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。(catv?):2011/04/24(日) 23:26:45.79 ID:1wNQ7ViV0
この手の疫学的統計はさじ加減ひとつで
なんとでも言えてしまうというのが常識なんだが…
というのはエンドポイントや時間尺度が違うと
黒も白いと言えてしまう
そもそも
運動不足というあいまいな条件は独立因子と言えるのか
また被爆は1回なのか継続なのか
被爆後どの時間経過のデータなのか
つまり"ただちに健康への影響はない"という有名なレトリックと同じで
アスベストだって吸入後3年をとれば受動喫煙の女性並みの発がんリスク
になってしまう
原発と日本の医療の問題はじつによく似ている
薬害エイズ、B型肝炎問題しかり
国際的に遅れた日本の医療の現場研究者のそれも国際的な査読も
受けていない発表レベルならあまり信ぴょう性はないと見た方がいいと思う
いやさ、雑談ぽくて悪いんだけど、
どうとでも言える、だけでは、これらを根拠に、
基準値上げる〜の補償しない〜の原発マンセ〜の
みすみすされちゃうんですけど…
WHOや日本の東大系データはダメなんだって
エリートどもに待ったをかけるパワーの研究は
まじで無いの?
>>32 16.
* yeelee
* 2011年04月26日 18:18
蛇足ですが、冷戦時代の秘密主義や東電の隠蔽体質に悪印象を持つ人にとって、残念ながら、東大学閥が発表したというだけで疑ってかかる姿勢になっています。
先日日経新聞電子版で出た、被曝量と飲酒量の相対リスク比較の記事(
http://s.nikkei.com/f6KNgC )を見ると、
「毎日3合以上の飲酒」「喫煙」が、「2Svの被曝」と同じリスクと表に書かれています。
ところが、毎日3合以上の飲酒は何ヶ月続けた場合なのか、喫煙は一日何本を何ヶ月なのかは読み取れません。
仮に飲酒3合/day×100日なのだとすると、2Svという数字は20mSv/h×100時間と“誤解?”されてしまう、そう懸念したのでしょうか。
こういうデーターの見せ方をされると、人によってはますます信用が難しくなるということを判って欲しい。
2.
* yeelee
* 2011年04月27日 23:21
以下のデータはよく見るとわずかな相関なので参考にならないかもしれませんが、一応こういうのもあるということで参考程度にご覧ください。
チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Lazjuk-J.html セシウム汚染地域と対照地域とも,チェルノブイリ事故後に先天性障害頻度が増加していることは明らかである.
また,セシウム汚染レベルが大きくなるほど,頻度の増加が大きくなっている.
対照地域では50%の増加であるのに対し,15Ci/km2以上の地域は83%の増加である.
対照地域における頻度増加が放射線被曝によるものではないことは確かであろう.
一方,汚染地域では,対照地域を越える増加が,54地区では1%(51−50),17地区での33%(83−50)と汚染レベルに応じて認められている.
われわれの調査結果は,ベラルーシの住民において胎児異常の頻度が増加していることを示している.
それらは,人工流産胎児の形成障害および新生児の先天性障害として現われている.
そうした増加の原因はまだ断定されていない.
しかしながら,胎児障害の頻度と,放射能汚染レベルや平均被曝量との間に認められる相関性,ならびに新たな突然変異が寄与する
先天性障害の増加といったことは,先天性障害頻度の経年変化において,放射線被曝が何らかの影響を与えていることを示している.
10.
* Dr. OK
* 2011年04月28日 14:49
僕は医者ですので、この事にコメントさせてください。
ややこしくて誤解がされやすいですが、yeeleeさんの出された統計は今回の池田先生の話と関係ありません。
先天障害と言っていますが、胎内被曝の話です。
つまりそれは成長する際にする被曝と言う事で、小児が被曝するのと基本的に同じ事を指します。
胎児期に被曝すれば、小児期よりより成長に影響すると言うそれだけです。
だから胎内の発育以前の問題である、染色体異常であるダウン症には影響しない。
先天障害、先天奇形の一部が、遺伝子の異常による遺伝する(可能性のある)障害であります。
遺伝的な異常は池田先生のコメントの通り、性細胞の障害が、世代を経て続くかと言う事で、その事が統計的に否定されている
(恐らく、ごく僅かは上がるのでしょうが、通常の統計の数千数万のマスレベルでは判断できない)と言う事です。
つまりこの事は世代を経ることでしか統計が出来ません。
だからチェルノブイリでの結論はまだ先です。
原爆しか人類に経験が無く、統計のしようが在りません。
池田先生がなぜGeneの訳が遺伝子だと不適切と仰っているのか分かりません。
Geneは遺伝子でその種類は人で3万。
DNAはデオキシリボ核酸で遺伝子の材料。種類はたったの4つ。
遺伝子はそれぞれ数千数万のデオキシリボ核酸で出来ている。
何も誤訳には思えないのですが。
福島原発事故による被曝について
(沢田昭二・名古屋大学名誉教授 物理学)
マスコミ報道の「直ちに問題にはならない」という「しきい値論」
「しきい値」とは5〜10%の人が発症する被曝線量のこと
内部被曝や外部被曝を含めて、現在の報道は「しきい値論」に基づいて、
「何ミリシーベルトだから安全だ」とか、「直ちに問題にはならない」と言っています。
放射線影響は1、2週間後に急性症状が現れ、晩発性障害は何年も経て発症します。
また、放射線影響は急性症状も晩発性障害も放射線影響は個人差と年齢差が大きいことを
踏まえるべきだと思います。
放射線の感受性は個人差が大きいので「この線量以下なので大丈夫」という官房長官、
保安院、マスコミの報道は正しくありません。たとえば、脱毛では0.04シーベルト
(40ミリシーベルト)で0.03%の人が発症し、0.4シーベルト(400ミリシーベルト)で
0.15%の人(10万人被曝すると150人)が発症します。1シーベルトで約1.3%、
1.5シーベルトで5.7%の人が発症します。最近では発症率5〜10%の人が発症する線量を
「しきい値」と呼んでいます。
かつては「しきい値線量」という表現でこの線量以下では症状が一切発症しないという
考え方がありましたが、これは正しくなく、現在では5%ないし10%の人が発症する
被曝線量を「しきい値」と言っています。
>>40 ソースは?
ところで、これはたぶん被爆した期間が短期間の場合ですよね?
1年間で累積40mSv被爆した場合と、1時間で40mSv被爆した場合とでは
その影響は当然違うはずです。
>>41 おっしゃるように、一度に浴びたときと長期間浴びたときでは影響は
異なると考えるのが自然です。
沢田先生の名前で検索してみてください。引用は一部です。
>>43 このスレの決め事として
>>1に以下のように記されていますので、よろしく。
>データの最初の方に必ずソースを明記、リンクをh抜きで記載してください。
「沢田先生」の記事は至る所に掲載されており、また同じ内容でもデータが微妙に異なるので
気になります。
たとえば、以下のような記事もあります。
ttp://www.jsa.gr.jp/pukiwiki/index.php?%CA%FC%BC%CD%C0%FE%C8%EF%C7%F8%CC%E4%C2%EA%A4%CB%A4%C4%A4%A4%A4%C6#g48d8b91 ********************************************************************************************
この正規分布では、低線量の1 シーベルトで脱毛を発症する人は1.37%、2 シーベルトで17.2%、
3 シーベルトで62.3%、5シーベルトで99.8%の発症と100%発症に近づきます。この正規分布では
0 シーベルトで発症率は厳密に0 にならないので、0 に近い極低線量では修正を要します。
被爆者の調査からも、一般的にも極低線量被曝の影響を引出すことは難しいので、正規分布に
もっともらしい修正を行って推定すると、0.3 シーベルト、すなわち、300 ミリシーベルトでは
0.03%〜0.07%、すなわち1 万人が被曝して3 人ないし7 人の人が発症することになります。
しかし、これほどのまれな発症は発見が難しくなると考えられますので、福島原発事故による
被曝影響の検出は、白血球減少症のように発症の検出をしやすいもので早期発見に努めるべきだと
思います。
*********************************************************************************************
>>40の引用データでは、以下のように記載されています。
>たとえば、脱毛では0.04シーベルト(40ミリシーベルト)で0.03%の人が発症し、
>0.4シーベルト(400ミリシーベルト)で0.15%の人(10万人被曝すると150人)が発症します。
どちらが正しいのでしょうか。
>>44 >どちらが正しいのでしょうか。
正しいのはどちらなのか誰にも分かりません。
脱毛を発症する確率分布を直線と仮定するか正規分布(の累積)と仮定するかで
期待値が異なっているのだと思います。
引用文の趣旨は「閾値説をとってはいけない」ということだと思います。
URL は貼りたくても拒否されて貼れないことがあります。
>>45 >URL は貼りたくても拒否されて貼れないことがあります。
失礼しました。それではその旨、一言添えていただければ助かります。
それにしても、この先生のデータは広島・長崎のデータのみに依拠しているのでしょうか。
1シーベルトを「低線量」とはちょっと意外です。
>>46 >広島・長崎のデータのみに依拠しているのでしょうか
広島・長崎の原爆訴訟の証人ですから、その通りだと思います。
>1シーベルトを「低線量」とはちょっと意外
原爆直撃レベルの「高線量」の比較しての「低線量」という表現だと思います。
(参考)
ttp://peacephilosophy. blogspot.com/
2011/
04/
blog-post_20.html
(引用)
図3に示されたように放射線の影響は個人差が大きく,標準的な人が発症しなくても,
放射線感受性の高い人には影響が現れることを無視してはならない.
また,図4に示されたように爆心地から1.2 kmまでは初期放射線による外部被曝が
主要な影響を与えているが,1.2 kmより遠距離では放射性降下物による内部被曝が
主要な影響を与えたことがわかる.
(引用続き)
図5のように被爆者の悪性新生物による死亡率は非被爆者よりも高いにもかかわらず,
全死因による死亡率は男女とも非被爆者より9%低率である.
これは被爆者が年2回の健康診断を国の責任で行ってきたことの反映である5).
このことは,原発作業員など,今回の放射線によって被曝した人びとに対し,
健康管理を国の責任で行う必要性を示している.
(引用終わり)
月刊あれこれ2003年8月号
「JCO臨界事故で失われた家族の団欒」
大泉実成
(引用)
なぜ僕が何年分かの被曝量を足し算して考えているかという
と、放射線で起こる白血病やガンなどの晩発性障害の場合、
一度に被曝しても、何回に分けて被曝しても、総量は同じならば
影響は等しいことがわかっているからだ。これは1927年に
マラー( 米の遺伝学者・この研究でノーベル医学賞受賞)が
ショウジョウバエを使って実験的に証明した。
すなわち、被曝は蓄積するのである。だからこそ、ある線量以下で
あれば被曝してもよいという,しきい値は存在しないことになり、
人間が一年間にここまで浴びてもよいという数値には生物学的な
根拠がないのである。
(引用終わり)
コメント:
今年生まれた子供が1年で10mSv浴びるとしてそれがずっと続けば
10歳になったときには総量100mSv 浴びることになります。
(引用続き)
ところが、そういう結論を出されると原子力産業は推進(今となっては廃棄処理)に不都合なので
「ショウジョウバエと人間じゃあ系統発生的に離れすぎてるじゃねえか」という問題を出してきた。
「じゃあマウスでやりましょうか」と実験したのが、野村大成(大阪大学)という研究者で、
結果は全く同じ。奇形や腫ようの発生率は放射線量に比例して増加し、一度に被曝させても
分割して被曝させても総量が同じなら影響は等しかった。
実験レポートなどを紹介しているとすんなりと「奇形」なんて言葉が出てくるのでギクリとする。
しかしそれで思い出した。今回の裁判は七四歳の父と六三歳の母が放射線被曝について争うため
すっかり忘れていたが、もう一つ、被爆は自分の子供や孫にまで深刻な影響を与えるのである。
「遺伝的影響」というものである。これもまた、マラーと野村大成の実験で証明されている。
臨界事故が起きた時、当時の科学技術庁の職員が「影響はない」ということを言うために
パンフレット片手に東海村を走り回っていたことがあった。そのパンフの中に
「影響は人間では確認されていません」という不思議な一文があり、その頃まだ何も知らなかった
僕は「変な文章だな」と思うだけで、いつの間にかその職員に丸めこまれてしまっていた。
今考えると、それは「ショウジョウバエやマウスでは確認されている」ということだったのである。
ああまったく想い出すだけで腹が立つ。
(引用終わり)
>>50 放射線の「遺伝的影響」は動物ではなく人において証明されているのでしょうか。
これに関しては、以下のような報告があります。
ttp://www.rea.or.jp/wakaruhon/honbun/No08honbun.pdf **********************************************************
広島・長崎の調査結果
親の世代が受けた放射線が原因で、その人の子どもに遺伝的障害
が起きるのでしょうか。これについては、広島・長崎の原爆被ばく
者の子ども、いわゆる被ばく二世の人たちについて行われた大規模
な調査があります。
原爆被ばく者から生まれた子どもについて、流産、死産、奇形、
がん、染色体異常、小児死亡、血清タンパクの異常などの有無、あ
るとすればどのくらいの率で起きるかを調べたのです。
結論からいうと、調べられた限りでは被ばく二世に放射線の影響
と思われるものはみられなかったのです。
*********************************************************
いずれにしても、「遺伝的影響」の有無についは、きわめて慎重に
取り扱われるべきだろうと思います。
>>51 > いずれにしても、「遺伝的影響」の有無についは、きわめて慎重に
> 取り扱われるべきだろうと思います。
>
花粉症ってありますよね。
同じ花粉量でも、ある人にとっては大丈夫なんだけど、花粉症を持っている人には
とってもつらい。感受性の強弱は統計的な有意差として出てきにくいんじゃないか
と思います。(これは素人の私の意見)
被爆二世三世の問題は、被爆者差別と絡んでデリケートな問題と認識しています。
科学じゃない要素が入ってくる。
>低線量の1 シーベルト
もしもし?
