5 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/13(月) 21:47
むかし、法医の授業で習ったけど
むかし、双子の瓜二つの兄弟(たぶん一卵性)がいたそうな。
片方が犯罪(窃盗だったと思う)を犯し、
他方がアリバイを作っていた。
双子の片方がやっているのは明らかなんだけど
現場に居たのとアリバイ工作をしていたのが
違う人物だと証明できなかった。
そこで、指紋が違うことが発見された。
指紋は例え双子であっても同じじゃなかったんだね。
6 :
GAKU:2001/08/16(木) 01:00
どうもご丁寧にありがとう
7 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/16(木) 01:02
誰か双子の人がいたらカキコしてほしいね
でも双子って、どれくらいの出産の割合で
生まれるんだろう。俺も子供できるなら
双子がいいな。誕生日も一回で済むしね。
8 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/16(木) 01:09
VDJリコンビネーションは胎児期に起きるし、
ハイパーミューテーションもかかるから、
一卵性双子でも免疫系細胞の構成に違いがあると思われ。
9 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/16(木) 01:41
>8
ちょっと質問ということは、特定の細胞に含まれる
遺伝子っていうのは、双子でも異なるってこと?
ということは、クローン羊も全く同じ遺伝子を
受け継いでいるとは、言えないってことなんでしょうか?
これおもしろい話題だな。
ゲノムは同じでも発生のカオティックな挙動によって
細胞同士の配置や細胞間の伝達物質微妙な違いが最終的に違う形態をつくるのかな。
11 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/17(金) 23:45
>>9 指紋が100%遺伝子に支配されている事を立証してから、
そーゆう疑問を持ちなさい。
指紋は反応拡散モデルみたいので説明できるんじゃないの?
13 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/18(土) 00:01
細胞同士の配置というか、隣り合う細胞同士でも物質で情報の
やりとりをしているが、その情報をやりとりする物質の構造は
遺伝子によって決定されているだろうが、情報をやりとりする
細胞表面または細胞内の場所、そのタイミングなどは遺伝子が
直接決定しているわけではないだろう。
たとえば第1回目の卵割時点で二つに分け、それがおのおの胞胚
あたりまで発生した時点で片方を糸で縛ってひょうたん型にして
発生させてみると、成熟個体の形態は異なっているだろう。
14 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/18(土) 00:04
もちろん、その糸はさまざまな時間間隔で溶解するものを使用する。
15 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/18(土) 15:18
>>11 これって一組の双子がそうですよとか
ちがいま〜すって言ったら、はっきり
するのにね。
事例が1つじゃさみしいけど、ひとつの
事例で推し量れそうだと思うのですが。
ごめん私こども(14歳)なんで許して。
16 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/18(土) 16:03
17 :
:2001/08/25(土) 00:51
遺伝子は対合(ペア)になっているから、細胞内で発現するときには、
片方は不活性化されている。そのどちらが活性であるかがなにによって
決まっているかは知らないが、多分細胞分裂の時にランダムに決まっている
と思われる。だからある特定の遺伝子の発現に関しては、全身がモザイク状に
なっているのではないか。たとえ一卵性双生児と言えども、卵割の際に
すでに遺伝対の不活性化のパターンがずれた初期化されている細胞から
分かれたら、傾向としてはよく似ているけど、完全に同じにはならないだろう。
二分割胚状態のときに二つに分かれたのなら、よく似ていると思うけど、
4分割胚の1個と3個の二つに分かれたものとか、
8分割胚が2つに分かれたものとかだと、だんだん似方の程度が下がっているの
では?
血液型のようなものはどうだろう? 一卵生双生児の血液型はいつでも同じか
どうか?
18 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/08/25(土) 01:02
19 :
華α:2001/08/25(土) 01:34
>>17 >血液型のようなものはどうだろう? 一卵生双生児の血液型はいつでも同じか
どうか?
この1文で全て台無し。
一卵性双生児の定義と発生の仕方からやり直し。
20 :
18:2001/08/25(土) 01:44
>>19 前半は正しいということ?
