1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
野口英世の業績がほとんど認められていないのは世界の常識。
どころか、不正行為の見本とみなされているのだ。
なのに、日本では、なぜ未だにマスコミこぞって英雄扱いなのか?
これは恥ずべきことではないのか?
マスコミこぞってなどと言うほど野口英世は取り上げられてないと思うが。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/30(土) 02:20
いや、少なくとも、本屋の偉人伝コーナーにはまだあるぞ。
子供にウソを教えてはいかん。
4 :
野口英雄の「虚構の業績」:2001/06/30(土) 02:26
野口英雄は、1900年頃から、1928年に黄熱病で、死去するまでに、数多くの病気(梅毒、狂犬病、トラコーマ、小児麻痺、黄熱病等)の病原菌を、発見、または単離培養したと報告し、200を越す、当時のこの分野としては驚異的な数の論文を書いています。 しかし、実は、「これらの業績で、現在も正しいものとして、評価されているものは、ほとんどありません」!! これらの疾患の病原体の多くは、ウィルスや、クラミジアなど、特殊で微小な細菌であり、野口の時代の技術では、見いだし得なかったもの、あるいは、見いだす事が極めて困難だったものです。
彼は、梅毒スピロヘータ−現在の細菌学では、梅毒トレポネーマと呼ぶほうが一般的です−(これ自体の発見は、1905年、Schaudinn と、Hoffmann の業績であり、野口によるものではありません)の、培池による純粋培養にも成功したと発表していますが、少なくとも1995年までの時点では、誰も追試に成功していません。 培池での培養はおろか、培養細胞系を用いた梅毒スピロヘータの培養すら、成功していない(生体組織を使えば、感染培養は可能です)のです。 一般にスピロヘータ(梅毒スピロヘータは、20種余りあるスピロヘータの一つです)の、細胞や組織を使わない(無細胞系での)純粋培養は、現在でも非常に困難であり、培養可能な種類のものでも、培池成分、特に、補酵素に対する要求が非常に厳しいので、彼の時代の培池を用いて、梅毒スピロヘータの純粋培養に成功したとは、ほとんど考え難い事です。
コッホによって、既に病原体である事の、基準(コッホの3原則)が確立していた時代ですから、それを病原菌であると判断した(必ずしも、断定はしていませんが)事にも問題がありますし、何よりも、誤って病原菌と判断したものの数が多すぎ、時代を越えて評価に耐える業績が(皆無とまでは言いませんが)、少なすぎます。 コッホや、パスツールの業績や技術は、時代を越えて、通用しているのです。
彼が置かれていた背景を考えれば、彼は細菌培養について、優れた技術操作を身につけた技術者ではありましたが、ロックフェラー研究所で 「業績を出す事」 について、非常に強いプレッシャーを受けていました。 業績を出せなければ、その職を失なう可能性の高い立場でした。 また、後には、日本人一般からも、プレッシャーを受けていました。
現在の細菌・ウィルス学の目から見れば、彼は、相当のデータの改竄をしていた事は、ほぼ確実であり、その結果として、「虚構の業績」 が作られたものだと、私は、思います。
わかったからもうよそ逝けや。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/30(土) 02:33
あげ
>>4 詐欺師いうより"flying machine"な
8 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 02:49
ついでにいえば
日本の医師免許(大学を卒業しないで資格試験で取得)をCVにM.D.と記載した最初の日本人医師です。
彼自身はそれが詐称であることはわかっていましたが、同じ船で渡航した某日本人貿易商の強いすすめもあって、詐称を決意した、といういきさつが明らかになっています。
それ以降日本の医師免許はM.D.と訳される様になりました。
9 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 04:14
______
/_ |
/. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ / ― ― |
| / - - |
||| (6 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| < 正直、野口英世の伝記を読んで感動した
|| | | | \ ┃ ┃/ \________
| || | |  ̄  ̄|
10 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 06:20
>>2 それは非常に大きな間違いです。
たとえば,確か去年一般のアンケートで朝日新聞がまとめたデータでは,
日本人の代表的科学者100人のトップ1が野口だったわけです。
この浸透度は極めて大きいと言わざるを得ません。
4さんの書いてある程度のことは,かなり出回っていることだと思うのですが
(たとえば『背徳の科学者たち』など)もっと細かく検証した本は
あまり出回っていないのではないでしょうか。
もしありましたら教えてください。
ぎゃくに,例外的に今でも残っている業績を具体的に教えていただけないでしょうか。
>10
レポートの課題をここで質問するな。自分で調べろ。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/06/30(土) 09:09
検索してみたけど、確かに、野口英世について悪く書かれた記事はないね。
彼の不正を知らず、単純に偉人だと思いこんでいる人ばかりが目につく。
13 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 09:14
遠き落日には、この辺のエピソードはてんこ盛りだよ。
14 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 09:15
財団とか記念館とかつくって、それでお金儲けしてる人がいるから。
15 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 09:17
<<13
渡辺淳一は、しょせん勘違いエロじぃさん(ワラ
16 :
15:2001/06/30(土) 09:19
17 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 11:02
昨日、ちょうどテレビ番組やっていたけど、確かに悪いことは言っていなかったね。
・・・確かにこれは問題だよ。
18 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 12:33
マスコミ板でも同じスレたってるよ。
誰か逝ってみてくれば?
