1 :
◆mwYAOknpIc :
先日NHKの爆笑問題の番組で「生物と無生物のあいだ」の著者である福岡先生が(福岡つばさじゃないよ)
試験管の中に生命の素となる物質を全部入れてシャカシャカとシェイクしながら、
「こうやっても、けっして生命は生まれないんですよぉ・・」と言っていた。
何故材料が全て入っているにも関わらず試験管の中で生命は誕生しないのか?
お前らその理由がわかるか?
これは「生命の本質」というものがわかってないと答えは出てこないからな。
試験管の中に
>>1の素となる物質を全部入れてシャカシャカとシェイクしながら、
「こうやっても、けっして
>>1は生まれないんですよぉ・・」と言っていた。
何故材料が全て入っているにも関わらず試験管の中で
>>1は誕生しないのか?
お前らその理由がわかるか?
これは「
>>1の本質」というものがわかってないと答えは出てこないからな。
3 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/30(日) 18:53:28
カメラの部品を全部入れて振り混ぜてもカメラにはならんけどな。
4 :
◆mwYAOknpIc :2007/12/30(日) 19:19:25
フッ・・。専門知識板と言っても所詮は2ちゃんレベルだなw
>>3 でも実際に人間が手作業でそのカメラの部品からカメラを作り上げることは可能だろ?
それに比べて、「生命」は試験管を振るだけじゃなく、
人間の科学者が手作業でどのような実験・操作を試みても容易に誕生しない。
それは何故か? ってことだよ。
5 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/30(日) 19:21:53
もうちょっと時間くれ。
6 :
◆mwYAOknpIc :2007/12/30(日) 19:48:46
7 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/30(日) 20:54:33
ホムンクルスを作ろうとしたのか?
それなら材料も手順も間違えている。
すべての材料をきちんともと通りに配置することがもしできれば、生命は生まれるだろ。
そのための知識と技術が人間には(まだ)ないから、できないだけで。
9 :
5:2007/12/30(日) 22:11:41
>>6 ちがう。
十分長い時間シェイク続ければ生命は生まれる。
ドゥユゥアンダスタン?
>>4 シェイクというからそれでいくのかと思ったら、
手作業込みかよw
生命の起源の謎解きでもやるの?いまさら?
精子と卵子込みってわけじゃないのか
12 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/31(月) 07:10:48
>>11 精子って生きてね??
それよりvitroでの鼻くその作り方考えようぜ
もちろん食用で、最高級のやつ作って販売目的で
材料は埃(最高級カシミヤ)、鼻の分泌物(これが難しい)
これを湿度100%、37℃でインキュベートすればできそうなんだが・・どう思う?
13 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/31(月) 08:42:00
生物学者ってこんなことばっかり考えてんの?
14 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/31(月) 11:05:55
15 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/31(月) 11:25:30
貧乏なピペット土方は子供残せないくせにネw
>「こうやっても、けっして生命は生まれないんですよぉ・・」
はあ?それは有機化学の実験系だろ?
生物学と有機化学じゃ実験系が違うじゃん。
こいつは実験してねーだろw
有機化学実験は棚に並んだ試薬のビンからいろいろ取り出して
試験管で混ぜてこんなんできましたって世界。
一方の生物学実験は最初に生物ありきで、
なんかよくわかりませんがここに細胞単位で動いて
内部の染色体が先行して分裂して増える変なの(生物)が
いるから培地で培養してみてくださいって世界。
両者はまるで畑違いの実験なわけで
仮に有機化学実験の延長で擬似生物現象が再現できても
それは生物ではない。せいぜいシミュレーションでしかない。
最初に生物ありきで始まる生物学実験系の自然科学としての
ユニークさ・独自性をもっと自覚する必要があるということ。
19世紀の有機化学者もなんかよくわからないがここに物質があるから
いろいろ試験管で混ぜてどうなるか見てみたら、なんかよくわからんが
規則的な並び(周期表)をもつ幾つかの要素に還元できてけどこれ何?w
とかいってたわけ。
20世紀になったらいきなり統計力学とか量子力学がキターってことになって
有機化学実験や分析化学実験や周期表の背後にある壮大な理論が出来上がった。
それに対して生物学実験ってのはいわば片羽みたいなもんで
実験のスタートラインにあるなんかよくわからないものが
そのまま放置されてるってこと。
なんにせよ生物学実験系と有機化学実験系では実験のスタートラインが
違うのだから、前者を後者の延長と考えたり、両者の背景にある理論が
同じであると考えるべきではない。