常染色体上の遺伝子まですべて片方ずつ不活性化するなんて初耳。
21 :
華α:2001/08/25(土) 01:51
>>20 いや、そういう意味じゃなくて、専門知識の乏しい厨房レベルなら
え?そうなのか?とか一瞬考えちゃうでしょ?
でも、最後の一文で
「あ、何だぁ・・・ただのドキュソかぁ・・・」
ってなるってこと。
一卵生双生児が元々精子1個・卵子1個から出来てる・・・って分かってる
人間なら厨房レベルでも分かるし・・・
むかし、一卵性双生児で男と女の双子っていう設定の漫画があった(笑)
22 :
:01/08/30 19:24 ID:p5BebHyA
胚が二個の細胞状態の時に分かれたときに、
もともとはXYなのに
XだけとXYYとの二個に割れたらX(異常だけど)の方は女性で、
XYY(これも異常だけど)は男性にならない?
23 :
名無しゲノムのクローンさん:01/08/30 19:38 ID:Xgjb18g2
指紋ではないですけど、虹彩で本人確認できるって話を読みました。
本人でも左右で別人のように違うらしい。
網膜の場合は血管で照合するって聞きましたけど、
血管なんて位置変わったりしないんですかね?
24 :
名無しゲノムのクローンさん:01/08/30 19:51 ID:iEm4yaqs
生物の形質=遺伝+環境要因+確率的要素(とそれらの相互作用)
一卵性双生児として生まれて,同じ家庭で育てられたと仮定すると
双生児間の違いは,主に確率的要素によって生じると考えるのかな。
医学分野では,人の行動とかその他の生物学的特性がどこまで遺伝
的に決まっているのかを明らかにするときに,一卵性双生児が調査
対象になっているよね。
アメリカは離婚率高いから,一卵性双生児でも,別々の家庭で育て
られる人も多いから,遺伝的に同一だけど,家庭環境が違うという
のを利用して,遺伝的要素と環境要素を区別して分析可能。
指紋は右手と左手でも違うし,遺伝的な要因だけでは,きまらない
と思う。
25 :
:01/09/01 22:41 ID:qHny6fns
>>23 糖尿病などになると、網膜の血管が増えて、パターンが変わる。
26 :
:01/09/01 22:42 ID:qHny6fns
牛の鼻のしわの紋が、人間の指紋と同じ目的(個体登録)に使われる
そうだけども、クローン牛の鼻紋はどれだけ違うだろうか?
27 :
名無しゲノムのクローンさん:01/09/01 23:14 ID:QXKnKxmU
まるっきり同じという事は確率的にないに等しい。
28 :
名無しゲノムのクローンさん:01/09/02 12:22 ID:Mq34T9CE
29 :
:01/09/02 19:06 ID:Lw6.icag
細胞内のDNA以外の物質で、細胞分裂の際に不均等に分配されるもの
があるのではないかなぁ。 二細胞状態の胚を2つに分けた場合でも
違いがあるのかどうかは興味あるな。
↑普通の一卵性双生児ってそもそもそうやって出来るんじゃないの?
31 :
素人:01/09/02 21:17 ID:DfuHciyU
遺伝子が酵素を作り、
酵素が予め存在する形に応じて広がり濃度勾配という場を作り、
その濃度差に応じて他の遺伝子が発現したり、形が作られたりして、
そうして出来た形がまた形状という空間上の場となり・・・2行目に戻る
>>10の話を素人解釈するとそんな事ですか(これ以上深い話では退散します)
うちの学校に一卵生双生児がいるんですが、
身長、体重、顔が全然違うんですよ。
生物の資料集に一卵生双生児の
平均身長・体重・知能指数の差が出てたんですが、
全然違いました。ちなみに彼ら二人は今、中2です。
34 :
名無しゲノムのクローンさん:01/10/08 04:27
一卵性でも指紋と後 頭の渦巻きの位置が違うらしいですね。
前にテレビの特集で得た知識なんですけど・・・・
スレとは違いますがどなたか詳しい事教えてもらえませんか?
