「SATP細胞」は小保方の妄想の中にしか存在していない 難波紘二 広島大学名誉教授
http://www.asyura2.com/13/nature5/msg/249.html 【小保方学位論文についてのコメント】
「序論」部分の構造は以下のようになっている。(文章はNIH広報記事の丸写し)
(略)
全体の叙述は1.5 「芽胞様幹細胞」の存在を確信し、それらが
1) 3胚葉への分化能力を持つ、
2) これらの細胞は小さく、「ストレス耐性」である、
3) それらは単一細胞としてでなく、「小塊」を作って増生する、
これを実証したと称するのが、この「学位請求論文」である。
この内容は「ネイチャー」論文と基本的に同じである。言い換えると、この学位論文が認められたから、
理研に移りより大がかりに、多くの人を巻き込んで「論文製造」に走ったのだといえる。その意味で
早稲田大学の責任は大きい。いわば詐欺師にお墨付きを与えて世間に出したわけだから。
生体の内部に三胚葉性の臓器ごとに「幹細胞」があり、それは芽胞様細胞の形態をしていて、
各種のストレスに耐性である、というのはヴァカンティの「妄想」である。彼はひたすらその説を信じて、
実験によりそれを証明してくれる「忠実な弟子」を必要としていた。生命科学の知識に乏しい小保方
晴子は、まさに彼にとってうってつけの人物だった。
ヴァカンティの妄説を信じた小保方が、帰国して理研にもぐり込み、巧みに周囲の指導的研究者を
たぶらかして、自分の研究を信じこませた。そこから今回の喜劇が始まった。「SATP細胞」は小保方
の妄想の中にしか存在していない。
喜劇は終わった。みんないい加減に眼を覚ませ。
http://blog.goo.ne.jp/motosuke_t/e/267d8549bb11820d17b8396df6705a96 (続く)