生物学実験系にも有機化学実験系と同様のユニークな未知なる理論が
背後にあるはずということ。
有機化学実験系の延長に生物があるならそもそも生物学実験なんて存在しないはず。
高分子有機化学とか応用有機化学とかにに分岐して核酸蛋白脂質糖質やればよくて
生物学実験はいらない。ところが実際は有機化学実験と独立に生物学実験が存在する、
あるいは存在したという事実現実をもっと直視しないといけない。
医学農学はもとより育児農耕牧畜が生物学実験に他ならなことを自覚すべき。
それは有機化学や分子生物学以前に発祥した独立した実験系であるということ。
生物学実験系は有機化学実験系に還元できない何かであるということ。
生物学実験系の背後にある理論は有機化学実験系の背後にある理論に還元できない
何かであるということ。
まああれだ、人工生命なんてのは
人工宇宙を夢想するのと同じくらい
馬鹿げてるということ。
結局この問題は
宇宙と生命が一対一に対応するか否か
地球外生命体がいるか否かという問題に帰着される。
生命は物質=宇宙を作ることはできないが、
宇宙に時空間概念を与えることはできる。
膨張宇宙論によると宇宙は一点からはじまった。
一点とは排他的な唯一無二の地点である。
またはじまりの時間も排他的な唯一無二の時間である。
この唯一無二の地点と時間を占有できるのは唯一無二の生命である。
宇宙の膨張に伴いその生命が分岐しても起源が同一という意味で唯一無二の生命である。
生命と時空間概念および時空間概念と宇宙が一意的なら宇宙と生命は一意的である。
このときある宇宙において既存生命に由来しない生命を作成することはできない。
この宇宙でいえば地球外生命体はいないと結論できるのである。
>この宇宙でいえば地球外生命体はいない
ああ、よく考えたら生命が分岐して地球を含むあちこちの天体に散らばったか可能性はあるかも。
でも既存生命に由来しない生命(人工生命)を作成することはできない。
>生命と時空間概念および時空間概念と宇宙が一意的なら
ああ、よく考えたら生命と時空間概念が一意的である必要はないかも。
物質が誕生するとき時空間概念と生命が誕生し得ると考えるとき
準定常宇宙論(常時物質は生成するという考え)に従うなら、
宇宙と生命が一対一とは限らない。
なんにせよ人工生命も人工物質生成も不可能ということ。
23 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/04(金) 22:51:51
要するに進化論は実験室での再現性がゼロだ
生命の起源は何だよ
正月も明けたことだし、
そろそろ
>>1に答えてもらおうかのう。
25 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/05(土) 08:42:53
>>20 俺は全く逆の結論に至った。
たとえアミノ酸や糖鎖が紫外線や高熱や酸やアルカリがないなかで密集していようが、
何億年たっても生命など発生しない。それは当然だ。
ではなぜ有機物など皆無に等しい過酷な原始地球で生命が発生したか?
それは生命システムを産み出す力が働いていたからとしか考えられず、
だとしたら地球の環境下では水や有機物で生命システムを産み出すのが単に都合がよかっただけで
他の環境ではプラズマのが効率がよいからそうしたのかもしれない。
て思う。
チンコもマンコも試験管よりサイズが大きいからに決まってるだろ!専門馬鹿どもめ
>>25 >それは生命システムを産み出す力が働いていたからとしか考えられず、
もう少し具体的な考えを、これでは何の説明にもなっていないと思います。
28 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/05(土) 12:29:51
オーラを与えなくては
29 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/05(土) 13:07:25
>>27 25だがおれがいいたいのは
「地殻のなかにはシリコン原子が豊富だからといって、
自然にシステムがくみあがったコンピュータが地殻の中から偶然発生することは有り得ない。
それでもコンピュータがあるということはそういうシステムを作るための力というか意図的な作業のようなものがあったからとしか考えられず、
そういうコンピュータシステムを作るための力が働くならば
たとえシリコンがなくても真空菅ででもあるいは他の材料をつかってでもコンピュータをつくるだろう。」
ていうこと
オカルトじみてるけど偶然で自然に生命が発生できると考えるほうがもっと論理性を欠いてると思うんだ。
地球では生命システムをくみあげるのに材料は不斉炭素等有機物と水が都合がよかっただけで
宇宙の他の環境では他の材料を使ってシステムをくみあげようとするのだろうと思う。
大きな試験管を作れば生命の誕生は論理的に可能なはず。
>>29 >自然に生命が発生できると考えるほうがもっと論理性を欠いてる
んなことないでしょ。
レプリケーター起源説しか知らないからそういう見方になるんだと思うよ。
32 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/05(土) 15:05:22
>>30 最低どのぐらいの大きさの試験管が必要なんだ?
