神戸大、新型インフル対策 感染症センター設置
12月31日8時1分配信 産経新聞
新型インフルエンザなど新しい感染症への脅威が高まるなか、神戸大学は平成21年4月に
ウイルス解析からワクチン開発、臨床試験まで一貫して研究する「感染症センター」を設立する。
神戸大は、高病原性鳥インフルエンザの流行地であるインドネシアとウイルスデータ取り扱いに
関する協定を結んでおり、同国発の新型インフルエンザへの迅速な対応が期待される。
センターは、ウイルスの遺伝子情報や感染のメカニズムなどを解析する「基礎研究部門」と、
治療方法を研究する「臨床研究部門」で構成。インドネシアの研究者と連携して、インフルエンザ
だけでなく、肝炎ウイルスやデング熱などの予防薬、診断方法、治療薬の新規開発に取り組む。
研究者陣には、ウイルスの専門家に加え、院内感染防止や外科治療のスペシャリストも参加する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081231-00000029-san-soci