(6)核融合、市場の種まく
「植物工場」に道
その一方で、核融合向けレーザーの絶え間ない技術革新が、従来予想もしなかった新市場を
創出するという「副産物」を生み始めた。
例えば光電変換管の最大手、浜松ホトニクス。最近、人工的な光では不可能だった稲の栽培を
半導体レーザーで初めて成功した。植え付けから収穫までの期間はわずか3カ月。稲によっては
年5毛作も可能だ。ほかの作物の栽培にも応用でき、食糧問題の切り札となる「植物工場」を
建設する道が一気に広がる。
http://www.nikkei.co.jp/topic3/sansan/eimi019919.html