19 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 12:50
>17
ちょうどテレビ番組をやってたんじゃなくて、その番組見て
感化されたんだよ。
過去の有名な人は、悪人か偉人か両極端にデフォルメしたほうが
受けがいいのは確かだ。特に野口英世は小学生でも伝記を読むだろう。
小学生に悪人の伝記を読ませることも無いので、必然的に英雄扱い
した伝記になる。
その印象が強いから、いつのまにか野口英世は細菌学で金字塔を建てた
英雄というイメージが定着したんでしょ。
で、マスコミは話題を持ち出すときには英雄イメージを強調するか
カウンターで人間臭いところを強調するから、余計に偏ったイメージに
なるんじゃない?
野口英世とかはもういいから、長岡半太郎とか岡崎玲二(字が違うか?)とか
近代現代のノーベル賞に限りなく近かった人の伝記が読みたいなぁ。
岡崎先生は奥さんが現役の研究者として活躍されているから、時々話は聞けるけど。
20 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 13:17
ロックフェラーのボスのプレッシャーがものすごかったらしいね。。
21 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 16:03
歪曲された伝記を読むことが弊害だと思われ
22 :
>21:2001/06/30(土) 16:14
活字になった嘘を見抜く洞察力を鍛える教育こそが重要と思われ、、、、
23 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 16:35
でも、偉人伝なんか読むのって、たいてい小学生くらいなのに。
ウソを見抜ける小学生って、なんだかそれも怖くない?
24 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 17:27
栄光なき天才、でいいじゃん。
努力家で、情熱家だったのは確かなんだから、
ペテン師呼ばわりすることもないでしょう。
成功するばかりが全てではないし。
ノーベル賞に近かったからって、
長岡半太郎の伝記なんか読みたいかあ?
25 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 17:32
読みたいぞ。
研究の発展の系譜が読みたいし、ノーベル賞との関係も暴露して欲しい。
なんで推薦したら全員もらえたんだろうね?偶然の一致かなぁ。
26 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 18:18
>>24 いくら努力家で情熱家であっても、業績がともなわねば「成功」したとはいわない。
問われているのは栄光や人間性ではなくて、真の業績があったかどうか。
彼のやったことが、でっちあげに近いものであれば、
科学者としてはペテン師よばわりも仕方あるまい。
27 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 18:42
人生としては十分に成功しているんぢゃないか?>野口英世
28 :
24:2001/06/30(土) 18:50
>>26 >問われているのは栄光や人間性ではなくて、真の業績があったかどうか。
アメリカンドリームの国じゃないのよ。
校庭に二宮尊徳の銅像があった国なの。
科学者としての成功度を問うているのではないわけで、
実際にノーベル賞をもらった人より評価されているからって、
それが何?
29 :
↑:2001/06/30(土) 18:53
それが間違いだとゆうのです。
30 :
>24:2001/06/30(土) 23:09
よーするに、そのへんの勤勉なだけでたいして能のないオッサンを
つれてきて、お涙頂戴物語をつくって、それで、偉人。オッケー?(ワラ
31 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:13
野口英世は日本人捏造論文科学者の走りだったってこと?
第?製薬の連中に教えてやれよ。安心する是(藁)
32 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:14
>>31 今の時代に生きてれば、偉人どころか単なる
モラルなし科学者として永久追放かもね(ワラ
33 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:26
それより、野口=「借金大王」
だったらしいぞ。
詳細不明の科学的業績はもういいから
その華麗なる「大借金テクニック」だけでも検証して披露してくれ。
この大不況時代、ポスドクも大喜びすること請け合いだろう。
34 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:31
夏目漱石はイギリスで、森鴎外はドイツで、野口はアメリカで売春婦を買いまくってみんな梅毒に感染していたというのは本当か?
で野口は梅毒の研究やってたわけか(ワラ)
偉い人はみんな外国で金髪女とやりたいと思う征服欲の強い
連中なんだな。金髪娘とのマムコ好きのオチケンもその点では
偉くなれる素地はあるな(ワラ)
35 :
悲劇の研究者:2001/06/30(土) 23:37
結婚詐欺をして、大金を巻き上げ、その金でアメリカに渡ったと言われているが、どこまで本当なの?
野口英世は、すさまじいコンプレックスの持ち主で、それをバネに、ロックフェラー大の教授にまでのし上がった財前五郎タイプの人間であったのは間違いないようだ。
しかし、結局、自分の捏造データに怯え、それを何とかして挽回しようと、満塁ホームランを打とうとして、アフリカの奥地に、奥地に迷い込み、その結果、自ら黄熱病で倒れた悲劇の研究者であったという言い方が一番正しかったのではないのだろうか。
36 :
34:2001/06/30(土) 23:41
37 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:46
>>26 たぶん、お前よりは成功しているぞ。
お前は間違っても伝記で英雄扱いされないだろ?
誰も「お前のような科学者になりたい」なんて言わないだろ?
