1 :
名無しゲノムのクローンさん:
2 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/18(月) 21:04
採算はどうよ?
3 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/18(月) 21:43
まあ、日本で深層水利用できる場所なんて限られているしなあ。
捨てた周辺にはそれなりに影響もあろうが、発電所とかの影響と大して変わらんだろ。
量的にも質的にも。
4 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/18(月) 22:35
海水を捨てることは、今の発電所と同じだろうけど、
くみ上げて来たときの影響はどうなんだろう?
5 :
意地悪:2000/12/19(火) 00:33
1番さんは深層水の栄養塩の影響を気にかけているんじゃないの?
深層水の栄養塩が減る→チリ沖のプランクトン大発生が抑制される
→鳥のフンが減る→グアノが出来なくなる→食料生産に打撃
(笑)
7 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/19(火) 06:28
利用しすぎると出口の分が枯渇したり流れが変わって一回りする数千年後にそうなるかもしれないね
8 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/19(火) 07:39
つーか深層水って飲んでも大丈夫なのか?
9 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/19(火) 18:08
深層水ってすでに販売されてるでしょ。
10 :
名無し酸リチウム:2000/12/19(火) 19:51
深僧水って要するに塩水だからそのまま飲むと塩っ辛いにゃー。
脱塩してから飲料とするからその過程で
栄養とか(もしあったとしても)全部ぬけちゃいます。
あまり飲み物としては意味がないと思うです。
話変わりますが、深海には大昔(中世)流れこんだ
ペスト菌とかコレラ菌とかが今だひっそりと生息してるとか
聞いたこと有るんですけど、ほんとでしょうか?
とすると深層水って超きったないんではないでしょうか?
11 :
亜硝酸そーだ:2000/12/19(火) 23:18
ペストもコレラもどっかの土壌に居るんじゃない?(^^;
深層水はどーかなあ。
それなりの悪影響があるにせよ、原発よりはマシじゃないかな〜
12 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/19(火) 23:30
表層の栄養塩が増加し赤潮大発生。沿岸域の生物全滅。
電気が不足することに比べたらたいしたことないね。
13 :
意地悪:2000/12/20(水) 06:33
>>1 >>12 ここは微生物学や生化学、分子生物学の人が多く集まるみたいだから、
生態系のことを質問してもほとんどの人がわからないと思うよ。
化学畑からバイオの世界に乗換えをした人は、
1番さんや12番さんたちよりも生態系のことを知らないはずだよ。
陸上や湖沼、湿原などの普通の生態系のメカニズムがわからないのだから、
なおさら、調査船のコストなどにお金がかかり解明の進んでいない
海洋生態系なんてなかなかわからないと思う。
だからここの掲示板で有益な情報が得られないからといって
『海洋生態系の変化による経済的な被害』と
『新電力による恩恵、経済的なメリット』との
損得を比較できるなんておもっちゃダメだよ。
海洋生態系はマニアックな学問だから
海洋生態系に詳しい研究室に直接メールを送ったり
訪ねてみたほうがいいんじゃないのかな。
それで、海洋生態系に詳しいところを
紹介できればいいのだけれども、私もわからないんだ。
14 :
意地悪:2000/12/20(水) 06:44
15 :
名無しゲノムのクローンさん:2000/12/20(水) 16:30
>10
確かベトナムかなんかで港町で普段はないはずのコレラかペストが発生して
問題になり、調査によると深海からその菌が由来していたって話なら聞いた
事がありますよ。深海では菌は死なず、生きたままか、休眠状態で存在して
いると聞きました。
16 :
意地悪:2000/12/21(木) 07:00
潰瘍深層水とは、さしずめ海の腐葉土、堆肥、肥料です。
海洋深層水とはC,H,O,N,S,P,K,Ca,Mg,Feなどの
いわゆる生物の体の素となる微量元素が
大量に含んでいる深海の循環水です。
この深層の水流が海岸や大陸棚にぶつかって
ミネラルリッチの湧昇流として湧き上がると
その表層で大量の植物性プランクトンが発生します。
植物性プランクトン→動物性プランクトン
→小魚→中魚→大魚→マリンスノー→深層水→湧昇流
と繰り返してこの物質循環を2千年周期ぐらいで繰り返します。
この仕組み、パス、駆動力を人間が発電のために横取りして
発電に利用しようというわけです。
○海洋深層水を横取りすること
○勇昇流とは異なる場所で大量に深層水を廃棄すること
1番は、これが海洋生態系にどのように変化を加えるのかを聞いている。私は海洋生態系のことを良くわからないので、1番に返事の仕様がない。何か知っていたら書き込んであげて。
検索エンジンではこんなとこかな。
http://kensaku.org/search.cgi?key=%8AC%97m+%90%B6%91%D4&version=3&lang=ja&number=40