参考資料:
低線量放射線被曝とその発ガンリスク/今中哲二/京都大学(原子力工学)
ttp://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/kagaku050711.pdf 以下、一部引用
***********************************************************************
NLT モデルは過大な見積もりを与えるとしているのは、少量の放射線被曝には
発ガン効果がないという「しきい値説」(図2)である。生物は進化の過程で、
放射線や活性酸素といった「毒物」によるDNA損傷に対して修復機能を備える
ようになっている。少量の放射線被曝による損傷はすべて修復されて健康被害
には至らないので、NLTモデルを用いて低線量被曝のリスクを評価すると大幅な
過大評価になるという主張である(6)。中国の高自然放射線地域住民の疫学調査で
ガン増加が認められていないことやチェルノブイリ事故高汚染地域で白血病の
増加が報告されていないことなどが「しきい値説」を支持するデータとなって
いる。Yahoo検索でヒットした専門家の見解の多くは、このしきい値モデルか
それに近いモデルに賛同している。しきい値説からもっと踏み込んで、低線量
放射線被曝は免疫機能を活性化させるなど、ホルモンのように健康にとってよい
影響をもたらすという「ホルミシス効果」も提唱されている。
一方、欧州放射線リスク委員会(ECRR)2003年報告(7)は、低線量被曝のリスクを
小さめに見積もっているとして ICRP を批判している。ECRRは、線量・効果関係
が極低線量でいったん極大値を示すという「2相(Biphasic)モデル」(図2)
を提唱するとともに、ウランやストロンチウムといった核種の内部被曝はICRPの
評価より300〜1000倍危険であると主張している。英国セラフィールド再処理工場、
フランスのラアーグ再処理工場、ドイツのクリュンメル原発周辺などで観察され
ている小児白血病の増加がECRRのモデルで説明できるとしているが、そのモデルを
実証するデータが十分に示されているとは言い難い。
*************************************************************************
酒やタバコは放射線より恐い/池田信夫ブログ (
>>32の表についての肯定記事)
ttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51703648.html コメント14. * teraraum * 2011年05月01日 16:50
内科開業医です。
池田先生のブログは、大変勉強になり拝読しています。
しかし、今回のご意見は大変粗雑な印象を持ちます。
20数年医療に携わり、患者さん達の健康情報番組のデタラメ情報に翻弄される姿を目の当たりにしてきました。
しかし、現在の医療レベルを鑑みると(一流医学雑誌でも横行する薬物データのインチキ等)、インチキ情報にひっかる人々を笑えることは出来ません。
また、時に患者さんの、何か尋常ではない、という感覚が検査データより病状の潜在を物語ることも多く経験します。
専門家、或いは科学データとやらより、素人の勘が優れていることもありえます。
国立がんセンターの発ガン性データの単純比較は、あまりに曖昧で(例えば臓器別ではありません)、原発ど素人の勘からいっても腑に落ちません。
すでに何人かの方のコメントと重複しますが、福島原発付近で住むことより、煙草とアルコールを選びますね、私は。
メディアのバイアスを批判されますが、今回はタイトル自体、メディアっぽいです。
コメント19. * yeelee * 2011年05月01日 23:36
2度目になりますが、もう一度書きます。
この表は、「毎日3合以上の飲酒」「喫煙」が、「2Svの被曝」と同じリスクと表に書かれています。
ところがそれは何ヶ月飲んだ場合なのか、一日何本を何ヶ月吸った場合なのかは読み取れません。
統計で嘘をつく法、反社会学講座などの書は、データの見せ方でいくらでも恣意的に結論を変えることが出来ると書いています。
ネットでも結論ありきが見え透いたグラフが笑い話として取り上げられたりしています。この表には、そんな匂いを感じてしまうのです。
仮に飲酒3合/day×1000日なのだとしてみます。
すると、2Svという数字は、LNT仮説を採用するなら、84μSv/h×1000日と等価になってしまいます。
20年なら11.4μSv/hになってしまいます。
LNT仮説とは何と不都合な説なのでしょう!
LNT説もしきい値説もホルミシス説も仮説です。
どれも仮説に過ぎない以上、予防原則またはミニマックス法により、最も慎重な説に基づいてトレードオフすることが個人にとって最適戦略です。
確かにタバコも酒も有害ですが“放射性物質も”控えるだけのことです。
アンチエイジングとやらに出費するぐらいの人なら、北関東以外の食材にちょっと多めに出費しても満足に違いありません。
他人に勧めても自分の子供にだけは食べさせないのは、残念ながら合理的です。
そしてそれは市場に反映され、緩すぎたり不誠実な手順で出荷された飲食物は、そうでないモノも巻き添えにして、売れなくなります。
その現象・現実をありのままに受け入れられないと、その現象を「風評」被害だと憤ることになります。
ですから大事なのは、自称ジャーナリストと同じレベルに堕して情報操作合戦することではなく、誰もが中立と納得する機関により科学的医学的真実に決着をつけることです。
それまでの間は、慎重説を採用した予防原則が各個人にとっての最適戦略です。
コメント29. * teraraum * 2011年05月03日 22:31
あまりに杜撰な比較表。
二回目の投稿です。私の初回の投稿と、また他の多くの方がコメントされてることと内容は重複し恐縮ですが、日経新聞の記事に掲載された比較表は意味がありません。
比較できないものを比較したかのようにみせてるからです。1.母集団が違うこと。
2.臓器別のデータではないこと。等々・・・。
きちんと比較しようと思えば、前向きランダム比較試験しかありません。放射線vs.喫煙とかの二群比較。勿論、年齢や他の危険因子をそろえたグループに分けて。
何度も言います。あまりに杜撰な比較表。
よくありますね、こういう手口。
(後略)
>>1 85 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/06(金) 11:53:44.09 ID:t2SW6FdW0
ちょっとだけコメントすると
> (1cSV = 1Sv 当たり)
cSvのcはセンチ(centi)ね。つまり、1cSv=0.01Sv
あと、右側の「相乗(相対)リスク」って書かれてる欄は、相乗リスクじゃなくて、10,000人当りの生涯過剰死亡数だと思う
>>1修正版
検診と放射線 08/11/09
ttp://www14.ocn.ne.jp/~manabe.s/ 表・生涯ガン過剰死亡確率の推定値の比較
(1cSv = 0.01Sv = 10mSv 当たり)
リスクモデル名 発表年 10,000人当り
生涯過剰死亡数
BEIR-III '80 2.3 〜 5.0
GOFMAN '83 38
今中 '86 6.0 〜 20.0
放射線影響研究所 '87 27.5 〜 60.0
UNSCEAR '88 7.0 〜 11.0
BEIR-V '90 8.85
ICRP '90 5
>>1の修正版
>>61の解説
106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/05/07(土) 01:21:56.62 ID:8t1rZOux0
10,000人当たりの過剰死亡数と考えた方が自分の前提知識と合っているので
眞鍋医師の表のソースが分からないので、全部正確には対比できないんだけど・・・
表は、1cSv、つまり10mSv当たりのリスクになってて
まず、ICRPについては、20Svの期待値が1なので、10mSvでは0.0005。つまり、10,000人中5人になります。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09020306/02.gif 1Sv当り10,000人に500人。つまり1cSvでは10,000人中5人
Gofmanは昔読んだ本で1Sv被爆で40%増加って書いてありました。つまり1cSvでは10,000人中40人の計算になります。
38はほぼ一致ってとこですが、発表年度の違いかな?ぐぐればいろいろ出てきますね。例えば、
http://hiroshijp.com/?p=286 "Gofmanさんの評価によれば10人.シーベルト当たり白血病も含めて 4人がガン死することになります
(J.W.Gofman, “Radiation and Human Health”, Sierra Club Books(1981)、
邦訳「人間と放射線」、社会思想社(1991))。"
BEIR-VとUNSCEARは、ここで分かります。
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09020803/03.gif この資料ではBEIR-Vは、0.1Sv10万人被曝で790って値が出てますね。
つまり、10mSvの10,000人で揃えると7.9人。8.85はどこから持ってきた値か分からないけど、まあいい線。
UNSCEARは、同じ資料で1Sv1000人で相乗モデルで70〜110になってます。この部分を採用したんじゃないかと。
これもつまり、10mSvで10,000人に揃えると、7人〜11人。
他はよく知りませんが、まあここまで自分の前提知識と一致してれば、そう判断してもいいかなと。
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。(東京都):2011/05/11(水) 22:14:33.72 ID:5GOHSiTv0
保守age
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。(千葉県):2011/05/11(水) 22:53:08.13 ID:ADCJN76g0
NHK ウクライナでは平均寿命が20年縮みました〜
↑これが日本の今後を語ってるように思えてならないわ
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県):2011/05/12(木) 05:01:46.30 ID:prORCdJ50
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。(関東):2011/05/12(木) 08:05:55.08 ID:PYox0CVsO
癌の原因はタバコより食品添加物や欧米化の食事がダントツと言っている医師がいたが、今思えば放射能の事なのかもしれないな
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。(茨城県):2011/05/12(木) 21:54:55.54 ID:hBd7KHL20
茨城県神栖市知手個人住宅放射線量5/12(ガイガーカウンター)
被曝のリスク/小出裕章氏講演
10[人・Sv]あたりのがん死数
ttp://www.youtube.com/watch?v=w4YYtHnvmcc#t=9m33s LNT 補正(補悪)
モデル 後の値
ICRP 1 0.5
BEIR 2 1
Gofman 4 ×
・10[人・Sv]とは? … 10人×被曝1Sv 、100人×被曝100mSv
・LNTモデル … しきい値なしのグラフが原点から直線である放射線被曝リスクモデル。
・補正(補悪)後の値
同じ10人・Svであっても10000人×1mSvのような低線量被曝の場合は
リスクを低く補正するものとする値。
放射線がん死の年齢依存性
ttp://www.youtube.com/watch?v=w4YYtHnvmcc#t=11m30s 15152
┌┐ 放射線がん死の年齢依存性
││ 1万[人・Sv]あたりのがん死数(白血病は除く)
││┌┐ J.W.Gofman, Radiation and Human Health
││││
││││
││││┌┐
││││││
││││││
││││││
││││││
││││││
││││││┌┐ 全年齢平均
││││││││┌┐┌┐3891 3731人
││││││││││││┌┐..............................................