38 :
>33:2001/06/30(土) 23:48
借金大王の話は、きのうテレビでやっていた。
かーなーりー、あとさきかんがえない浪費家であったことは
間違いないようだ。
支援者たちに借金しまくってるが、それ、けっきょくは返したのかどうか。
39 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:49
それより
「悲劇の大借金王」の情報求む。借りたのは確かなんだろ。研究はしらんが・・・。
40 :
26:2001/06/30(土) 23:52
>>37 エセ英雄になってもしょうがない。
あんたは「お前のような科学者になりたい」と言われたいがために
研究するのかね?
41 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:58
問題を整理しましょう.
1.「彼の研究者としての成果に関する疑惑」
2.「人格破綻者としての問題」
があるようです.ここで,まず問題にすべきは,2でなくて1でしょう?
なぜなら彼は偉大なる科学的業績があるがゆえの偉人なんですから・・・
それとも
>>24さんのいうように「科学的業績など些細なことであり問題ではなく,彼がどう生きたかが問題なわけ?」
でも,しつこいようですが彼は「偉大なる科学的業績があるがゆえの偉人」なんですよ---そのへんの清廉潔白に生きたただのおっさんではないわけです.
42 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/06/30(土) 23:59
野口英世の人生=一応偉い人として後世まで名前が残っている
26の人生=2ちゃんねるでくだらない書き込みをして死んでいくだけ。どう
考えても無意味。
43 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:02
誰も清廉潔白なんて言ってないよ、借金大王だって言ってんだぜ?
44 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:06
野口英世の人生=一応偉い人として後世まで名前が残っているが、
それは思考停止した日本の一部国民の間でだけ。
42の人生=2ちゃんねるでくだらない煽りをして死んでいくだけ。どう
考えてもドキュソ。
45 :
<44:2001/07/01(日) 00:13
ワラタ…
46 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:23
やっぱ、うそついたらあかんねぇ。
あのJEMはみんな嘘だったんか?
俺は、しょぼいデータで3流雑誌でもいいから、
うそは発表せんように心がけよう。
47 :
24:2001/07/01(日) 00:27
>>41 >「偉大なる科学的業績があるがゆえの偉人」
そうなんですか?
彼が伝記に残っているのは、アメリカで大成したからとか、
科学者として業績がある、ということではなく、
人生意気に感ずるところが多かったからだと思うのですが。
あの時代に、単身渡米して、科学に情熱を傾けたロマンは、
結局夢破れても、業績の悉くが否定されても、
かわるものではないと考えます。
まあ、一発当てようと考えている人にとって、
なんであんなやつを模範にしなけりゃならんのだ、
と考えるのは分かりますがねえ。
イチローはすごいが、マーシー村上は結局だめだったじゃん、
て言うようなものかな。
48 :
野口英世の実像と虚像:2001/07/01(日) 00:29
当時、貧しかった日本が欧米列強に追いつこうとしたJapan dreamのもっと象徴的な具現者として、野口英世の人生はあまりにも神格化されたのではないのだろうか。
学歴もない、貧しい寒村に生まれた男が、裸一貫でアメリカに渡り、錚々たる研究業績を上げ、ロックフェラー大の教授にのし上がった日本人に、偉人の虚像を被せ、努力すれば世界的な人間になれると、当時の子供たちに説く上で、野口英世ほど都合のいい人間はいなかったのではないのか。
子供たちのお手本になると思われていた人が、実はペテン師のような男であったとは、子供たちの手前、誰も修正できなくなってしまったのだろう。
そのために、本当の野口英世の実像が、これまで無視されてきたのだろう。どろどろした情念を持ち、劣等感の固まりだった男が捏造までして、アメリカのトップ大学の教授のポジションを得て、これまでの自分の人生の決着をつけるために、アフリカの奥地に逃げ込まなければならなかった悲劇の人生こそ、人間ドラマとして、重いものがあるのかもしれない。
遠き落日は駄作だったけれども、誰か、小説に書かないかなあ。本当の野口英世の生き方を、
49 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:31
>>46 うそを発表しなことなど,常識中の常識です.なさけないことをいわず世間をあっと言わせるような成果を出すことを目標にがんばれ.目方で図るような論文を書いても仕方ないですよ,古紙回収に出したらプレプリ100部でもまあ5キロとして,5円あるかどうか...
世間一般での野口の評価は、
「幼い頃の悲劇を乗り越え、自分を救った科学への憧れから
偉大な業績を残し、最後は研究の途中で犠牲となった」
というところにある。と思う。
しかし、「偉大な業績を残し」ってとこが実は幻想で、実際には
「幼い頃のコンプレックスから、有名になろうと頑張って
業績をでっち上げ、借金踏み倒して、最後は自分の野心の犠牲となった」
ってな所かな。
「幼少時に貧乏→努力して成功」ってパターンは秀吉に限らず好まれるけど、
そんな感傷抜きにして、冷静な目で研究者を評価して欲しいね。>世間
51 :
↑:2001/07/01(日) 00:35
結論は、野口英世って白い巨塔の財前五郎のような男だったのだろう。
でも、財前五郎の生き方もそれはそれで、面白いと思うのだが、
でも偉人として間違った虚像を垂れ流していたのは、やはりまずいよ。
しかし今さら、だれもいや実はねえ、野口英世は本当はペテン師の中のペテン師だったんだって
これまで大嘘をついてきた手前もうだれも言えなくなってしまった。
まあそれならば最後まで、虚像を被せておこうというのはいいかも知れない。
52 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:38
>>47 「イチローはすごいが、マーシー村上は結局だめだったじゃん」などとは言ってません..
