生物系テクニシャンのたまり場

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7元テクニシャン
私は修士出で民間企業で働いてました。
なので、ドクターの人から見ればテクニシャンだったでしょう。
>5 うーん、理想はそうですが、
(1)生物系の場合往々にして院生=無給のテクニシャンが
豊富に存在していますんで、テクニシャンがいないと困るけど、
取り合えずその院生たちがなんとかしてしまうので、団体交渉=ストやるぞ!って
脅しは効かない。ストでもやられて研究が遅れると本当は大変だけどボスの方に納期意識が
ない(まあ基礎研究だとムリだけど)ので脅しにならない。
(2)テクニックも日々移り変わるし、幅広く多くの研究所(室)で求められるテクニックは
あまり存在しない。それほど労働集約的なテクニックだとすぐに機械化される。
たとえば、昔はシーケンスゲル作るのが上手いと良いテクニシャンだったかも
しれないけど、今はキャピラリー電気泳動もある。
だから認定試験などで確立したころにはお払い箱の技術になる。
(3)新卒者(特に女子)が就職難で安い給料でもどんどん入ってくるし、
技術の流れは速いのでその人を研究室にあわせて教育したほうが安上がり。

会社には高卒・専門卒のテクニシャンもいましたが、
その人たちの待遇は工場勤務のひとと同じでした。
技能が優れているテクニシャンだから高給という話も聞いたことないし。
博士号を持っている「高級テクニシャン」で技能を売りに
ポストを得てる人なら知ってますけど。