││││││││││││││┌┐
││││││││││││││││┌┐
││││││││││││││││││┌┐ 49
└┘└┘└┘└┘└┘└┘└┘└┘└┘└┘ ━ ─
0 5 10 15 20 25 30歳. 35 40 45 50 55
10[人・Sv]あたりのがん死数
ttp://www.youtube.com/watch?v=Cg4MNT9dl30#t=0m03s 平均的 子ども
な人
推進派 1 5
Gofman 4 20
基準と予測されるガン死の危険
ttp://www.youtube.com/watch?v=Cg4MNT9dl30#t=0m48s │基準 │被害 │
──┬─────────┼─────┼──────┤
平 │ 一般の人々 │ 1mSv/y │2500人に1人. │
常 ├─────────┼─────┼──────┤
時 │ 放射線業務従事者 │ 20mSv/y │ 125人に1人 │
──┼─────────┼─────┼──────┤
緊 │ 福島事故(労働者) |250mSv/1回│ 10人に1人. │
急 ├─────────┼─────┼──────┤
時 │ 避難指示(子ども含む| 20mSv/y │ 25人に1人. │
──┴─────────┴─────┴──────┘
原子力推進派の危険度を使うなら、被害は 1/4 になる。
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。(東京都):2011/05/15(日) 12:32:47.31 ID:CerZLfo30
【放射能】自然放射線と人工放射線のちがい / 市川定夫氏
ttp://www.youtube.com/watch?v=IV4N63urYjQ 市川定夫氏 微量放射線の遺伝的影響の研究で知られる
1958年京都大学卒、1963年京都大学大学院修了、農学博士。
ナレーション:
原発が放出する放射能を、ことさら自然放射能と比較して見せる。このような比較に意味はあるのだろうか?
講義:
原発を推進する側はいつもこのように書く。〜人工放射線/自然放射線〜
カリウム40といったものが、昔から天然にあったので、全生物は、そういった危険なものは蓄えない、という形で適応している。
生物の進化と適応の過程で遭遇してきたものに対しては、それをくぐり抜けてきたものしか生き残っていないという形で、結果として適応しており、自然の放射性物質を濃縮して蓄えるという生物は一つもいない。
ところがヨウ素。天然のヨウ素はすべて非放射性。放射能の無いヨウ素だから生物は安心して何百万倍も濃縮したし、人間は安心して甲状腺に集めて利用しているわけです。安全だったからそれは優れた性質になり得た。
その安全だった元素に放射性の核種をつくったらダメなんです。
濃縮するものを考えてみると、いままでその元素には放射性がなかった、そういう元素に放射性のものを作ったときに濃縮する。
セシウムも、天然のものは非放射性ですから、入ってきても何も怖いことはない、勝手に入れば良い。
ところが、放射性のセシウムを原子炉が作り出すものだから、ジワジワ蓄えられてしまう。
ストロンチウム90もそうです。天然のストロンチウムは非放射性でカルシウムに性質が似ていてカルシウムのあるところ(骨)にストロンチウムは全部いつでも入って来ます。天然のストロンチウムが入ってきてもいっこうに構わない、非放射性ですから。
ところが原子炉の中で、ストロンチウム90、放射性のストロンチウムを作ると、それが骨の中に入ってしまう。
ストロンチウム90の半減期は28年ですから、0歳のときに骨の中に入ってしまえば、その人は28歳になっても骨の中にまだ半分残っていることになる。中から被曝を与える。
ストロンチウムが入ると、白血病や骨髄腫になりやすいというのは、それなんです。骨に入って至近距離から骨髄に放射線を照射しているわけですから。
これまでその元素に放射性がなかったものに放射性のものを作ったときに、濃縮する。それが人工放射能の濃縮。
天然の放射能に濃縮するものはないというのは適応の結果。
我々が進化と適応の過程で一回も遭遇したことがない、原子力が始まってから初めて出来たものに対して、我々はそういった適応を持っていない。
昔は、人工放射能と自然放射能は同じようなものだと考えられていた時が一時期あった。私もそう習っていたしそう思っていた。
なぜなら、ウランの核分裂の結果できる人工放射性核種も出す放射線はα線かβ線かγ線なんです。天然にある放射線もα線かβ線かγ線なんです。出す放射線は同じなんです。
最終的に生物の細胞に傷をつけるのは放射線ですから、放射線が同じなら人工でも自然でも同じじゃないかと昔は考えていた。
ところがそれは間違っている。挙動の違いがあったわけです。濃縮するかしないかという。
それがわかった後なのに、推進派は今度「人工/自然放射性核種」がダメとなってわざと「人工/自然放射線」へ持っていく…放射線の問題にしていく。
人工の放射線でも例えば医療の放射線を出してきたり、天然に宇宙から飛んできている放射線も、放射線は放射線で皆さん傷つけているんですよ、人工にも自然にも差はありませんよ、と。
放射線を取り上げたら差はありません。ここには差はないんです。
だけど放射線が同じか違うかでは無かったんです。放射線を出す能力を持った放射性核種が、我々の中で蓄積するかしないかの違いなんです。
ナレーション:
・人工放射能は体内に濃縮・蓄積する
・自然放射能は体内に濃縮・蓄積しない
ヨウ素131やセシウム137、ストロンチウム90といった人工放射能(人工放射性核種)は、生体内に濃縮・蓄積し、生物がこれまで適応してきた自然放射能とは比較できない影響を人体に及ぼす。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。(静岡県):2011/05/15(日) 12:37:42.81 ID:qbm/Tb9n0
>>66 ウォッカは以前から浴びるほど飲んでたんだから
そんな急激な寿命低下の原因である訳がない。
チェルノブイリは、その後ソ連崩壊で人々の生活も崩壊したから
余計影響がわかりにくくなってるよな
事故後の平均寿命を見れば一目瞭然だよ。
たった3つ前のレスにも目を通さないとか…
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍):2011/05/21(土) 00:26:41.66 ID:i61OXFK+0
5.20 科学技術特別委員会 自由質疑
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm14504545 元放射線医学総合研究所主任研究官医学博士 崎山比早子氏 29:10頃
「低線量なら体に良いというのはホルミシス効果と一時15年くらい前に言われましたがホルミシスをサポートする科学的データは
ありません。アメリカの科学アカデミー『低線量放射線の生物影響』でもホルミシスをサポートするデータはないと書いてある
東大の医者がネットでホルミシスと叫んでるけれども、まるっきり科学的根拠がありません」
琉球大学名誉教授 矢ヶ崎克馬氏 30:20頃
「低線量云々は外部被曝について言っているんです。微量な放射性元素を体内に入れるだけでも影響があります。
死亡率と線量のグラフで見れば内部被曝は特に低線量まで大きな効果がある。これが世界的に言われています。
そもそもホルミシスは放射線によってDNAの二重螺旋が両方ちょんぎられるというところの話ではなく、
細胞内の水に当たって活性酸素が作られて云々というところどうのと言われていただけです」
原子力安全委員会委員 久住静代 32:12頃
「ホルミシス効果というのは科学的効果がないというのが現在の考え方です」
衆院科学技術特別委員会(5月20日)_3
ttp://www.dailymotion.com/video/xit7hu_yyyyyyyyyyy-5y20y-3_news
元放射線医学総合研究所主任研究官医学博士 崎山比早子氏
・1mSvとは、すべての細胞核に、平均して1本の放射線が通る量
・高線量被曝によるDNA切断は周囲の酵素も巻き込んで非常に複雑な傷になる。
修復機構はあるが、高エネルギーで複雑に切れれば正しく直すことが難しく変異が起きやすい。
・がんの多段階説が定説。がん化には時間がかかる。
・国際放射線防護委員(ICRP)採用の直線説では、1mSvあたりの被曝の確率的影響は1万人に1人が発がん。
元になった広島長崎の被爆者に1/2をかけた値。
・しきい値なし直線説(LNT説)が国際的な合意事項である(BEIRZ,UNSCEAR,ICRP,ECRR)
防護というのは、その前提にたって行わなければならない。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。(栃木県):2011/05/22(日) 22:44:59.15 ID:jpetIZIG0
狂気の沙汰だな
子ども手当を出してみたところで子どもを大事になどしない国だという正体がわかったろ
>>81 茶摘み体験のイベントの後で汚染の程度が分かったんだから仕方ないよ
子供は安心安全の道具かよ
たった1つ前のレスにも目を通さないとか…
67 名無しさん@涙目です。(岐阜県) :2011/05/25(水) 14:07:59.78 ID:E9Z1BG740
フランスのNPO団体ACROの独自調査
ttp://www.acro.eu.org/OCJ_jp アクロ(ACRO)による日本の放射能モニタリング結果
福島県の土壌と水 (2011年3月31日)
高度な濃度の放射能の汚染はチェルノブイリ原発事故と同レべルに値します。
アクロが測定したサンプルの中では、飯舘村前田の農地の土壌から最も高い放射性物質が検出されました。
放射性ヨウ素の値が一番高く、住民を避難させるべきであります。
長期的にみれば、半減期が約30年のセシウム137が最も心配されます。
宮城県の野菜とシイタケ (2011年4月2日)
野菜から検出されたセシウム137の値は基準値の500ベクレル/kgを大幅に上回っています。
日本の土壌と藁 (2011年4月12日~18日)
福島から遠く離れた神戸では汚染は発見されなかった。佐賀(九州)と福井ではセシウム137のみが発見された。セシウム134が同じレベルで発見されないのでこのセシウム137は過去の汚染であることを示している。
福島に近いところでは全てのサンプルは損壊した原発からの降下物による多数の放射性元素により汚染されている。
藁が高い放射能濃度であるのは藁が軽いことによる。一平方メートル当たりで同じ量の降下物による汚染でも、藁は土と比べるとキログラム当たりの汚染では非常に高いものとなる。
前回の福島県からの土のサンプル分析ではヨウ素131が強く出ていた。しかしヨウ素131の半減期は非常に短い(8日間)ので比較的早く消滅する。今回測定されたヨウ素はセシウムと比べ低い。
テルル129mは崩壊して半減期の非常に長いヨウ素129になる。半減期は16百万年である。この核種は原発周辺で注意深く監視する必要がある。
中間的なセシウム137は最もやっかいな核種となるだろう。今回測定された濃度は全て日本政府により決定された米の作付基準であるキログラム当たり5,000ベクレルを下回っている。
1平方メートル当たりのセシウム137のベクレルを計算すれば、福島県の全てのデータはベラルーシでは移住の許可が与えられた185,000ベクレルを上回っている。
宮城県の汚染も極めて高いものである。それは以前に我々が宮城県の野菜で測定した高い汚染と符合する。
>>82 茨城の土壌が危ないことはわかってたはずなのに。
放射線リスクを計算するサイト/横浜国大 松田裕之 公開書簡
ttp://d.hatena.ne.jp/hymatsuda/ Date: Sat, 14 May 2011 15:09:27 +0900
3.11東日本大震災から2ヶ月経過し、かなりデータも蓄積されてきました。
事故直後にはデータがなく、「基準値ぎりぎりの食品を摂取し続ける」などの前提で
リスクが論じられてきたが、もはやそのような危険な状態にはありません。
また、大気放射線量、土壌中濃度、飲用水や食品中の濃度は生データが公開されています。
そこで、これらを用いて、地域別、個人別のリスクを自ら計算できるようなツールを作ってみました。
内部被曝の評価手法がまだできていません(暫定的に大気からの外部被曝と同じと仮定
【少なからぬ人】が、ECRRのサイトを引用してICRPは過小評価といっていますが、
ECRRというのはEUの公的機関ではないのですね。
ご意見ありましたらよろしくお願いします
>>88 内部被曝を外部被曝より軽く見ている時点でアウト。
チェルノブイリの例では、ホットスポットでもないのに
原発より離れた地域での被爆量が大きかったりもした。
原因は内部被曝。
長期的にはどこに住んでいるかよりも、何を食べているかの方が大きい。
毎日10ベクレルずつ食べているだけで、二年後には1400ベクレルほど
体内に蓄積される。
ECRRでは内部被曝を600倍くらいで計算していたと思うが、
フクイチの事故前の文科省の基準はもっと大きく見積もっていたようだ。
プライム23で民主党の議員が文科省の基準について発言していたが、
0.2μシーベルトの内部被曝が100ミリシーベルトの外部被曝に相当するという。
実際、アルファ線などは10万個の分子を切り刻んでいくという話もあるので
核種によっては内部被曝するかどうかは決定的な差になる。
>>89 > プライム23で民主党の議員が文科省の基準について発言していたが、
> 0.2μシーベルトの内部被曝が100ミリシーベルトの外部被曝に相当するという。
これはありえんw
シーベルトに変換した後に内部被曝と外部被曝で評価を8桁変えるなんて
内部被曝何ベクレルが外部被曝で何シーベルト相当って話ならまだ分かるけど
その番組見てないんだが、誰の発言?