「イチローもえらいし,新庄もえらい.野茂はもっと偉いし,マーシー村上も偉い.でも,野口英世は最低だ」って言ってるんです.
彼は,「詐欺師」なんですよ---考古学の藤村と一緒です---「ひとつでもうそがあるならすべてがうそである」と考えるのが自然なんです.
ひとつでも明瞭な「詐欺あるいは,ほとんど詐欺」がある場合(まあ野口の場合数え切れないぐらいあるが),あなたそれを言い切るには,逆にあなたが証拠を出さないといけないんですよ.
53 :
>51:2001/07/01(日) 00:42
所詮、メッキはメッキ。いつか、はがれる。
虚像を子供に信じさせるのは、これからの時代性を考えても、
よくないと思われ
54 :
>50:2001/07/01(日) 00:44
激しく同意!!
55 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:46
伝記として残っているのはそれなりの理由がある。
南米の黄熱病(実際には違ったが)に対する彼の免疫療法では多くの人命を救っている。
問題なのは正しい業績と間違った業績があった場合、どちらに重点をおいて評価するかだが、
医学者の場合、少なくとも実際に人命を救った業績は、チョンボを打ち消し、またどんなに優れた論文に投稿するより
高く評価するべきだ。それを忘れてここでレスを書いてるポス毒は当然人命なんかひとりとして救ってないし、偏差値教育で頭が腐ってるのが大杉。
医学者にとって、ほんとの業績はIF の数値だけじゃないんだよ。ちなみに私は医学者じゃないので人命など知ったこっちゃないが。
でもこんなやつらが職につけなくて医者になった時、治療受けるのは嫌だなー。健康に気をつけよう。
56 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:48
>彼は,「詐欺師」なんですよ---考古学の藤村と一緒です---「ひとつでもうそがあるならすべてがうそである」と考えるのが自然なんです.
うちの大学の微生物学の教授は、野口が発表した論文のうち、
200の中の199報は嘘で、そのうち1報ぐらいが本当らしい、
しかもその本当らしいものもたまたま結論がそうなっただけで
実証されたものですらないと話していた。
微生物学の研究者の野口像っていうのが一番公平かもしれない。
57 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:48
ほんと、もう今更いえないよね、じつはペテン師でした、なんて…
そんな「正調 野口英世伝」なんか書いたら、世間に総スカン食うよ。
58 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:50
多くの日本人が野口英世の実体を知らないことを、海外の人達が知ったらどう思うでしょうか。
そういう嘘をいつまでも信じる国民の言うことは、やはり信じられないと思われる可能性が高いです。
だから、一般の人にもちゃんと実体を伝えるべきです。
59 :
>58:2001/07/01(日) 00:53
正論!
60 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:56
>>56 そういう話がいちばん明瞭で説得力があります---いまや野口のカス論文などだれも知らないから...でもそういうことを正しく世間に主張していくのは重要です!日本のマスコミ腐ってるから...美談を書かないと右翼に刺されるのか? マスコミ板にも書いといてください.
61 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 00:56
うだうだやめろや。なんの証拠もないことでしょうもない議論すんなや。証拠上げてミロやボケ!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
ダスレにつき終了しました!
62 :
>55:2001/07/01(日) 00:59
なんだか全然、見当違いな人が乱入したなあ。
簡単に論法を以下のように整理してみると。
1)生命は地球よりも重い
2)野口は多くの点で間違った
3)しかし、結果的に医学に貢献し、人命を救ったという功績もある
4)だから2)は帳消しにされてもおかしくないはずだ
5)従って 人命のなんたるかを知らないで2CHでくだを巻いているポスドク連中(MD)は、偏差値教育の哀れな残滓である
6)結語:みんな健康に気をつけよう
いや、おめでたい論法ですなあ。こんな幼稚園の幼児のような論法が通るほど、2CH雀たちは甘くないことも知っておくべきです。
63 :
>61:2001/07/01(日) 01:01
なにコーフンしてんの?
もしかして、野口英世財団の人?
64 :
ワレ完敗ス:2001/07/01(日) 01:04
>>62 55ハ、モノノ13分デ、62に撃沈セラリ
アッケナイ最期ダッタ
65 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 01:11
>>58 それは確かにそうだ
極端なことを言えば、麻○のことを信じているオウ○の信者に近いものがあるからね
66 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 01:12
67 :
>65 :2001/07/01(日) 01:21
まったくな。いったんイメージを固定してしまったら、
あとでそれに反する事が出てきても、そのまま。
ちょっと異常だよね。
いくら、母子愛ものがウケるっていっても…
あ、ちなみに、オウ○じゃなくて、いまはアレ○ね。
68 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 01:23
何人人を救っても不正は不正、業績とともに並記されるべきであって、
人命を救った業績が高いからといって、不正が消えることはない。
善悪二つの面は別個に考えるべき。
どんな偉人にも欠点がある、それは当たり前のこと。
69 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 01:25
偉人の「あまりほめられない側面」もきちんと後世に伝えた上で、
偉業をたたえる欧米型の偉人伝と、
偉人は聖人君主であらねばならない日本型の偉人伝、
どちらがより真実を伝え、そして子供達にほんものの夢を与えているのだろうか。
70 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 01:33
>>63>なにコーフンしてんの?
