ドーキンス「利己的な遺伝子」スレッド

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122名無しゲノムのクローンさん
>>109
念のため言っとくけど107で書いたことは別に言葉遊びでわかったつもりになってるわけじゃないよ。
わかってないからここに来ているだけで。言葉遊びという表現が気に障ったのなら撤回するよ。
>血縁集団を作る傾向があっても,それは単に集団を作ることの有利さによるもので
>血縁であるというのは二次的な結果かもしれません.
なのであれば、更に言うと、本当は生物の挙動は利己的遺伝子とかとは全然関係ないのに、
何かしらの要因が働いている結果、二次的に利己的遺伝子で説明できるように見えてるだけかもしれない。
ただいずれにしてもどれが正しいのかは現時点ではわかりようがないよね。
だから僕は今のままでは納得しないんだよ。

>>116
ハダカデバネズミのシナリオはわかったよ、丁寧にありがとう。
ただ「進化のシナリオはどうしても結果から原因を推測する形に成らざるを得ない。」から、
それが正しいとか間違っているとかいう判定は誰にも不可能なんだよね。

もちろん観察対象の単位を区切れば説明できるというのは僕でもわかるよ。
素人だけどそこまでバカじゃない。
ただ問題は、それで説明できるからといってそれで解決したことにはならないってこと。
多くの人を納得させる考えだったとしてもそれが正しいかどうかの証明はできてないからね。
例えば仮に数学的シミュレーションで実際の生物の挙動が再現できたとしても、
そのときに設定した個体や集団のパラメーターが正しいとは言えないから。(逆は成立するけども)
なかなか再現性の得られない理論だから演繹的にしか導けないのはしょうがないと言うだろうけど、
そこがこの理論の長所にも短所にもなっているというのは他の素人たちは気付いてるんだろうか。
つまり何でも説明できるようで何にも証明できてないということ。
けどまぁドーキンスの視点が斬新だったことはもちろん評価すべきだろうけどね。
それでも素人があまりに盲信してしまうのもどうかと思うよ。