8桁→6桁
>>92 ああ、なるほど毎時→年間なのね
いまは動画はチェックできないけど、後でみてみる。サンクス
60倍なら評価の方法によっては、あり得る差だね。ICRPとECRRじゃヨウ素の実効線量係数が60倍違うし、実効線量係数と甲状腺等価線量も20倍違う
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。(新潟県):2011/06/01(水) 01:39:01.97 ID:T12KBrzw0
何人の子供たちが死ぬことか
日本人
396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[] 投稿日:2011/06/01(水) 00:45:22.55 ID:X5aGxdYz0
ttp://criepi.denken.or.jp/jp/ldrc/information/result/reportL.html ここにいろんなレポート有り
低線量は影響無しって結論ばっかりだけど
398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(宮崎県)[sage] 投稿日:2011/06/01(水) 00:55:52.54 ID:7iNEGtTt0
財団法人 電力中央研究所 原子力技術研究所 放射線安全研究センター
怪しい宗教団体ですか?
402 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(愛知県)[sage] 投稿日:2011/06/01(水) 10:21:52.78 ID:XKsT7rwo0
体の中の0.2マイクロシーベルトの被曝は、
100ミリシーベルトの被曝と同じである ということを文部科学省が資料で発表しています。
ttp://savechild.net/?p=1748 ttp://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d110525_0 これってどういう計算なんだろうか?
文部省の資料らしいけど、どの資料かわかるひといる?
408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(長屋)[sage] 投稿日:2011/06/01(水) 12:30:15.05 ID:SLDlo7TX0
その資料とやらをオレも探してるんだが、さっぱり見つからない
409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/01(水) 12:43:20.60 ID:+pCgNwyc0
誰かチェルノブイリと現在の日本を含む全ての放射性物質の降下量折れ線グラフ持ってないかな?
410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/01(水) 13:27:09.64 ID:1s9u1qQe0
2007年までならこの辺にある
ttp://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/2007Artifi_Radio_report/Chapter5.htm 441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[] 投稿日:2011/06/02(木) 01:35:03.82 ID:wht+JW4z0
多分これのグラフに今回の震災の降下量が一緒に表示されているものだったような気が
「降下した放射性物質の月別推移」こんな感じのタイトルの折れ線グラフ
401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(catv?)[sage] 投稿日:2011/06/01(水) 09:25:51.16 ID:AfHXcLwq0
CNICの実効線量ってECRR寄りなんですかね?
あれで計算したら、何も考えずにご飯食べてたら年間数ミリいっちゃいそうな気がして。
あと呼吸被曝は恐ろしい数字が並んでますが・・・
確か行政の大気浮遊塵調査にはα線核種や、ストロンチウムは含まれてませんよね。
核種によって飛散のしやすさとかあるのかな。。。
414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(空)[sage] 投稿日:2011/06/01(水) 13:44:52.32 ID:SloQMQ7C0
CNICは、独自の実効線量係数は定義してないんじゃないかな
活動自体は真面目だと思うけど、研究組織っていうより市民団体だし
医学面の独自の研究はしてないと思う
最近忙しいので未読リストが溜まっていくばかりだなw
382 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/06/02(木) 14:02:44.92 ID:QEejhSY/0
この前BSでチェルノブイリの森の事やっていた。25年たって、チェルノブイリは野生動物の楽園。
そこで、ネズミとツバメの生態研究していて、ネズミはものすごく元気で異常なし、
ツバメは奇形でまくりで、全滅してないのは、他の地方のツバメが来るからって。
ツバメとネズミの違いはネズミは年に数回子供を生み増やす。事故から40代目以上世代が変わっている。
ツバメは年1回しか生まない。どうやら、ネズミは長期低放射線被爆に体が順応。
ツバメはそれが出来ていない見たいな事言っていた。
ネズミも初代は一度全滅して、他地域からやってきたネズミが放射線に順応。
そこで、人間はネズミかツバメか??
自然の放射能が強い地域は長年かけて、人間も順応しているのでは?
ではフクイチ放射能は???今から40代くらい経ったら、子孫は少しは順応するんじゃない?
397 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 14:38:32.73 ID:40IxjDD50
その番組俺も見たよ
チェルノブイリ爆発で森の生物は一度全滅して、今は外から来た
生き物がその森で暮らしてるんだよね
その中でも未だに渡り鳥のツバメなんかは放射能の影響を受けているってことだが
今のチェルノは線量自体は低くいが、それでも残っている放射能は生物にとってどんな作用をもたらすか
全て解明されてもないし、調査すら限定的なんだよね
なのにこのスレみたいに、一部のデータや学者の比べあいだけして、じゃあ安全だ
もう大丈夫だみたいに言うのは論外だと思う
475 名前:名無しさん@12周年[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 17:57:16.21 ID:/hpTiBAp0
内部被曝の危険だってガラパリの方が高いわけで。
トリウム232の物理的半減期は天文学的に長く(141億年)、体内に摂取されたものの内、
70%は骨に取り込まれ、半減するまで8000日かかる。4%が肝臓で700日、
16%がその他の組織、内蔵で700日、残りの10%が半日で半減する。
吸入時の実効線量係数にしてトリウム232はセシウム137のおよそ3000倍
経口摂取で20倍危険
ここも見てみ
ttp://amino-sangyo.com/free_9_3.html 496 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/06/02(木) 18:58:53.77 ID:BApPnUjT0
効果が低かったら低かったで、最強の兵器である核兵器の質を落とすことにもなるシナ
501 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2011/06/02(木) 19:02:17.35 ID:Z00vp8Dl0
核抑止力には放射能に対する恐怖はどこまで過大であっても損は無いからね
基本的に核大国は放射能の危険性に対してはどこも厳しいスタンス
507 名前:三河農士 ◆R2srkOAYfTmd [] 投稿日:2011/06/02(木) 19:08:39.53 ID:XH3AnQp6O
てゆうか核兵器は怖いよ〜っていう認識を埋め込みたいだけで
実際はそこまで怖くはなかったりしてな。
>>101 低線量被曝の有害性と核兵器の破壊力を比べるのはあんまりだ。
核兵器は爆発力を高めるために原子力を使ってるんだから。
仮に低線量被曝が有害ではなくても、核兵器の兵器としての優位性は何ら変わらない。
劣化ウラン弾は、装甲車などの貫通力が高いわりに、
被曝による人体への影響はないのが売りだった。
癌掲示板..>ラジウム温泉器って・・
http://www.gankeijiban.com/bbs/read/minkan/1168962612 9 名前: 名無しさん@? 投稿日:2007/05/22(火) 08:41
私の家族に癌患者がいます。
放射線療法を受けたおかげで、腫瘍は消滅しなかったものの、だ液が出なくなり、歯がポロポロ抜け始める副作用が出ました。
また、出血すると血が止まりにくくなるので注意が必要とも言われました。
因果関係は不明ですが(高齢ですので無関係かも?)、最近では心臓疾患も出始めました。
温泉療法的な放射線は、放射線療法とはゼロがいくつも付くケタ違いに微弱だと思いますが
どの程度の放射線をどの部分にどの時間浴びれば癌が治るのか?
また、どこまでが安全で、どれ以上が危険なのか?
その根拠はどこにあるのか?
同教授らは,英国では毎年1,100例の死亡がラドンに起因したものと推定。これは肺がん死全体の約3.3%を占めている。
Gray教授らは,英国に比べてラドン濃度の高い国は多いため,今回の知見は他の多くの国々にも当てはまるとしている。
英国の家屋内のラドン濃度は平均21ベクレル(Bq)/m3であるが,EUでは55Bq/m3であることを考慮すると,EU内の肺がん死の約8%,
つまり毎年1万8,000例はラドンによる肺がんで死亡していることが示唆される。
NHKの番組でやっていたが、
低線量の放射線に45日さらしたねずみと、まったく被曝させていないねずみに、
強烈なガンマ線を一瞬当てたところ、
前者にはDNAの損壊がなく、後者にはDNAの損壊があった。
前者は、抗酸化作用が強くなっており、ガンマ線によってできた
フリーラジカルが組織を破壊する前に、フリーラジカルの働きを阻害していたと考えられる。
番組はここまで。
低線量被曝は、その後「高線量被曝」を一瞬受けた場合、その被害を少なくすることができると
考えられる。しかし、低線量被曝を長期に渡って受け続けた場合、おそらく低線量被曝を受けない
グループに比べて寿命は短くなるであろう。
>>107 そう!まさに同じ疑問を持った。
ホルミシス効果をうたう連中は、こういう実験結果をもって効果ありとしてるけど
3段落目の比較をしてから結論出してほしいね。
あと、ねずみだけじゃなぁ。
といっても馬や犬でこんな実験やれと言うのも過酷だが…
テロメアってのがあるだろ。細胞分裂をすればするほど短くなって寿命が縮む。
フリーラジカルを排除する=アポトーシスを促す=細胞分裂を無駄に繰り返す
つまり寿命が短くなる。
だから、ネズミは戦略的に大量に子供生んでなんとでもいけるし、
変なの生まれても親が栄養にしてまた正常なの生むけど
鳥なんて5個も生まないだろ。
人間だったらどうだよ。
ベラルーシみれば一目瞭然ジャン。
日本の未来はベラルーシにあるよ。間違いない。
>>109 テロメア?初めて聞いた。
ネズミが放射能に強いのはそういうわけなのか!?
だから別スレで老化と言ってる人がいたのか。
チェルノブイリのネズミの研究者たちは、当然このテロメアにも思い至っているんだろう?
まったく言及されなかったが。
774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 11:25:31.35 ID:0PdNhkXp0
これは皆読んでるの?
俺、今頃読んでるが必読。
ICRP Publication 111 日本語版ドラフト
http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15092,c,html/15092/20110420-192047.pdf 原子力事故又は放射線緊急事態後における長期汚染地域に移住する人々の防護に対する委員会勧告の適用
775 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(空)[sage] 投稿日:2011/06/09(木) 11:44:32.39 ID:k/y8A0i80
読んでる
日本アイソトープ協会が公開してるのは必読だよね
他にも、
ICRP Publ. 96 - 放射線攻撃時の被ばくに対する公衆の防護
ICRP Publ. 105 - 医療における放射線防護 (←これはアイソトープ協会じゃなくて山下俊一教授の翻訳だけどw)
ICRP Publ. 109 - 緊急時被ばく状況における人々に対する防護
あたりも参考になる
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府):2011/06/14(火) 23:22:13.08 ID:gilLZZby0
114 :
名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府):2011/06/15(水) 00:32:34.79 ID:hi2qSgsV0
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府):2011/06/15(水) 01:33:08.41 ID:hi2qSgsV0
自治体での計測が増えてきたけど、現在数値から過去に遡って、
自分の受けた被曝量を計算するのもこのスレで良いのだろうか。
それとも別スレ立てた方が良いだろうか。
「東京大学環境放射線情報」を問う東大教員有志のページ
ttps://sites.google.com/site/utokyoradiation/home 総長への要請文
ttps://sites.google.com/site/utokyoradiation/home/request 要請の概要
1. 放射線のリスク評価に関して、少なくとも、低線量でもそれに比例したリスクは存在するという
標準的なICRPモデルに基づいた記述とし、「健康に影響はない」と言う断定は避けること。
2. 柏の放射線量が高い理由について、原発由来の放射性物質が主因であると明記すること。
3. 測定中断をしている本郷1と柏1の計測を(頻度を下げても良いので)再開継続すること。
本文より抜粋
I. 放射線の健康への影響について
「環境放射線情報に関するQ&A」のページで、「少々高めの線量率であることは事実ですが、
人体に影響を与えるレベルではなく、健康にはなんら問題はないと考えています。」との記述が
ありますが、その根拠はまったく示されていません。
実際、私達はこの記述は学問的に不適当なものと考えます。放射線の健康への影響については
さまざまな説があり、完全なコンセンサスは専門家の間でも得られていないものと承知しています。
しかし、世界的にも標準的な考え方は、放射線による発がんリスクには放射線量にしきい値はなく、
放射線量に比例してリスクが増加する、と言うもの(LNT仮説:しきい値なし直線仮説)です。
このLNT仮説にも(楽観的・悲観的両方の立場から)批判はありますが、たとえば全米アカデミー
全米研究評議会National Research Council of the National Academies 、BEIRVII報告書でも
各種学説を検討した結果、LNT仮説を支持する結論となっています。放射線防護に関する国際機構
ICRPの勧告も、LNT仮説をベースにしたものです。LNT仮説によれば「これ以下であれば無害」
といえる線量は存在しないので、ICRPも被曝線量はALARA(合理的に達成可能な限り低く)原則に
従ってなるべく下げるべきという立場を取っています。
II. 柏の放射線量が高い理由
「東京大学環境放射線情報」のトップページに「測定地点の近くに天然石材や敷石などがある場合
には、0.3μSv/時に近い値を示す場合もあります。」とのコメントがあります。
(中略)
ある量が大きい原因の 1/4程度に過ぎないものを強調し、3/4を占める要因をおまけ程度に扱う
というのは科学的に誠実な態度とは考えられません。この増加の健康への影響の議論は別にして、
柏キャンパスの放射線量が高いのは、時間変化からも明らかに原発事故の影響が主因です。
(中略)
国民から高い科学的倫理が期待されている東京大学としては、事実をもとにして、柏で計測され
ている高い線量値の主因は原発事故であることを明らかにする記述をするべきものと考えます。
(後略)
「東大学閥は原発マネーに汚染されているから信用ならない」という汚名を返上できるでしょうか見物です。
>>118 とりあえず要請1は受け入れて修正したみたい
>>118 Q3:キャンパス内で測定されている放射線量(空間線量率)は人体への影響はありますか?