>もしかして、野口英世財団の人?
オレは正直、聞きたい。
「ねえ、その野口英世財団ってのも借金マミレなの?」
71 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 01:47
72 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 04:29
>>55 >それを忘れてここでレスを書いてるポス毒は当然人命なんか
>ひとりとして救ってないし、偏差値教育で頭が腐ってるのが大杉。
ギャハハハ核心突きすぎ!!
73 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 05:19
お札になってるのがマズイよね。日本のお札のモデルはペテン師です
とは言えないよ
74 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 05:25
_____________
/
| そろそろ母と主治医と家臣が来る頃だな・・・
\_______________
____
ΛΛ ||:::::::::::||
( )―||:::::::::::||―――
/ つ二二lニl __________
| ̄ ̄|__)―ΛΛ――― /
`ー┬‐'' ( ) < 長年の経験ってやつですか
┴ | ヽ \__________
し___)〜
75 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 05:25
1の母でございます。
このたびは、息子がこのようなスレッドを立ててしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックで内気な子供になって
しまいました。そのせいか、小・中学校ではいじめにあっていたのです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、大変心配
いておりましたが、この2ちゃんねるというサイトを知って以来、息子も
少し明るくなったようです。「今日○○板でね、ドキュソがさあ…」
と、とても楽しそうに夕食の時に話してくれるのです。
どうぞ皆様、息子を暖かく迎えてやってくださいまし。本当は良い子なんです。
よろしくお願い申し上げます。
1の母より
76 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 05:26
1の主治医です。
この度、このようなスレッドを1が立てるに至ったことは、
主治医として、大変残念な事であり、また、治療の効果が
まだまだ現れていないことを証明しているため、そろそろ
最終的な決断を下す必要があるようです。
みなさんお聞きになったことがあるかもしれませんが、
必ずしも心の病は、特殊な病気ではなく、誰もがそうなる
可能性があります。しかし、だからといって、これ以上、
1を放置することは、例えば何の関係もない人を傷つけたり、
逆に1自身の将来にとり、名から図示も良いことではありません。
そこで、私は、1の両親、臨床心理士などとも相談して、
1をしばらくの間、ネットの出来る環境から離して、
濃密な人間関係の中で治療をすることにしました。
1にとっては、納得がいかないことかもしれませんが、私も、
医師免許をかけて、1を徹底して直すことに致しました。
どうかみなさん!1が戻ってきましたら、このような人を悲しませる
スレではなく、みんなに感動を届ける以上の人間になっていると思いますので、
暖かく見守ってやってください。
77 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 05:26
1の家臣でござる。
この度は殿がかように愚かしき板を立ててしまい、家臣一同お詫びの
言葉もござりませぬ。
殿は先の戦での大敗以来すっかりお心を病んでしまい、昼は村娘をかどわかし、
夜ごと酒を召しては家臣に斬りかかる毎日でござる。
奥方様は病で倒れ、折からの飢饉で民は飢え苦しみ、近隣諸国の大名はこれ幸いと
ばかりにわが国との国境を侵し始めている次第にござりまする。
家臣の中にも殿に翻意をいだく者が多く、このままではお家存亡の一大事に
なりかねませぬ。
しかし、ご安心下され。間もなく殿には出家していただく手はずにござる。
殿が寺に向かう途中に手練れの者をひそませ、殿のお命を頂戴する算段が
整っておりまする。その後は殿の甥にあたられる茂名の上(もなのかみ)様を
殿として迎え我ら家臣一同忠勤を尽くす心づもりでござる。
皆様方には迷惑をおかけして、まことに申し訳ござりませぬが、今しばらくの
辛抱でござる。なにとぞ、なにとぞ殿の此度の所業をお許し下さいませ。
78 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 09:18
もうこの母とか主治医とか家臣とか妹とか姉とか、
もろもろのコピペ、見飽きた。
独創力なし。
79 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 11:04
多分、こういうことするやつは一人じゃないんだよね。
だったらもっとバリエーションがあってもいいと思うんだけど、
それさえもしないところが最低
80 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 11:09
初めにやった奴は偉い門だとおもうが、
こぴぺはおおばか
>81
どうせ、78=79=80だよ。
このスレッド、自作自演しているバカがたくさんいるな。
83 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/02(月) 00:24
うざいからそんなくだらないことでいちいちあげるな。
85 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/02(月) 07:01
うざい。
87 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/02(月) 08:14
78は私です。79でもないし、80でもないよ。
ところで,なんで1が叩かれてるの?
