STAP細胞の懐疑点 PART334

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525名無しゲノムのクローンさん
PCRが学部生でもお手軽に出来るようになった時代から少し遅れて
ウエスタンブロットやDNAシーケンスが今のようにお手軽になったな。
それまでは高感度の検出系はアイソトープに頼るしかなかったぜ。
レントゲンフィルムに日のオーダーで感光させて、シグナルバンド
を出してたんよ。標識用アイソトープは崩壊減衰するから1回実験す
るためにかなりの日数と手続きが必要で、いつでも実験室で出来るも
のじゃなかったって知らない若者よ。フィルムに焼いた貴重なデ
ータは当然いろいろな可能性を検討するためのレーンが並んでいて、必
ずしも最終論文に採用しないレーンデータも並ぶと。図は製図みたいに
カメラ(デジカメなんかないよ)でとって印画紙に焼いて、レーンの説
明をワープロで書いた紙に貼って図を作ってたんだよ。生フィルムを切
って同一ゲルのレーンを並べ替えて撮影するのは極普通の投稿作業だっ
たよ。アナログ時代でわざわざ違うフィルムのバンドを切り貼り合成な
んてやったら違和感でバカ丸出しで、相当のつわもの以外ありえなかっ
たし、一回でチャンピンデータとるのは至難。ケミルミ、蛍光ダイ高感
度CCD時代はすべてデジタルデータ、画像オンライン投稿が普通になって
一気に生データの存在があいまいなまま、最終図ができるようになったな。
OA誌なんて投稿時にワープロ紙原稿と印画紙に焼いた図を必要部数準備し
て編集部に郵送(エアメイルなのにリアルとはこれいかにw)してレビュ
ーも全部郵送やファクシミリだったなんて、ヲイ、そこのおめぇ、わらっ
てんじゃねぇorz。