A3:事故前より高い空間線量率が測定されています。
従来の疫学的研究では、100mSv(1回または年あたり)以下の被ばく線量の場合、
がん等の人体への確率的影響のリスクは明確ではありません(自然被ばく線量は世界平均で1年間に2.4 mSvです)。
→100mSv(1回または年あたり)以下
そもそも、これ間違っていませんか?
2007のICRP勧告に無いのでは?
>>120 > →100mSv(1回または年あたり)以下
> そもそも、これ間違っていませんか?
> 2007のICRP勧告に無いのでは?
いや、書いてあるよ。付属書Aの(A86)とかに
100mSv以下では人体に悪影響があるかどうか明確でないが、予防原則としてLNT仮設を採用する、ってのがICRPのスタンス
ただ、年当り100mSvについては、微妙。こっちの100は影響が分からない100とは別のはず
>>121 ワンショットは有るけど、/yearは無いよね?
つーか2年で200mSv......どんどん増えて生涯線量が膨大になる。
なんでみんなこの記述を許容しているの?
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区):2011/06/18(土) 17:53:09.97 ID:0X6NQfUc0
「年あたり」っていう訳の間違いじゃないのかな?
「以後特段の被曝をしないことを前提として年100mSvを限度」が正しい訳とか。
世界平均を80年被曝すると総量が192mSvになるから
生涯100mSvと記述するのも無理があるし
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府):2011/06/19(日) 02:42:37.99 ID:ZVjWvbKc0
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府):2011/06/19(日) 06:57:06.13 ID:ZVjWvbKc0
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府):2011/06/19(日) 08:16:35.42 ID:ZVjWvbKc0
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。(関東・甲信越):2011/06/19(日) 08:26:09.67 ID:+6AHsGNCO
100mSvは生涯だよ
261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 21:15:42.86 ID:7v7mKowp0
矢ケ崎克馬『隠された被曝』
ABCCは2q以遠の被爆者を「被曝していない」としてコントロール群を設定し、
原爆症等の確率的判断と称して「原因確率論」を持ちだしてしまいました。
最近、ドイツのフォイエルハーケや渡辺智之らの統計調査では、
ABCCが非被爆者として扱った群が明らかに発がん等の確率が
有意に高いことを示しています。
262 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 22:08:14.60 ID:hbo5W/xk0
でも被爆者の多くは明らかに長寿だからなあ。
263 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 22:10:47.75 ID:eVcUHxTG0
死亡したかどうかだけで考えるからそうなる
271 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(チベット自治区)[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 23:52:29.81 ID:yd441bdT0
本来長寿のものだけが残った(選別された)とも言える。
272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 00:26:31.42 ID:lD7f0qYU0
Inge Schmitz-Feuerhake(ECRR)
初めて放影研が遠距離の被爆者と近距離の被爆者の被爆者どおしを比較したことを論文に書いたのが、
ブレーメン大学のインゲ・シュミツホイルへーケさん、女性で専門は物理学だが放射線の影響の研究をしてきた科学者。
世界的にも評価されている。今ヨーロッパ放射線リスク委員会の会長をやっている。
彼女が初めて1980年代に、放影研の研究が被爆者同士を比べている、当時は、遠距離被爆者は初期放射線を浴びていない、
だから、初期放射線を浴びていない被爆者ともっと初期放射線を受けた被爆者とを比べている。
「これでは、駄目だ」と彼女が初めて遠距離被爆者と入市被爆者(=爆心地から概ね2km圏内に入った人と日本人の平均と比較した。
彼女は、なぜだめであるかを論文に書いた。
本当に被曝していないのは日本人の平均だが、それと被曝していない人とを比べないといけないと指摘した。
ttp://blog.livedoor.jp/tokiko1003/archives/2799595.html
298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(群馬県)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 22:10:41.75 ID:+23eTrzM0
>>でも被爆者の多くは明らかに長寿だからなあ。
沢田昭二さんの話だと、ひばく手帳のお陰ということです。
被爆したということで、人一倍、健康に気を使うようになっているということは考えられるかも。
『被曝していない人よりはガンの発症率は高くなります。しかし、死亡率はむしろ低いんです。
これは、例えば原爆の被爆者の場合は、ひばく手帳があって、チェック頻度があるため、
早期に発見できることがプラスになっているようです。』
内部被曝という問題をどう考えるのかB沢田昭二名誉教授との話
ttp://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/d414b2d24e9197063d9b225652fea931 287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 20:39:08.83 ID:dIRvjQaN0
食品の測定値の検出限界値について、厚生労働省に電話して聞いてみたよ。
Q:食品の検査をしている各検査機関に、検査精度に関する指示、つまり、
定量下限がどの程度以下になるような検査をすべしという指示を出していますか?
A:出しておりません
Q:検査機関によって、定量下限を発表していないところがあり、NDの場合に
最大どの程度の放射性物質が含まれる可能性があるのか分かりません。
各検査機関の検出精度の情報を厚生労働省では把握していますか?
A:定量下限は、検査に使用する機器、検体の量などによって毎回少しづつ異なります。
その個々のケースについては、把握しておりません。
しかし、検査依頼がされている機関は、少なくとも一桁ベクレルの検出精度を持っています。
Q:一部の検査機関では、「50Bq以下」という大きな定量下限も発表されていますが、
これはどのように考えればよいのでしょう?
A:その「50Bq以下」の発表は、検査機関独自の方針として50づつの幅で値を発表すると決めている場合に該当します。
検出下限が50Bqというわけではありません。
Q:正しい定量下限を確認するためには、検査機関へ直接問い合わせることが必要ですか?
A:そうです。厚生労働省では各県の検査結果を取りまとめているだけですので、
県の方では把握しているという可能性もあります。
288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 20:46:50.91 ID:dIRvjQaN0
いま発表資料をざっと見た感じでは、検出下限は以下の通り。
■6/23 長野県農産物
I131 20 Bq Cs134 2.6〜3.7 Bq Cs137 3.0〜4.6 Bq
■6/23 埼玉県農産物
I131 20 Bq Cs 2.1〜3.5 Bq
■6/23 千葉県農産物
ホウレンソウの場合
I131 20 Bq Cs134 4.1 Bq Cs137 4.5 Bq
牛乳の場合
I131 20 Bq Cs134 1.8-2.1 Bq Cs137 2.1-2.2 Bq
※すべて日本食品分析センター
これ見ると、検出下限は、I131で 20 Bq、Cs134, 137は 5 Bq ってとこが妥当なんじゃなかろうか?
300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 22:29:00.92 ID:dIRvjQaN0
なんか遊びで計算してみたら、すごい数字でた
1UVインデックス(弱い紫外線強度)=25mW/m2
「UVインデックスを求めるには」
(
ttp://www.data.kishou.go.jp/obs-env/uvhp/3-41uvindex_define.html)
紫外線はほぼ皮膚で止まるから1m2で1kgと仮定すると、
25mW/m2=25mJ/(m2・秒)=25mSv/秒=90Sv/h
・・・紫外線のエネルギーすげえ・・・間違えてないよね?
電離と非電離ってずいぶん違うんだな
301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(群馬県)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 22:31:49.66 ID:+23eTrzM0
>>でも被爆者の多くは明らかに長寿だからなあ。
アメリカの説明だと、生き残ったのは丈夫な人だけだ、って感じになると思うけど、
それはある程度そうなのかもしれないが、それでも、生き延びた丈夫な人でも癌の発症率の上昇は防げなかったとも言えると思う。
「被ばく者は死ぬべき者は全て死に、現在では病人は一人もいない。」
http://www.ne.jp/asahi/kibono/sumika/kibo/note/naibuhibaku/naibuhibaku1.htm#14setsu 303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(dion軍)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 22:44:59.60 ID:dIRvjQaN0
長寿になった原因は分からんけど
長寿になれば自然発生の癌の発症率は上がるよ
それで全部説明できるかどうかは分からんけど、少なくとも年齢補正はしないと
273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 00:44:36.90 ID:JLv4sg7f0
当時は今よりはるかに広島のような大都市と農村では環境が違う。農村ではがんになる前にほとんど死んでいるのでは?
299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 22:28:56.72 ID:JLv4sg7f0
中南米には標高の非常に高い近代都市がいくつもありますが?
302 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)[sage] 投稿日:2011/06/24(金) 22:44:34.51 ID:JLv4sg7f0
爆風や火傷に弱い人ががんになりやすいわけじゃないよ。
ちなみにメキシコシティは標高2700メートル 平均寿命76歳。
305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(群馬県)[sage] 投稿日:2011/06/25(土) 02:10:51.94 ID:KgCDavMG0
紫外線の場合は、基本的に、皮膚表面だけの問題から、まだ、それほでもないのかもしれなけど、
それでも、皮膚癌などのリスクは、かなり警戒されているようだね。
Sunbeds, tanning and UV exposure
ttp://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs287/en/ Volume 55 Solar and Ultraviolet Radiation, Summary of Data Reported and Evaluation
ttp://monographs.iarc.fr/ENG/Monographs/vol55/volume55.pdf
ハザードとリスク/池田信夫
ttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51720613.html 青酸カリのハザードはタバコよりはるかに大きいが、それは毒物として厳重に管理されているため、摂取量はゼロに等しい。
リスク=ハザード×頻度なので、タバコのリスクは青酸カリより大きいのだ。
環境リスクを測定した著者らの調査によれば、化学物質によって失われる余命は次のようになる:
* 喫煙:数年〜数十年
* 受動喫煙:120日
* ディーゼル粒子:14日
* ラドン:9.9日
* ホルムアルデヒド:4.1日
* ダイオキシン:1.3日
* カドミウム:0.87日
* 砒素:0.62日
* メチル水銀:0.12日
* DDT:0.016日
かつて公害問題で騒がれた水銀やカドミウムより、喫煙のリスクが飛び抜けて大きい。
少し前に問題になったダイオキシンも、ほぼ無視できる。
ハザードはどれもタバコより大きいが、環境中にほとんど存在しないからだ。
もちろんその量はゼロではないが、今ある量では健康に影響はないので、ゼロにする必要はない。
問題はリスクを無害なレベルに抑えることなので、ダイオキシンをゼロにするために全国のゴミ焼却炉を何兆円もかけて改造したのも、全国民が100年間食べ続けて1人ぐらいしか患者の出ないBSEのために全量検査したのも無駄である。
しかしメディアにとっては、ハザードが大きく頻度の小さいものほどニュースになりやすいので、人々は珍しいリスクを過大評価する。
原発事故の1回あたりのハザードは非常に大きいが、そのリスクは火力より小さい。
東日本大震災のような超大型の地震や津波が日本で起こることは今世紀中は考えられず、その対策も取られているからだ。
たとえ同様の事故が起こったとしても、放射線による死者は出ないだろう。
問題は損害賠償などのコストだけで、これは保険でカバーできる。
ただ、このように大きなテール・リスクを民間企業が取ることは困難なので、原発はすべて政府が買収して国営化することも一案だろう。
追記:本書は7年前の本だが、著者は原子力のリスクは過大評価され、電磁波のリスクは過小評価されているとのべている。
脱原発は生命を奪う/池田信夫
ttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51718075.html 原子力で命を守りたい/金融日記・藤沢数希
ttp://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51817203.html 小茂田 誠
なぜ経済学における機会費用で論じられているのか、ブログの帰結まで読むに当たって一貫性がないです。
当然、コスト面で第一選択肢をとるならば、現に起きている損失の面は考慮されているのでしょうか?