17 :
意地悪:2000/12/21(木) 07:23
18 :
:2000/12/27(水) 21:52
age
20 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/01/18(木) 03:13
この板には生態系の分かる人なんていないんだね。
21 :
意地悪:2001/01/18(木) 06:21
22 :
意地悪:2001/01/18(木) 06:30
23 :
意地悪:2001/01/18(木) 06:39
数学を使う理論肌の理学部と
屋外でフィールドワークをする実践的な農学部とは
同じ生態系を研究するのでも
雰囲気が違うかもしれないけれども
24 :
意地悪:2001/01/18(木) 06:47
親切な人が多いですね。
1さん、何か分かったら教えてね。
26 :
意地悪:2001/01/18(木) 07:10
27 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/01/21(日) 15:43
2000年かけて大回流している深層水と現在言われている深層水は別物のようです。
高知でやっているものもせいぜい太平洋由来の数ヶ月ものだとか。
飲料にしているのは、脱塩(製塩)処理の課程で得られた「にがり」を水に溶かしており、成分としては塩分だけを除いたミネラル分が含まれているので、まったく意味がないとは言い切れません。
28 :
名無しゲノムのローンさん:2001/02/03(土) 00:48
対抗age
29 :
:2001/02/17(土) 19:25
30 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/02/20(火) 08:40
海洋生態系研究分野のものです。
さて、深層水散布の海洋生態系への影響ですが、現在の知見
では、深刻な影響はないと考えられます。
理由はいくつかあって、
1)汲み上げられる深層水の量が僅か
深さ1200メートル以深の海域から汲み上げるとすると、いずれも
外洋よりの海域です。このような場所では海水交換が速く、
すぐに薄まってしまいます。大規模な赤潮形成に結びつくほど
の大量の栄養供給は難しいと考えます。
2)深層水散布実験じたいは10年くらい前から行われています。
富山湾などで行われた実験は、深層水の栄養で海域を肥沃に
しようとのねらいをもって行われました。しかし海域を肥沃には
できませんでした。量が少ないのと、水の沈み込みが原因です。
3)深層水を汲み上げるとまず反応するのは珪藻類です。
彼らは海洋の一次生産の主要な担い手であり、豊かな漁場
形成の基礎となっています。だから珪藻類の増殖自体は
人間から見て好ましいことといえるでしょう。
有害赤潮の原因となる渦鞭毛藻などは増殖速度が遅く、
深層水散布域では珪藻類に勝てません。
4)日本沿岸では、冬には表層と深層の密度差が小さくなるので
両者が混ざり合います。それで表層の栄養塩類濃度が高く
なります。つまり一年に一回、深層水が散布されているような
状況です。これに比べれば温度差発電の影響はネグれると
考えられます。
5)深層水に含まれる栄養塩類の濃度が低い。
日本近海の1000メートル付近だと、硝酸塩で40μM、ケイ酸が
この4倍以内、リン酸は硝酸塩の1/15くらいです。硝酸塩で
見ると、河川水の1/10以下の濃度です。
以上の理由から現時点では問題は少ないと思います。
詳細は、月刊・海洋(海洋出版社)などの雑誌を当たって
みて下さい。
>3の方が書かれていることは少し違うと思います。
原子力や火力の温排水は海洋生態系に対して非常に大きな
(悪い)影響があります。詳細は、技報堂書店の
「水環境の基礎科学」、Law著・神田&神田(訳)に書かれて
います。
なお、個人的には海洋温度差発電には疑問を持っています。
使用する資材の量に見合うだけの発電ができるかどうか
疑わしい上に、維持コストがかなりかかると予想されるからです。
以上、ご参考まで。
31 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/02/20(火) 08:40
海洋生態系研究分野のものです。
さて、深層水散布の海洋生態系への影響ですが、現在の知見
では、深刻な影響はないと考えられます。
理由はいくつかあって、
1)汲み上げられる深層水の量が僅か
深さ1200メートル以深の海域から汲み上げるとすると、いずれも
外洋よりの海域です。このような場所では海水交換が速く、
すぐに薄まってしまいます。大規模な赤潮形成に結びつくほど
の大量の栄養供給は難しいと考えます。
2)深層水散布実験じたいは10年くらい前から行われています。
富山湾などで行われた実験は、深層水の栄養で海域を肥沃に
しようとのねらいをもって行われました。しかし海域を肥沃には
できませんでした。量が少ないのと、水の沈み込みが原因です。
3)深層水を汲み上げるとまず反応するのは珪藻類です。
彼らは海洋の一次生産の主要な担い手であり、豊かな漁場
形成の基礎となっています。だから珪藻類の増殖自体は
人間から見て好ましいことといえるでしょう。
有害赤潮の原因となる渦鞭毛藻などは増殖速度が遅く、
深層水散布域では珪藻類に勝てません。
4)日本沿岸では、冬には表層と深層の密度差が小さくなるので
両者が混ざり合います。それで表層の栄養塩類濃度が高く
なります。つまり一年に一回、深層水が散布されているような
