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名無しゲノムのクローンさん:
【酢達府最暴《すたっぷさいぼう》】
柑橘類の絞り汁を用いて誕生したといわれる幻の細胞の事である
開発者は古代中国の女性錬金術師のリ・ケジョであり、その美貌から多くの中年男性の心を掴んだとの記述がある
この細胞の変化能力や繁殖力は凄まじく時の権力者が目をつけ軍事利用の開発の為、一切の情報を門外不出とした
今、話題の細胞研究はこの書物の「朱雀の巻」「玄武の巻」が日本に流出し再現された物ではないかと云う説が支配的であり、2冊のノートとはこの事ではないかともいわれている
現在、残りの「青龍の巻」と「白虎の巻」は調査中である
余談ではあるが割烹着とは実験台となった男性料理番がこの細胞でイケメンになり多くの女性から「かっこいい〜」と黄色い声援を送られる事に由来する事は言うまでもない
ーー民明書房刊 「三十代からの基礎化粧品」より抜粋ーー