35 :
名無しゲノムのクローンさん:01/10/08 10:34
発生過程における確率的変動はあるってことでしょ。
100%遺伝子で決まってる分けじゃないということだね。
36 :
名無しゲノムのクローンさん:01/10/18 13:45
>>32 一卵性の男女の双子か…。発生段階の初期で過程で
Y染色体が消失(きわめて低い確率だけど)すれば、
一方は発現形XY(♂)、もう一方は発現形XO(♀)
で、一応説明がつくが…あんのかそんなこと?
多分…ないだろうな…逝ってきます。
37 :
名無しゲノムのクローンさん:01/10/20 04:13
>>32
その年齢なら身長、体重の違いはありえるだろう。
ただ顔、、、。小さい頃に片方はうつぶせ寝、もう片方は仰向け寝だったり、
けがとか、性格の違い(片方はよく表情をかえる、もう片方はあまり変えないで育った)
やっぱ二卵性の可能性の方が高いな。
>>1
指紋の形状は指紋が形成されるまでの環境要因も影響すると言う話を以前みた。
だから一卵性とは言え全く同じ行動をした訳ではないので多少の違いはでるはず。
ただほとんど同じ行動、与えられる物もほぼ同じ、なにより遺伝子が同じであるから
酷似しているはずだが。
>>36
実験したこと無いから断定はできんが(あったら大変だな。w)
動物実験などの結果から判断すればおそらくヒトはXOは正常発生しないだろうな。
38 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/02 03:26
conclusionは?
39 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/02 10:54
>15
そうです。見た目上すごくよく似ていますが、やっぱり細かいところは違います。
1卵生の片割れが証言します。でも身長や体重や顔が違うのはどうだろう?
違っても数mmから1cm、顔もそっくりなやつなら周りにかつて2組いたけど…。
40 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/02 11:11
ハハオヤの子宮内に出来た胎盤の位置によって、一卵性双生児でも発生後は違う環境に
おかれるといわれているぞ。だから、細かいところが違っていて当たり前。
41 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/02 11:14
一卵性って羊膜とか胎盤は共有してるんだったけ。共有してた気がするんだけど
42 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/02 13:32
南はタッチャンの味方だぞ。
43 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/20 07:18
牛の鼻のしわの紋が、人間の指紋と同じ目的(個体登録)に使われる
そうだけども、クローン牛の鼻紋はどれだけ違うだろうか
44 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/20 08:08
結論は、おのが両手の中に隠されているのでは?
左右の指紋っておおざっぱに見ると鏡像関係であることを
除けばほぼ一致しているのでは?
しかしディテールは違っている。手相も同じ。
だから、遺伝的支配と非支配の両方の要因があって、双子の場合は
おおざっぱには似ているがディテールが違っているのではないの?
45 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/23 06:14
>>44 左右の指紋が似てるってはじめて気付いたよ・・・
46 :
名無しゲノムのクローンさん:01/11/27 09:52
きみ、なかなか賢いのお>44
このスレ、なかなかおもろかったぞ。あげ。
47 :
名無しゲノムのクローンさん:02/01/13 01:28
むかし一卵性双生児で男と女っていう組み合わせがいる例があるって学会でどっかの教授に聞いたことがある。
48 :
名無しゲノムのクローンさん:02/01/18 09:01
XOの女はターナー症候群だろが。
37は消防か厨房
49 :
名無しゲノムのクローンさん:02/01/18 21:10
ところで3つ子はどうやってできるんですか??
発生の過程で3つになることはあるの??
もちろんある
52 :
名無しゲノムのクローンさん:02/03/22 08:49
age
>>43 鼻紋は牛の固体識別に用いられています。
牛にだって双子はあり得るでしょう。
さて問題、双子の牛で鼻紋が同一になるとすれば、
この方法は固体識別に有効でしょうか?
一卵性双生児の指紋はそれぞれ違う。
遺伝子レベルは同一でも、指紋のような成長要素にかかる部位はそれぞれ異なる。