状況です。これに比べれば温度差発電の影響はネグれると
考えられます。
5)深層水に含まれる栄養塩類の濃度が低い。
日本近海の1000メートル付近だと、硝酸塩で40μM、ケイ酸が
この4倍以内、リン酸は硝酸塩の1/15くらいです。硝酸塩で
見ると、河川水の1/10以下の濃度です。
以上の理由から現時点では問題は少ないと思います。
詳細は、月刊・海洋(海洋出版社)などの雑誌を当たって
みて下さい。
>3の方が書かれていることは少し違うと思います。
原子力や火力の温排水は海洋生態系に対して非常に大きな
(悪い)影響があります。詳細は、技報堂書店の
「水環境の基礎科学」、Law著・神田&神田(訳)に書かれて
います。
なお、個人的には海洋温度差発電には疑問を持っています。
使用する資材の量に見合うだけの発電ができるかどうか
疑わしい上に、維持コストがかなりかかると予想されるからです。
以上、ご参考まで。
32 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/02/20(火) 08:40
海洋生態系研究分野のものです。
さて、深層水散布の海洋生態系への影響ですが、現在の知見
では、深刻な影響はないと考えられます。
理由はいくつかあって、
1)汲み上げられる深層水の量が僅か
深さ1200メートル以深の海域から汲み上げるとすると、いずれも
外洋よりの海域です。このような場所では海水交換が速く、
すぐに薄まってしまいます。大規模な赤潮形成に結びつくほど
の大量の栄養供給は難しいと考えます。
2)深層水散布実験じたいは10年くらい前から行われています。
富山湾などで行われた実験は、深層水の栄養で海域を肥沃に
しようとのねらいをもって行われました。しかし海域を肥沃には
できませんでした。量が少ないのと、水の沈み込みが原因です。
3)深層水を汲み上げるとまず反応するのは珪藻類です。
彼らは海洋の一次生産の主要な担い手であり、豊かな漁場
形成の基礎となっています。だから珪藻類の増殖自体は
人間から見て好ましいことといえるでしょう。
有害赤潮の原因となる渦鞭毛藻などは増殖速度が遅く、
深層水散布域では珪藻類に勝てません。
4)日本沿岸では、冬には表層と深層の密度差が小さくなるので
両者が混ざり合います。それで表層の栄養塩類濃度が高く
なります。つまり一年に一回、深層水が散布されているような
状況です。これに比べれば温度差発電の影響はネグれると
考えられます。
5)深層水に含まれる栄養塩類の濃度が低い。
日本近海の1000メートル付近だと、硝酸塩で40μM、ケイ酸が
この4倍以内、リン酸は硝酸塩の1/15くらいです。硝酸塩で
見ると、河川水の1/10以下の濃度です。
以上の理由から現時点では問題は少ないと思います。
詳細は、月刊・海洋(海洋出版社)などの雑誌を当たって
みて下さい。
>3の方が書かれていることは少し違うと思います。
原子力や火力の温排水は海洋生態系に対して非常に大きな
(悪い)影響があります。詳細は、技報堂書店の
「水環境の基礎科学」、Law著・神田&神田(訳)に書かれて
います。
なお、個人的には海洋温度差発電には疑問を持っています。
使用する資材の量に見合うだけの発電ができるかどうか
疑わしい上に、維持コストがかなりかかると予想されるからです。
以上、ご参考まで。
33 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/02/20(火) 08:42
Windows Extension Errorで三連続投稿になってしまいました。
たいへん失礼しました。
34 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/03/23(金) 21:35
35 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/05/03(木) 22:59
a
36 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/05/13(日) 13:34
海洋深層水は、ミネラルを豊富に含む飲料水としてお店でも売られるようになりましたが、
使用量で言えば、その低温性を生かして、畑を冷やして寒冷地でしかつくれない野菜を栽培したり、
そのまま養殖池に流して、寒冷地に生息するエビなどを養うといったことが大きいようです。
沖縄の久米島などでは、島をあげて深層水の研究が進んでいるそうです。
37 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/05/14(月) 01:49
38 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/05/14(月) 23:12
39 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/05/16(水) 21:17
深層水中のミネラルはそのままに、塩辛さだけをなくす方法は?
逆浸透膜浄水システムで可能?
41 :
量三箱:2001/05/28(月) 05:45
原発の廃材(プルトニウム?)とか不法投棄されていたんでしょ?
工場廃液とかも。
全ての汚物の凝縮液ってイメージがあるんですけど大丈夫なんですか?
42 :
名無しゲノムのクローンさん:2001/07/01(日) 12:41
age
43 :
名無しゲノムのクローンさん:
age