まあ
>>83みたいに他の板に同じ様なスレを立てまくってるのは
すこしデムパがかってるが・・・
89 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/02(月) 09:23
1が叩かれてるっていうより、コピペ野郎がでてきてうざがられてる。
粘着に野口英世を擁護しようとしてるヤツ怖い。そっちのんが電波。
ここ、一応、生物板でしょ。
ほんとのこと、知っててソンはないはずなのに。
90 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/02(月) 09:50
マスコミ板でやっている方が冷静な分析がされていると思われ
91 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/02(月) 10:23
>>10 彼の業績で有名なのはトレポネーマの脳内に存在することを証明したことでしょ。純粋培養は追試がうまくいってないらしいね。
92 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 12:10
しかし恐ろしいことに、野口は当時
ノーベル賞候補に3回挙げられ
(1914、1915、1920だったと思う、でもウロ覚え)
そのうち最初の2回では最終候補まで残ってる。
人種差別が強くない時代だったら受賞していただろう
受賞しなくて本当に良かった・・・
ハジさらすとこだったよ(w
93 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 12:24
>>92 逆に、北里に関しては、ノーベル賞選考委員会に100年前のミスの謝罪要求をするべきです。朝日のアンケート見てもわかるように、世間的な認知度って「野口>>北里」なんですよ。なんで朝日は何も言わない?
94 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 12:27
北里の時は、彼の実験の補助をした
欧米人が受賞したらしいね。
95 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 12:48
>>94 ベーリングね、北里のやり方をほとんど真似たとか、、
あと、間違いだったものに
フィービガーの寄生虫発ガン
オチョアのRNA合成酵素
なんてのもあるね
96 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 12:53
北里のイメージが悪いのは、
北里大学っつう医者のバカ息子しか行かない
有名私立小学校よりもレベルの低い大学があるからだ。
97 :
北里大学・創設秘話:2001/07/03(火) 16:57
>北里のイメージが悪いのは、
北里大学っつう医者のバカ息子しか行かない
有名私立小学校よりもレベルの低い大学があるからだ。
北里がなぜ北里大学を作ったか、その理由は、東大医学部一派との壮絶な確執があったからっだった。
北里は東大・医学部時代から、臨床の興味を失っており、自由気ままに好き勝手な生活をして、3回留年している。また、東大入学も19歳が上限であったが熊本医学校を卒業したのは23歳で、4つもサバを読んで入学した。
それに対して、青山胤通(後の医学部長)はずっと東大医学部で首席の成績をとり、二人は好対照だった。
何とか東大を卒業できた北里は、コッホのところへ留学し、1889年には破傷風菌の純粋培養に成功。翌年には破傷風の血清療法を発見し、世界的な名声を得て飛ぶ鳥落とす勢いで帰国した。しかし、日本政府と青木ら東京大学派は、北里に職を与えなかった。失職状態であった北里を見るに見かねた福沢諭吉が彼のために、私財を擲って伝染病研究所を建設し、初代所長に北里は就任した。
東大医学部衛生学教授・緒方正規との脚気菌での論争から始まる東京大学との軋轢が生じ、東大学派は脚気の細菌説を頑強に主張し、北里は細菌学者として黙認できないと緒方の説を批判する論文を発表した。青山胤通らは、なぜあの落第生の北里が大きな顔をするのか、不愉快で不愉快で堪らなかった。そして時の政府に働き掛け、強大な政治力を利用して、北里のいた伝染病研究所を官立にするよう働きかけ北里を追放した。
北里は、その時の怒りをバネにして、東大の研究所に対抗できる民間の研究機関をつくろうと奔走し北里大学を創設した。
他に、この時、青山胤通に嫌がらせを受けたのが、あの野口英世だった。恩池賞の候補に上がったとき、北里のもとで小間使いをしていた野口を全く相手にせず、猛烈な落選運動を展開した。
注釈:この時の東大学派の脚気細菌説がもとで、日清戦争では陸軍では四千名が脚気で死亡している。しかし、東大学派に真っ向から対抗した海軍軍医の高木による食事説を採用した、海軍では脚気による死者はこの時一人も出なかった。それにもかかわらず東大学派の妄言を信じた陸軍は、さらに日露戦争で食事説を採用せず、25万人もの脚気患者を出し、3万名近い兵士の命を犠牲にした。
この時代の鉄門の連中は、ろくでもない奴ばかりだった。細菌学者として世界的な名声を博していた北里を、母校によばないばかりか、民間の研究機関からも追いだそうと画策し、学会から追放しようとしていた。
98 :
森鴎外は最高責任者だった:2001/07/03(火) 17:11
陸軍軍医の頂点に位置していた森鴎外はドイツ医学の信奉者で脚気が食事によることを生涯認めなかった。日清・日露戦争で陸軍が25万人もの脚気の患者を出した責任者の一人。彼が陸軍で頑強に東大学派の説を信じ、食餌療法を採用しなかったために、日清・日露戦争で合計三万四千人の脚気による病死者を出した。
今で言えば、HIVの安部英のようなことを森鴎外はしていた。しかも、食餌療法を採用した海軍は脚気による死者は一人もでなかったので、明らかに誤った判断を森鴎外はしていた。現代の裁判で裁くとすれば確実に、懲役刑に処せられただろう。
99 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 17:36
日本の国がきちんとまともな処遇を北里に与えてたら、世の中かなり変わってたはず。無念です。
そうか北里大学は、野口大学としたほうがまだいいかもしれないなあ。
まあペテン師野口にも、少々は情状酌量のよちはある。
もちろん基本的には自業自得なんだけど。
100 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 19:11
1889年 36歳 傷風菌の純粋培養に成功。
1990年 37歳 破傷風免疫体(抗毒素)を発見。血清療法の基礎を築く。
1894年 41歳 香港で伝染病が発生。現地に赴き、ペスト病原菌を発見。
1901年 48歳 先の血清療法の発明により、第1回ノーベル医学・生理学賞の候補に上がったが、当時の共同研究者・ベーリング(ドイツ:ジフテリアの血清療法の確立)が受賞。
北里は文句無しに、ノーベル医学生理学賞を取って然るべき人間だった。
なんで、自分の研究助手のベーリングがノーベル賞をとって本人がとれなかったのだ?結局、この時取れなかったために1987年の利根川進の受賞までなんと90年近くも日本は待たなければならなかった。
101 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 19:24
>>97 北里が作ったのは「北里大学」ではなく「北里研究所」です.