そして、今後も損失が予想されるとしても未知の経験です。
つまり計算不能です。その時点で機会費用を用いた論法は無意味ではないですか?
例えばファイナンシャルマネージメントで使われる機会費用で論じていただければ、多種への変換、
もしくはもとに戻すことにおけるその分野(このブログですと化石燃料ですね)の成長や発展も並行して考えなくてはいけません。
そして、 NRDCの考察。英文は石炭を燃料とした火力発電所が単に割合として一番大きいと言っているだけです。
WHOの大気汚染による死亡者数から火力発電による大気汚染における死亡者まで至る過程が飛躍しすぎています。
この欠落を論証しない限りすり替え論理が露呈されたままです。
さらに、このブログの公理です。なぜ原発の停止が石炭火力の増大につながるのか?これは政府の公式発表もないはずです。
もっと言えばありがたい情報としてその一割は石炭火力には絶対回さなければいいだけの話であって、ご自身でParadoxをつくってしまっていらっしゃる。
Open ブログ: 続・池田信夫のデマ(電力)
・死者数
全米239の都市だけで、毎年64000人が化石燃料(特に石炭)による大気汚染で死亡すると推定されている。
追記:「1500人」という数字は概算。NRDCによると、全米の大気汚染による死者は年間10万人以上なので、
石炭の使用量がその2割の日本の死者は2 万人以上。その1割が増えたとして2000人。石炭採掘事故の死者は世界で毎年5000人以上で、
日本の消費量は世界の約5%だから250人。合計 2250人だが、化石燃料は石炭だけではなく、石炭のすべてが発電用ではないので1500人とした。
(中略)
原文を読めばわかるように、「64000人が死亡する」のではない。
「死亡する」ではなくて、「死亡する時期が早まる」である。
つまり、「寿命が縮まる」である。だから原文を訳せば「……が寿命が縮まっただろう」だ。
このことは、すぐあとの文でも説明されていて、「寿命は平均して1ないし2年縮まった」とある。
つまり、健康な人間がいきなり6万人以上死んだわけではない。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。(関西地方):2011/07/04(月) 11:31:37.52 ID:Mp79ztRi0
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。(大阪府):2011/07/04(月) 12:54:03.50 ID:6laRg6x70
>>108 3段落目の比較をしてから結論
とっくに実験されている。
●広瀬隆氏 最新講演会 2011.6.18 横浜
http://www.youtube.com/watch?v=rxOupFH-a-A 1:31:35
体内被曝についての説明
1:38:50
「テレビに登場する専門家は、日本アイソトープ協会と放射線医学総合研究所、つまり、放射線の有効利用の為の御用学者なのである」
1:41:15
「チェルノブイリ事故から18年後の2004年にウクライナ保健省が、チェルノブイリ被爆者は320万人であるとの統計をまとめ、
児童45万人を含む230万人が政府機関の保護観察下に置かれたと発表した」
1:41:25
2005年ロシア保健社会発展省の統計
・チェルノブイリで健康を害した被爆者145万人
・事故後に生まれて健康を害した18歳以下の人が22万6000人
・被爆者のうち、身体障害者の認定を受けたのは4万6000人
2006年3月時点 ロシア・ウクライナ・ベラルーシの健康被害者は700万人以上
2009年4月26日 ウクライナでは公式の事故被害者数が230万人に拡大
甲状腺の手術を受けた人数は4400人に達した
1:41:53
★福島原発の死亡者数の試算
3月30日ヨーロッパ放射線リスク委員会ECRR試算 ⇒ 「癌患者の増加数は+約40万人」
●福島原発から100km圏内⇒334万人中約20万人が50年以内に癌を発症。内、半数は10年間で発症する
●100km〜200km圏内⇒787万人中22万人が50年以内に癌を発症。内、半数は10年間で発症する
※↑内部被曝を考慮せずにこの数字
137 :
地震雷火事名無し(東京都):2011/07/19(火) 22:06:36.46 ID:NhjeLDJd0
原発ゼロにすると大気汚染の増加で何人ぐらい死ぬのか?/金融日記
ttp://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51842863.html 日本での大気汚染で死亡する人数を年間18000人として、その内の2割が火力発電所が原因だとすると、
約3600人が発電により死んでいることになります。現在の日本の電力の6割が火力で3割が原子力です。
この6割の火力が9割になり、原子力がゼロになるわけなので、3600人×3÷6で1800人になります。
つまり脱原発で死亡する日本人はだいたい年間1800人ぐらいです。
しかし電力会社は新しい火力発電所をどんどん作っているわけではなく、
老朽化して使っていなかった火力発電所をどんどん復活させることにより、電力不足をしのいでいます。
経産省も環境アセスメントの免除など、環境基準を大幅に緩めて、老朽化した火力発電所の稼働を助けています。
実際のところ、放出される大気汚染物質はこれよりかなり多くなるでしょう。ざっくりといって、
1800人から数千人ぐらいの死者が毎年出る程度ですね。
僕は、当初は万単位になると思っていたので、意外と小さい数字で胸を撫で下ろしました。
むしろ問題なのは、年間4兆円にもなる追加の化石燃料費の方でしょう。
年間数千人の人命や年間4兆円の経費とは、まさに戦争ですね。
これは「原発との戦争」のための必要不可欠の戦費です。
僕自身はこの愚かな戦争を止めようと、それなりに努力したつもりですが、残念ながら太平洋戦争と同様に、
一部の政府高官と大手新聞社の暴走を止めることはできませんでした。それにしても、この負けることが確実で、
勝っても何も得るものがない戦争をはじめた責任は、いったい誰がとってくれるのでしょうかね。とほほ。
>>137 7. Posted by 理系人間 2011年07月19日 01:29
石炭火力発電所の排煙処理設備の設計をしていた者です。
大気汚染による死亡者の2割が火力発電所によるとの根拠はどこにあるのでしょうか?
参照文献にアジアとはありますが日本国内のデータはありません。
四日市公害などの教訓から、日本の全ての石炭火力発電所に
必ず排煙処理設備が設置され稼動を義務付けられています。
この排煙処理設備では、大気汚染の原因となるSOx、NOx、PMの殆どが除去され、
高さ100m以上ある煙突から一定以上の流速で排出され、大気中に速やかに拡散されます。
生活エリア間近で撒き散らされる自動車排ガスと同列で語ることは出来ませんし、
排煙処理設備の普及が遅れているアメリカやアジア諸国とも状況は異なります。
無論、火力発電所から大気汚染物質が撒き散らされているのは紛れも無い事実であり、
それによって亡くなられる人がいることを否定することは出来ませんが、
原発廃止による死亡者数を見積もるのであれば、日本国内でのデータを使用すべきです。
27. Posted by あのねのね 2011年07月19日 21:38
藤沢さんの言う、”アメリカでは石炭火力発電所からの大気汚染物質の影響で、毎年3万人程度
が犠牲”の部分ですが、切り上げたのいいにしても、そこだけ訳すのはずるくないですか?
原文を読むと、
"The principal reason for opposing new coal plants is the mounting concern about climate change.
Another emerging reason is soaring construction costs. And then there are intensifying health concerns
about mercury emissions and the 23,600 U.S. deaths per year from power plant air pollution."
"新たな石炭火力発電所に反対する主な理由は、気候変動についての増大する懸念があります。
別の新興の理由は、建設費が急増している。し、健康上の懸念が激化している
水銀の排出量と発電所の大気汚染から年間23600米国の死亡について。"
あと、同じ記事でこうも書いてありました。
"the energy focus within the Texas state government is shifting to wind power. "
"テキサス州の州政府内のエネルギーの焦点は、風力発電にシフトしている。"
”In May, Florida’s Public Service Commission refused to license a huge $5.7-billion,
1,960-megawatt coal plant because the utility could not prove that building the plant would be cheaper
than investing in conservation, efficiency, and renewable energy sources. ”
"月では、フロリダ州の公共サービス委員会は、巨大な5.7ドル数十億のライセンスを取得することを拒否
ユーティリティは、プラントの構築が安価になることを証明することができなかった1960メガワットの石炭プラントため
保全、効率性、および再生可能エネルギー源への投資より。 "
英語がそんなに得意じゃないんで、間違ってたらすみません。
でも、僕が読む感じだと、火力発電は二酸化炭素もでるし、大気汚染も進むし、やめて
再生可能エネルギーに変えて行きますみたいな記事だと思うのですが。
もちろんすぐではないですが、遅かれ早かれ世界は再生可能エネルギーに転換していくのなら、
今のうちに開発して特許をとっとておいた方が長期的には日本の国益になるってことですかねー。
>>137 29. Posted by yeelee 2011年07月19日 22:51
石炭火力が良くないのは確か。石炭には放射能の不純物も多いと言えば、両派に好む人はいない。
だったら池田氏も認めるシェールガスにすれば良い、というのが道理。
原発ゼロにして全部石炭火力にし、途上国と同じように大気汚染を行えば、数千人の死者が出るでしょうね。
原発はOEDC諸国や日本だけを見て、大気汚染のときは世界中から死者数をかき集める、しかもロンドンスモッグまで遡って!
この時間軸トリックでいけば、人類最古のエネルギーである人力の3600TJ/hあたりの死者が最も多いでしょうね。最も危険なエネルギーは人力!
エネルギーあたりの死者数は、エネルギー源の種類よりは、文明(その時代や国での人命重視度合)に相関しているのでは?
