福島第一・二原発事故 技術的考察スレ17

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6テンプレ(東京都)
現状に対するスレの大まかな認識はだいたい以下で、細部を各専門間で煮詰めるのは大歓迎
ちなみに投入リソースの制限はもうとっぱらった(制限つけてると詰んでるという証明しかできそうにないし)

現状維持確保手段
a1:炉と燃料プールへの注水系の維持管理
 (漏水管理の為の流量維持、ただ注水量が足りない事態に陥った場合は駄々漏れ覚悟で即時増量する)
a2:炉内にN2ガス注入と維持管理 最初の注入完了に成功するまで祈れ・・・たぶん大丈夫・・・ちっとは覚悟もしとけ
  (最初の置換時に周辺線量の大幅な増大が懸念されるが洗浄置換後は注入量を減らして維持できるかもだ)
b:次々死に行く内部計測システムの代替手段の模索と内部解析の継続 (諦める事は許されないだろう・・・)
c:作業区画が高濃度放射線環境下に置かれた場合を想定し放射線に対する意味での塹壕線準備 (既に必要と思われる段階)
d:梅雨と台風&高潮に対する対策を検討し実施準備

収束に向けたstep策
-:追加で水素爆発があり現在の注水系が破損した場合はcを推し進めa2→a1の順で復旧に全力をあげる
※そうでない場合は前回対応と同じ
@全てが間に合わないなら汚水は全て海に垂れ流す、また多少程度(到達範囲は知見者によりけり)は大気拡散もする
A地下階と建屋周辺の作業環境確保実現に向けた汚染水対策大規模土木工事の着手(複数案あり)
※資機材移送を円滑にする為には、同時に埠頭か鉄路に最低でも道路補修等のインフラ整備は必要だよね?
B とにかく時間を稼ぐAが完了するまでとにかく時間を稼ぐ、けど応急策から恒久策への切り替え時配慮は最低限する
  ・塩分濃度対策に一時排水してからの汚染水循環冷却ついで処理系順次後付け方式
  ・高濃度汚染水地上海上一時保管策
  ・各種地盤改良工事
  ・Aの先行完了部の漸次投入
  ・破損したペレットのコーティング補修の実現可能性追及
  ・海中投棄前提での汚染水放射能濃度低減策
  ・投入しやすかろう開放型から始まり、最終的には密閉型の高濃度汚水処理プラント(塩対応)を『順次』投入
  等々の考えられ得る手段全てで時間を稼ぐ、何度転んでも泣かない諦めない(ネタ元はもう表記する気力ないんで各スレ民すまん)
※今使えてる注水経路がいつまでも使えるとは限らないので予備経路の確保は常に可能性を模索する必要があるかな?
CやっとAが完了したら作業に邪魔な汚染水はとりあえずできた保管スペースに貯める
※排水後に異常が見られた場合は再度冠水させ事後検証し場合によりこの段階での恒久冷却策を検討する必要性があるかな?
Dタービン建屋内格納容器接続配管の状況確認の為、排水済み建屋環境改善策をなんかしら投入
※ここでやっと大気拡散はほぼありませんと言えるか?
E使える配管とS/C D/W 格納容器 圧力容器の状況次第で最終的なけじめのつけかたを検討する
※ここからスリーマイルとチェルノブの知見も活用可能なんかな?

認識不足誤認識があったら適当に訂正よろ