大学は北里の死後、研究所の事業として作られたもので、
北里が作った大学と言えばむしろ慶大医学部のほうが
適当でしょう.
102 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/03(火) 22:54
勉強になるね、このスレ。
>この時代の鉄門の連中は、ろくでもない奴ばかりだった。
あの時代だけで済めばよいのだが。
104 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/04(水) 02:34
べんきょうになります
105 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/04(水) 02:39
北里柴三郎に国民栄誉賞をあげよう!
106 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/04(水) 02:50
森鴎外の敵がつくったのが慈恵医大だっけな?
107 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/04(水) 03:19
注釈:この時の東大学派の脚気細菌説がもとで、日清戦争では陸軍では四千名が脚気で死亡している。しかし、東大学派に真っ向から対抗した海軍軍
医の高木による食事説を採用した、海軍では脚気による死者はこの時一人も出なかった。それにもかかわらず東大学派の妄言を信じた陸軍は、さらに
日露戦争で食事説を採用せず、25万人もの脚気患者を出し、3万名近い兵士の命を犠牲にした。
この時代の鉄門の連中は、ろくでもない奴ばかりだった。細菌学者として世界的な名声を博していた北里を、母校によばないばかりか、民間の研究
機関からも追いだそうと画策し、学会から追放しようとしていた。
いまでもこの糞みたいなエリート意識が東大医にはあるな。それが東大医
がダメになる原因だな。
108 :
北里物語、大変おもしろい。:2001/07/04(水) 06:35
北里柴三郎、志賀 潔、秦 佐八郎など20世紀の初頭(ちょうど100年前)
の日本は、医学界で錚々たる研究者を輩出していた。
物理会でも、このころ長岡半太郎、寺田寅彦など世界のトップクラスの学者がいた。
1900年初頭から、日本が大陸に進出し、戦火にまみれるまでの間が、科学研究の
黄金時代ではなかったのだろうか?
研究環境は今よりもはるかに悪いが、研究レベルは世界のレベルから見てけして
遜色はないばかりか、むしろ、特定の分野に限って言えば優秀な人が少なくなかったような気がする。
北里柴三郎は本当に偉大だったんだなあ。
109 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/04(水) 06:56
でもそれは部分突出型。柳田邦男が「零戦燃ゆ」の中でかいてあるとおり、
当時の日本は零戦に代表されるように一部では世界的なレベルの物を
つくれたりしても全体的はレベルは下。
科学でもそんなことがいえるのでは?でも偉大は偉大。
そういえばヤマギワカツサブロウ博士は?
一時期ノーベル賞候補になったよね?人工的に癌を作り出すことに成功して。
でも占領下の日本ということで見送られたらしいけど。
これでよかったっけ?この話は。
誰か詳しい人いない?
>107
>いまでもこの糞みたいなエリート意識が東大医にはあるな。
そう思うなら具体例を挙げてくれ。
111 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/04(水) 08:21
>110
フェロー湿布の二重取り
112 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/04(水) 08:26
>110
コネによる学振採用。
113 :
山極 勝三郎ってどんなひと?:2001/07/04(水) 08:51
病理学者(1863-1930)。長野県生まれ。東京大学教授。
ペスト・肝臓ジストマなどのほか、かっけを研究して
中毒説を唱えた。またタールによる人工癌を発生させ、
癌の発生の刺激説を実証して世界の学会の注目を集めた。
日本病理学会の初代会長。
これにいくつか補足するならばやはり市川厚一博士の協力を
得て成功した「人工癌」の発生が大きな業績と言えるでしょう。
でもこの人、東大医学部の主流派からはえらく虐められたとか。
癌の原因の探求において、「刺激」説を挙げ、皮膚の
剥き出しになったウサギの耳にコールタールを塗って実際に
癌を作り出した。(コールタールに着目したのは、ヨーロッパ
等で煙突掃除夫に皮膚癌が多いというデータがあったためらしい)
しかし、この実験の成功にも関わらず、1926年のノーベル医学・
生理学賞賞は寄生虫発癌説を唱えたデンマークのフィビガ―にわたる事と
なりました。が、その後の研究により、寄生虫説が否定されて行く中で
「幻のノーベル賞」として再評価をされる様になっていったのです。当時の選考委員の一人は誤った選択をしたと後悔したという。
「癌出来つ意気昂然と二歩三歩」は癌細胞を確認できた時の喜びを
表現した句であり、上田城址公園内にはこの句を彫りこんだ胸像が
やや控えめにあります。
114 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/05(木) 09:56
山極勝三郎って当時の東大医学部では数少ない、
世界的な業績を成し遂げた人ですね。
115 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/05(木) 10:43
でもウサギに延々とタールを塗るなんて事を
今やったら、動物愛護団体にボコられそう。
117 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/08(日) 03:39
野口に関する科学史のモノグラフを、
ちゃんとした人が書くべき時が来ているようだね。
駒場の方、そちらの科哲科学史専攻の人に、
それとなくネタ振りしてみてはどうですか?