32. Posted by 理系人間 2011年07月20日 06:10
1 日本の火力発電所の死亡リスクに関するレポートありました。
http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/report/leaflet/T03032.pdf 結論から言うと、火力発電所が撒き散らす大気汚染物質によって亡くなるリスクは、雷に当たって亡くなるリスクの1/100〜1/1000です。
ちなみに落雷による日本での死傷者は、10年間の平均で15.1人。(1998〜2007年データ、警察白書より)
また、住共新居浜火力発電所の環境リスクアセスメントレポートによると、
煙突排出SOx濃度35ppm(ppmの単位は1/100万)に対し、煙突および大気での拡散効果による着地濃度(@3.7km)は、0.00009ppmとなります。
(着地濃度とは煙突から排出された大気汚染物質が地上に着地した際の濃度を示します。火力発電所から離れれば離れるほど距離の2乗に反比例して下がります)
公害が多発し、改正された大気汚染防止法による大気中のSOx濃度基準は1時間平均値で0.04ppmですので、
火力発電所が現状の1000倍ほど建設されても、大気汚染防止法の基準をクリアすることは可能です。
これらの結果を考慮すると、脱原発のよって死者が数千人単位で増加するとの推測については懐疑的です。
「チェルノブイリから640キロ離れた場所でも甲状腺障害が爆発的に増えている」 ニューヨークタイムズ
ttp://savechild.net/archives/5463.html ttp://gra.world.coocan.jp/blog/?p=3415 (前略)
マリアの故郷、オルシュティンは、ポーランド北部に位置している。チェルノブ
イリから640キロ離れた場所だ。1986年の4月、チェルノブイリの原子炉
がメルトダウンした時、莫大な量の放射性物質が大気中に放出され、風に乗りウ
クライナ中、ベラル−シにも飛散した。もちろん、ポーランド北部にも。
(中略)
予想どおり、オルシュティンでは、ここ四半世紀にわたって、甲状腺障害が爆発
的に増えている。マリアは、病院のすべての病棟が、甲状腺の病気の治療に献身
を尽くしていると語った。これは大げさに言ってるのではない。甲状腺専門の外
科医、アーター ザレウスキーは、1990年前半から、甲状腺手術をする機会
が大幅に増えた、と語っている。何人かは甲状腺がんだが、ほとんどの患者さん
が甲状腺肥大か、甲状腺がうまく機能しない甲状腺障害だ。
ザレウスキー先生は、同時にこれらの甲状腺の病気とチェルノブイリの事故との
因果関係は科学的に証明されていない、と付け加えた。そのひとつの理由は、ソ
ビエト連邦の頑なな非協力的な姿勢と、もうひとつは、ランセット 誌が指摘す
るところの、”considerable logistical challenges−深刻な事実統合性困難
(事件当初、事実を調べなかったために、現在聞き取り調査をしても、記憶があ
いまいだったりして本当のことが分からない。連邦各国の基本言語が違うことで、
真実の把握がかなり難しい)”が挙げられる。ポーランドのに起こっている甲状
腺障害とチェルノブイリを結び付けたであろう、ソビエト連邦による、追跡およ
び疫学的調査は、決して始められる事はなかった。
(中略)
チェルノブイリのケースと同様に、福島原発の事故が、いかに周辺住民の健康に
影響を与えているかが分かるには、数年かかるだろう。いくら少しの放射能漏れ
であっても、その放射能は水の中や農作物に混入する。これらの事は、わたした
ち一人ひとりにどのように原発を扱うかを考えさせてくれる。危険をはらんだも
のの存在は何かをおかしくする。原発の存在自体が、クリーンエナジー成功の可
能性を心待ちにしてくれると言えるだろう。常にわたしたちの心に、福島原発や
チェルノブイリのような事故があったと心に留めて置くことが大切だ。簡単に解
決できる問題などこの世に存在しない。
(後略)
142 :
地震雷火事名無し(埼玉県):2011/07/29(金) 01:16:20.95 ID:orqYrh/A0
635 名前:地震雷火事名無し(東京都)[sage] 投稿日:2011/07/22(金) 21:17:33.00 ID:EK9al5f10
【放射能】自然放射線と人工放射線のちがい / 市川定夫氏
>>71 これはかなり極論なのでそのまま用いることはできないが、次のように言うことは出来るだろう。
●電離放射線に自然・人工の違いはないが、放射性核種には、核種ごとの生化学的な挙動の違いがある。
●生化学的にみて人体に濃縮・蓄積する核種の放射性核種は、そうでない放射性核種より危険である。
●人体に濃縮・蓄積する放射性核種には、人工放射性核種が多い。
●なぜ人工放射性核種のなかに人体に濃縮・蓄積してしまうものがあるかといえば、
たまたま人体が栄養素として特定の器官に濃縮・蓄積する核種が、放射能になってしまったものだから。
●自然放射性核種については、生命の進化の過程で淘汰というものがあるので、
人体に濃縮・蓄積してしまう放射性核種よりは危険度が低い傾向にある。
つまり、人工放射性核種が人工だから危険だというだけでは間違いだが、
原子力が登場するまでは放射性同位体が自然界に存在せず、生物が栄養素として濃縮・蓄積していた核種が、
原子力によって放射能を持ってしまった場合、それが特定器官に濃縮するという性質によって、危険度が高くなる
ということが出来、人工放射性核種のほうが危険度が高い傾向がある、と述べる根拠にはなるのだ。
※それでは逆に、もともと人体が濃縮・蓄積していなかった核種が放射能になったものは、
濃縮するものよりは危険ではないのか?→Yes
例えばプルトニウムは、ヨウ素やストロンチウムと比べれば、経口では蓄積しない。
ただし吸入で肺に入ると青酸カリより危険。
※また逆に、全ての自然放射線核種は本当に濃縮・蓄積しないのか?→知らん
※じゃあ、濃縮・蓄積しない放射性核種は全て安全なのか→No
安全ではなく、濃縮するものよりは危険度が低いだけ。
自然放射能代表で蓄積もしないラドンに、WHOの警鐘があった。
※濃縮・蓄積する毒物なら放射能以外だって自然の毒物だって危険ですが?→Yes
当たり前。論点ずらし。
またヒ素や重金属などを自然なものと見なすのはかなり恣意的。
※生物濃縮は広瀬隆のデマ。水溶性のセシウムは食物連鎖で生物濃縮されない。→わからん
ただし、重金属などと同じ挙動を示し食物連鎖で生物濃縮されるタイプの放射性核種があるかどうかは知らん。
が、考慮はすべき。悪魔の証明だから不明ではあるが、全ての放射性核種が生物濃縮しないとは証明されていない。
そして、水溶性核種が食物連鎖によっては生物濃縮されにくいとしても、
カキのヨウ素やキノコのセシウムで有名な「特異的濃縮」がある。
これは生物が特定の核種を栄養素として濃縮・蓄積する生態に因るものであり、
人間の子どもが甲状腺にヨウ素を濃縮・蓄積するのも一種の特異的濃縮と呼んで良いだろう。
751 名前:地震雷火事名無し(福島県)[sage] 投稿日:2011/08/01(月) 11:05:46.88 ID:5zVZ7lRh0
原発業界御用学者リスト @ ウィキ - 市川定夫(放射線遺伝学者)
【放射能】自然放射線と人工放射線のちがい
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/215.html (文字起こし転載)
妊娠前2〜10年(平均5.3年)に甲状腺がん除去治療でI131照射した患者70妊娠例
(I131曝露量は1.85〜16.55GBq、平均4.40GBqで、生殖腺照射線量は110〜200mGy)
・自然流産…2例
・73名の乳児のうち、ファロー四微症(肺動脈狭窄、心室中隔欠損、右心室肥大)が1名
・73名の乳児のうち、低体重2名
甲状腺がん治療でI131照射を受けた女性32名(妊娠67例)I131曝露範囲は2.8〜9.2GBq、平均5.5GBq
・自然流産3例、早期分娩4例
・妊娠試みた35名のうち2名が不妊
・母親がI131治療後1年以内に生まれた2名の乳児は先天性異常で死亡
(1名は重篤な副甲状腺機能低下と甲状腺機能低下、もう1名はダウン症と心奇形)
妊娠6週の期間に3.7GBqのI131照射受けた母親から生まれた乳児、神経性の後遺症として8ヶ月目に重度の甲状腺機能低下症を発症
放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案) 36ページあたり
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.pdf
チェルノブイリ事故 1982〜90のベラルーシにおける755297妊娠例のカルテ解析
(半数は高汚染地域のGomelとMogilev、もう半数は比較的軽い汚染地域のBrestとVitebskに居住)
・1986年以降、母体の貧血、腎機能不全(血液尿素窒素とクレアチニンを測定)妊娠中毒症が、高汚染地域で増加
・先天性異常と新生児呼吸器疾患の発生率も高汚染地域で増加
放射能汚染地域と、比較的汚染されてない地域に住む757名の乳児と母親のカルテ解析
・汚染地域居住女性は妊娠中毒症の発生率(25〜30%)は4〜5倍高い
・汚染地域の乳児のアトピー性皮膚炎の罹患率は約2倍高い(40%)
放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案) 42ページあたり
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.pdf
セシウムについて
・可溶性のセシウムはヒトで経口摂取後によく吸収される
・体内での消失半減期は45〜147日
・高濃度のCs134と137が混入された鹿肉を成人ボランティアに経口摂取させたところ、セシウムの平均吸収率は78%
・他の報告では可溶性の形態で経口摂取したセシウムの90%以上が吸収される
放射性セシウムについて
・放射性フォールアウトセシウム収支の経口摂取によるCs137の吸収は3%までの範囲(比較的不溶性のようだ)
・チェルノブイリ汚染地域において母乳中のCs137の、新生児、一歳児への以降率は、それぞれおよそ40%、50%
・汚染食品由来の母親の1日あたりのCs137摂取量の約15%が乳幼児に移行
放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案) 74ページあたり
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.pdf
■セシウムの体内半減期について
・核実験のフォールアウト由来のCs137を含んだ食品を摂取した集団での調査結果では、乳幼児で15±5日、成人で100±50日
・チェルノブイリ事故における同様の調査では、一歳児で8日、成人で約110日の範囲
・青年期及び成人の女性で47日、15歳男性で67日、30〜50歳男性で93日
・ブラジルのゴイアニアの調査、1〜4歳女児平均24日、7〜10歳女児と男児平均37日、成人男性58日と83日、成人女性46日と66日
・成人女性を除く全ての年齢集団性別でCs137の生物学的半減期と体重の間に高い相関性がみられた
放射性物質の食品健康影響評価に関する審議結果(案) 76ページあたり
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.pdf
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.pdf 188ページ
■南ウラル地方テチャ川周辺の41の村の住人3万人の調査
・白血病及び固形がんによる死亡者数が増加
・骨髄に年間0.3〜0.5Sv超の放射線量を受けた一部の人々で、白血球の減少、血小板の減少、顆粒球の減少
・骨格障害の罹患率は、骨の表面における平均線量が2Svを超えてる場合に有意に高かった
・年間0.3〜0.5Sv超の放射線を骨髄に受けた集団の一部において顆粒球減少症が発生
・神経への影響が、年間0.4〜0.5Sv以上を受けた集団で観察され、14〜20年間持続
・生殖腺にγ線による0.74Svまでの外部被ばくをした女性からは自然流産、流産死産の発生数の増加は確認されなかったが、
曝露群の後代では、染色体欠損並びに先天性の神経系、循環器系その他の異常による乳幼児死亡率がわずかに増加
・生殖腺に0.11Svの線量を被ばくした親の子の死亡率は対照群に比べて2倍
・推定骨髄放射線量が0.1Gyを超えると過度の白血病(一万人年Gyにつき0.85例増加)が確認される
・テチャ川コホートの子孫において発がん率の増加は確認されていない
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.pdf 211ページ
米国産婦人学会
・奇形は50mGy未満ではみられない
・胎齢8〜15週での10〜20mGyの胎児の被ばくは自然発生率と比べて1.5〜2倍白血病のリスクを増加させる
子宮内で電離放射線にさらされると推定1人/2000人の子供が小児白血病を発症する。(通常は1人/3000人)
BEIR V
・英国とコネチカット州で、X線による胎内被ばく(5〜50mGyと推定)した双子と被ばくなしの双子を比較した相対リスクは2.0と1.6
ICRP Publication 84 2000
・出生前のX線と小児がんに関して行われた多くの疫学調査の最近における解析は、約10mGyの胎児線量での相対リスクが1.4
(自然発生リスクと超える40%の増加)という値で一致している。
しかし、最良の方法による調査は、リスクがこれよりもおそらく低いことを示唆している。小児がんの自然発生率は非常に低い
(約0.2〜0.3%)ので、子宮内被ばく後における個人レベルでの小児がんの確立は極めて小さい。(0.2〜0.3%)
・子宮内被ばく後、0〜15歳までのがんのリスクに関する最近のAR推定値は、10mGy当たり0.06%(1700人あたり1例)
・受胎産物(胎児・胎盤等)の吸収線量(バックグラウンドを超えた分)とこどもががんにならない確率(0〜19歳)は以下のとおり
0mGy:99.7%、1.0mGy:99.7%、5mGy:99.7%、10mGy:99.6%、50mGy:99.4%、100mGy:99.1%
http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.pdf 212ページ
ICRP Publication 99 2005
・X線の骨盤計測によって胎児期に被ばく(数十mGy)した15歳までの子供の調査では相対リスクは1.4
ICRP Publication 103 2007
・動物実験のデータから100mGyを下回る線量では、致死的影響は非常にまれであろう
・奇形の誘発に関して、胎齢に依存した子宮内の放射線感受性パターンが存在し、主要器官形成期に最大の
感受性が現れる。奇形の誘発に関しては100mGy前後に真の閾値が存在すると判断される
・原爆被爆者のデータから、出生前の最も敏感な時期(受胎後8〜15週)に被爆した場合の重篤な精神遅滞の閾値は最低300mGy
・1Gy当たり約25ポイントと推定された知能指数の低下は閾値がない線量反応の可能性を排除できない。
しかし、真の閾値が存在しないとしても100mGyを下回る子宮内線量後のIQのいかなる影響も実際的意義はないであろう
NCRP Report No.128 1998
・器官形成期(受胎後2〜15週)の中で、一般的に早期又は主要な誘導期に奇形を発生させる閾値(50〜100mGy)は
主要器官形成期の閾値(150〜250mGy)より低いようにみえる
・胎児期においては、細部核の損傷、染色体損傷は、急性の細胞死、染色体異常又は異数性の原因となる。
そのような細胞遺伝学的作用は50〜250mGyの範囲で直線的に増加する。
放射能と理性 なぜ「100ミリシーベルト」なのか / ウェード・アリソン (著)
ttp://amazon.jp/dp/4198632189 放射線基準の規制緩和 / 池田信夫blog
ttp://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51733697.html (前略)
それ以外の「被害予想」は微量放射線のLNT仮説による想像にすぎない。
このLNT仮説が間違っているというのが、本書の主張の中心である。
著者はオックスフォード大学の原子物理学者であり、論証は理論的・実証的で詳細だが、
そのロジックはひとことでいうと、微量放射線で癌になって死ぬような個体は進化で生き残れないということだ。
(中略)
そこで著者は、放射線の被曝基準の規制緩和を提案する。
ICRPが科学的根拠もなく決めた安全基準が50年以上も変わらないのは不合理だ。
その後の研究の発展を踏まえて、慢性被曝の上限は100ミリシーベルト/月、
生涯の障害線量の上限としては5000ミリシーベルトとすることを彼は提言する。
これでも科学的に安全な上限に比べると低いが、被災者の不安を減らし、
エネルギー資源の効率的な配分を実現するには十分だろう。
(後略)
ttp://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-34c0.html 専門家連中の共通点は無知/Chris Busby/2011年3月29日
記事原文のurl:
ttp://www.rense.com/general93/decon.htm (前略)
では、ウェード・アリソンはどうだろう? ウェードは、医療物理学の専門家で、オックスフォード大学教授だ。
彼は、我々にとって、愚劣な物理学者の主張の典型・具現そのものなので、彼をやっつけることにしよう。
(中略)
次に、健康への影響を見よう。ウェードは、いつもの愚かな物理学者の主張の大半を持ち出している。
(中略)
いずれにせよ、この外部被曝は問題ではない。問題は内部被曝だ。ヨウ素131 は、
全身に回るわけではなく、甲状腺中と、血球にくっつくのだ。だから甲状腺癌と白血病なのだ。
ストロンチウム90から、ウランに至るまで、DNAに化学的に結合する、体内放射性元素の全リストがある。
こうした放射性物質は、DNAや、最後に落ち着いた組織に対し、膨大な局部的放射線量をもたらす。
人体は、物理学が適用できる、一本の鉄線ではない。ウェードが用いている放射線量の概念は、内部被曝には適用できない。
(中略)
なぜICRPモデルは危険なのだろう? それが"吸収線量"に基づいているからだ。
これはジュール単位の平均放射エネルギーを、それが、その中で薄められる生体組織の質量によって、割ったものだ。
一ミリシーベルトというのは、一ミリジュールのエネルギーが、一キロの組織で薄められるということだ。
そういうものだから、これは、火の前で体を温めることと、赤熱した石炭を食べることを、区別できない。
だが問題なのは、エネルギーの局所分布だ。一つの細胞に対する、一つの体内アルファ粒子飛跡からの放射線量は、500ミリシーベルトだ!
同じアルファ線飛跡による、全身に対する放射線量は、5 x 10-11ミリシーベルトだ。これは、つまり0.000000000005ミリシーベルトだ。
しかし、遺伝子損傷を、そして究極的には癌を、ひき起こすのは、(全身ではなく)細胞に対する放射線量だ。
ICRPが採用している、単位線量ごとの癌発生率は、細胞への平均線量が、
全ての細胞に対して等しかった、広島での外部の強烈な高線量放射線に、ひたすら依拠している。
線量限度の被ばくで発がん 国際調査で結論
【ワシントン2005/06/30共同】放射線被ばくは低線量でも発がんリスクがあり、職業上の被ばく線量限度である
5年間で100ミリシーベルトの被ばくでも約1%の人が放射線に起因するがんになるとの報告書を、
米科学アカデミーが世界の最新データを基に30日までにまとめた。報告書は「被ばくには、これ以下なら安全」
と言える量はないと指摘。国際がん研究機関などが日本を含む15カ国の原発作業員を対象にした調査でも、
線量限度以内の低線量被ばくで、がん死の危険が高まることが判明した。
低線量被ばくの人体への影響をめぐっては「一定量までなら害はない」との主張や「ごく低線量の被ばくは免疫を強め、
健康のためになる」との説もあった。報告書はこれらの説を否定、低線量でも発がんリスクはあると結論づけた。
http://www.47news.jp/CN/200506/CN2005063001003768.html
チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響
ttp://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Lazjuk-J.html 転載者注:体内被曝は厳密には遺伝的影響ではない(次世代に遺伝しない)という指摘もある
・合法的流産胎児の形成障害
省略
・新生児の先天性障害
省略
・まとめ
われわれの調査結果は,ベラルーシの住民において胎児異常の頻度が増加していることを示している.
それらは,人工流産胎児の形成障害および新生児の先天性障害として現われている.
そうした増加の原因はまだ断定されていない.
しかしながら,胎児障害の頻度と,放射能汚染レベルや平均被曝量との間に認められる相関性,
ならびに新たな突然変異が寄与する先天性障害の増加といったことは,
先天性障害頻度の経年変化において,放射線被曝が何らかの影響を与えていることを示している.
>>156訂正
体内被曝,体内被曝(Google日本語入力変換候補) → 胎内被曝
飯舘村放射能汚染調査報告会 今中哲二さん
http://space.geocities.jp/iitate0311/0604.html ちゃんと記録してデータを残しておくということが、まず一番の仕事
避難地域の汚染データが全く出てこない、本当に驚きました
いつ飯舘に戻れるんか、はっきり言って私たちには答えはありません
・長泥曲田で毎時30uSv
・チェルノブイリと福島の違い
あの時の東京の汚染レベルは、避難は不要だが対策は取るべきレベルだった
福島とチェルノブイリは、基本的には同じような汚染レベル
・放射線の健康への影響
煙草などが主因だが、自然放射線も2%の癌を生み、放射能汚染による影響が上乗せされる。
多分50mSvぐらいまでは広島長崎のデータでは癌影響は観察されていると思っている
20mSvどれぐらいの影響があるのか。一番批判に耐えるのはまっすぐに線を引くモデル。
・放射能汚染とどう向き合うのか
汚染の状況をきちんと把握、被曝がどれくらいかというのをきちんと見積もる
予防原則という考え方を行政はするべき
ICRP勧告の被曝限度1mSv/y(被曝作業者は20mSv/y)が基本、これに自然放射線と医療被曝が上乗せ
子供は影響が大きい。どこで線を引くか。最終的には個人の判断
どこまでのリスクを背負うのかという問題なので、科学の問題ではなく、社会的な判断、個人の判断。
自分の場合だったらまあ10mSv/yはしょうがないかな、というぐらいの感覚。でも子供はやっぱりまずいだろう。
原子力に反対ですとは言わないことにしていたが、胡散臭いとはずっと言ってきた。が、福島の事故で、もうだめだと思った。責任感覚・管理能力がない。そういう人達が支配している国は原子力はやらない方がいいと確信した。
独「シュピーゲル」誌(2011年5月23日号)「原子力国家」日本語訳
http://uesugitakashi.com/?p=917 危機管理の責任者が誰かは不明
首都圏に住む4500万人に電力供給する東電
「わが国はずっと洗脳を受けてきた」
大事故にもかかわらず続けられる増設計画
原子力という信仰
何百万ユーロもかけたイメージ作り
「反抗的な市民は邪魔なだけ」
「誰も東電を検査しなかった」
産業界と官庁の癒着
東電技術者の無能さと傲慢さ
原子力産業の敵の扱い方
不都合な事実を暴露し、報道する者は制裁を受ける
作業員の管理できてるって会見で言ってたのにな
161 :
地震雷火事名無し(愛知県):2011/08/28(日) 10:10:55.88 ID:MZ6GfOD00
ピカ受けた! って指さされるのわかってるから、健康被害感じていても黙ってます。
ばれなきゃ無いのと同じです! 早死にしたって寿命です!(キリッ
590 名前:地震雷火事名無し(神奈川県)[sage] 投稿日:2011/09/14(水) 15:59:48.51 ID:B4TewiFK0
WHO 下部組織である国際ガン研究機構(IARC)のCardis らの論文は、世界
15 カ国で行われてきた原子力産業労働者の疫学調査をひとつにまとめて解析したものである。平
均個人被曝量19.4mSv の集団において、観察期間中24,158 件の死亡があり、そのうち(白血病を除
く)ガン死6,519 件、白血病死196 件であった。(白血病を除く)ガン死の過剰相対リスクは1Sv
当り0.97(95%信頼区間:0.14〜1.97)と統計的に有意であった。白血病については1Sv 当り1.93
(同:<0〜8.47)と有意ではなかったが、Cardis論文の値はLSS データとよく一致していると言
ってよいであろう。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/kagaku050711.pdf 山下とかはこういうのも無視してんのかね
593 名前:地震雷火事名無し(群馬県)[sage] 投稿日:2011/09/14(水) 17:40:24.37 ID:QZ4Ex3VL0
>>山下とかはこういうのも無視してんのかね
まえに、武田邦彦さんが言ってましたけど、山下さんは、専門誌と一般向けでは、言うことが違うみたいですね。
本当に同じ人?! あるアドバイザー(医師)の発言と論文
http://takedanet.com/2011/06/post_a564.html 実際に論文を見ると、50代の中年に対するCTによる検査被曝において、陽性適中率はたったの3.3%に過ぎず、
それではスクリーニング目的のための許容範囲に入らないとして、なんのベネフィットもなく、
多くの人が少なくとも6.34mSvの被曝をしていると、CT検診による被曝の正当性に疑問を呈されているわけです。
『In conclusion, the estimated positive predictive value of cancer screening based on PET/CT technology
in the 50-59 year-old Japanese population is not at an acceptable range for screening purposes,
and a large majority of volunteers are exposed to an effective radiation dose of
at least 6.34 mSv per examination without getting any real benefit.』
Nader Ghotbi et al., 2007
http://www.apocp.org/cancer_download/Volume8_No1/Nader%2093-97.pdf 山下俊一 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%8B%E4%BF%8A%E4%B8%80 さらに、日本の検査被曝には規制がなく、青天井で被曝させることができるので、
日本での癌検診でのPET/CTの使用には規制が必要だとまで述べているわけです。
『The use of PET/CT for cancer screening should be regulated in detail by the related guidelines.
More evaluation concerning the justification of applying PET/CT for healthy people is necessary.』
これは放射線感受性の高い子供の話ではなく、中高年の検査被曝ですらも、かなり慎重な立場をとっているわけです。
ところが、一般向けの二本松講演では「私は安全を皆さんに言ってない。安心を語っている」とも言っていたようですが、
たぶん、それは本当(本音)で、WHOの『被ばく線量をいかに低減するか』というガイドラインに対して
『日本の貢献は必ずしも大きくない』、『リスクコミュニケーションということが不可欠』とも言っています。
第18回 原子力安全研究専門部会 環境放射能安全研究分科会 速記録, “原子力安全委員会, p52
http://www.nsc.go.jp/senmon/soki/kanhoubun/kanhoubun_so18.pdf
低放射線も高いがん死亡率 非被爆者と比較調査
広島で被爆した人のうち、浴びた放射線が少量で健康に影響が少ないとされた人でも、
被爆していない人よりがんで死亡する率が高いことが、名古屋大情報連携基盤センターの宮尾克教授(公衆衛生学)
らの研究グループの4日までの疫学調査で分かった。研究結果は、9月15日発行の日本衛生学会の英文雑誌で発表する。
同グループは、放射線影響研究所(放影研)が調査している広島での被爆者約5万8000人のデータを、1971年当時の
広島、岡山両県の住民で原爆投下時に0−34歳だった非被爆者計約194万人と同じ年齢構成などになるよう補正した。
その上で、被爆者を被ばく線量によって極低線量(0・005シーベルト未満)、低線量(0・005−0・1シーベルト未満)、
高線量(0・1シーベルト以上)に区分。それぞれの各種がん死亡率を非被爆者のものと比較した結果、
極低、低線量の被爆者は非被爆者よりも固形がん(白血病など造血器系を除くがん)で1・2−1・3倍高く、
肝がんでは1・7−2・7倍、子宮がんは1・8−2倍高かった。
2008/08/04 23:32 【共同通信】
174 :
地震雷火事名無し(滋賀県):2011/10/18(火) 18:26:57.96 ID:Iyr1kaJs0
若い人の癌が増えたらバレるんじゃまいか
それが結構バレてないみたい
癌じゃないけどね
177 :
放射線の恐怖(埼玉県):2011/11/11(金) 14:00:20.81 ID:h3tlkLRA0
当然グロだから弱い人は注意ね
こういうのが現実に起こるって、起こってるのに、
なんで平気で推進できるんだろう原子力村の連中は