118 :
RR:2001/07/08(日) 03:57
>>117 ロックフェラーに残された資料とか
洗い直して欲しいね・・
ノーベル賞の選考過程の記録は公表になったのかな。
119 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/08(日) 04:39
120 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/08(日) 09:08
>>117 きちんと調査して書いてほしいなあ.いまだに非常に誤解が多い---日本の科学者のNo1に選ばれるのはどー考えてもおかしい.中学生でも読めるような本がいいなあ.学者の間では常識でも一般人は何も知らない。
121 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/08(日) 09:23
No1はだれ?
122 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/08(日) 10:33
大学で細菌学・微生物学を勉強すればすぐ分かるよ。
だって、北里や志賀の名前は出てきても野口英世は全く
でてこないのだから、
専門家は残念ながら彼の業績を評価していない。
細菌学、微生物学の分野ではそうかもねえ。
すべての分野に渡ってNo.1といってもいいのかな。
124 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/09(月) 12:22
>>122 だからこそ啓蒙する必要があるんでは?
何しろ、子供向けの伝記もまだ出版されているだろ?
125 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/09(月) 12:36
純粋に学問的な評価はどうかとしても、
彼の歩んだ人生自体、十分に興味深いと思われ、、
126 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/10(火) 13:25
学歴社会の日本に拒絶された天才科学者
野口の研究は蛇毒に始まり、梅毒、小児麻痺、狂犬病、黄熱病と、
非常に広範である。ひとつの業績をあげると、すぐに他のターゲット
を求める。しかもそれらはすべて、注目を集めているものばかりであ
る。そこに流出科学者の哀しさが見えるという。異国の地で生きる野
口にとって、心の支えは「業績」だけ。ロックフェラー研究所の望むま
まに、野口は大きな獲物を求めて駆け回った。
医学史的に見れば、野口はコッホに始まる細菌学的医学の頂点の
人であり、それを極限まで推し進めた最後のひとりであったといわれ
る。その卓越した技術こそが、現代の視点から見れば、悲劇の根本
原因であった。敵はすでに細菌からウイルスへと、変わっていったの
である。細菌学的手法では、ウイルスは絶対につかまらない。ゆえに、
野口は敗れ去っていったのである。
影をひきずりながら常に光を求め、上だけを見つめて走り続けた野
口英世。その姿は、野口を拒絶した当時の日本の、まさにその姿と、
しばしば重なって見えてくるのである。
127 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/10(火) 16:36
「影をひきずりながら常に光を求め、上だけを見つめて走り続けた野
口英世。その姿は、野口を拒絶した当時の日本の、まさにその姿と、
しばしば重なって見えてくるのである。 」って意味不明だな.
こうやって悲劇のヒーローとして美化してしまうのは考えもの.
そうやって彼のいんちきを覆い隠すってのが最近のはやりですか...
128 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/10(火) 18:04
マガジンで何年か前に野口英世マンガやってたよ
きちんと野口の業績はほとんど否定されているみたいな
こと書いてあったけどマガジン読者のうちどれぐらい
が理解できただろうか…
129 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/10(火) 18:11
130 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/10(火) 18:19
>>128 あれ面白かった。
タイトル忘れたけど。
131 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/10(火) 18:26
>>128 山脇勝三郎のも、北里柴三郎の回もあったよね
アリ、並べるとどちらも三郎だ
132 :
129:2001/07/10(火) 18:41
やっぱそうジャン
>>128 Dr. Noguchi ですね。
なかなかよく描いてあったと思います。最後の「黄熱病の病原菌発見」と
それが否定されるところなど、しっかりとしていました。
「黄熱病はウイルスで、野口の死後実用化された電子顕微鏡でしか見出され
ないものだった」という説明も憶えています。
確かに業績から何から 北里>>野口であるのは明らかなのですが、北里が
偉人伝に登場しないのはやはり東大との確執が生々しい印象を与えるためな
のでしょうか。
134 :
名無しゲノムのクローンさん:
現代版のぐちひでよ
と呼べる怪しい偉人はだれよ?