またそれはなぜそこまで大きい必要があるんだ?
そんなこと答えられるわけないし答えたところで実際には生命など発生しえないと99.99999%思って質問してるが
もしそれで生命が発生するならノーベル賞どころじゃないぜ。
ノーベル賞級の生物研究成果が10000個束になってもかなわないほどの偉業だ。
33 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/05(土) 15:17:13
試験管で発生可能な最初の生物ってどんななの?
>>32 人が二人入れる大きさに決まってるジャン (バカ?)
プロトコル上、最初のうちの一人は上澄みとして除かれるよ。
そのウィルスの自給自足っぷりが凄かったそうな…
37 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/05(土) 20:19:28
結局、悠久の時間というのは人間にとって理解しがたいものだから
>>29みたいな結論に達するんだろうな。
何者かによって創造されたといった、SF小説のネタみたいになるのか?
39 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/07(月) 18:24:40
まあ、
>>25の見解が俺の見解に一番近いかな
それでは俺の見解を書こう。
てか、この問題は何も難しく考える必要はないんだよ。
ものごとってえのは、シンプルに考えないとその本質が見えてこないんだよな
何事もシンプルイズベストなんだよ。
「なぜ試験管の中で生命が生まれないのか?」
その答えは、
「試験管の中で生命が生まれる必然性が無いから。」
だよ。
なあ?
40 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/07(月) 18:34:42
つまり、地球で最初の生命が誕生したとされる40億年前のあの時、
あの時間において、地球では生命が誕生する必然性があったんだよ。
だから誕生したんだよ。
それ以上でもなければそれ以下でもないね。
>>25はオカルトという言葉を持ち出していることから、
その生命誕生の源となった「力」を「霊性」のようなものだと捉えてるのかな?
俺との違いはこの部分だな。
俺は生命現象は物理の範囲で全て説明がつくものだと思っているんだよ。
まあ、具体的に言えば熱力学第2法則だな。
数ある物理法則の中で、現代科学が唯一無二の真理と認めているのはこの熱力学第2法則だけだ。
41 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/07(月) 18:45:57
エントロピーってやつは閉じた系では決して減少することはないけど
開いた系では一時的に物質のエントロピーが減少することがある。
(その場合でも系全体のエントロピーが増えている)
地球の熱史ってのは、その誕生時に内部に蓄えた重力エネルギーを一貫して放出しているわけだ。
この熱の放出に伴って地球表面の物質は一時的に凝縮する。
すなわち拡散していた物質がより秩序化される。
まあ、地球生命は原理としてはこの熱力学第2法則でだいたい説明がつくんじゃないか
それプラス若干のスパイスが加わっているような気がしないでもないんだけどな・・
42 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/07(月) 18:51:44
ちなみに俺は地球生命の誕生過程なんだけど、おそらく、
@非蛋白質系代謝システム
↓
A核酸合成
↓
B蛋白質合成
↓
地球最初の自己増殖する生命体
という順序だと思うな。
>>25の言う通り、何もないところから蛋白質の合成は確率的に無理があるだろ?
比較的簡素な蛋白質であるチクロトームでさえ、アミノ酸から自然に合成される確率は
10×10の23乗分の1だからな・・
今は仮説が未熟なだけでいずれ試験管で生命は誕生すると思うけどね。
44 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/07(月) 19:22:42
>>43 俺は無理だと思うぞ。
何しろ生命どころか、遺伝子操作による新しい種すら作れていないんだからな。
ショウジョウバエの遺伝子をいくら操作しても奇形のショウジョウバエは産まれるけど
まったく新しいハエが作れたということはまだ無いからな。
45 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/07(月) 22:53:30
まったく新しいハエかどうかはお前が決めることなのか?w
せっかく生成された有機物が拡散希釈させてしまっては更に複雑な物質が生成する事は至難の事と思われますが、
地球上のいたる所で生命の誕生の素地が出来つつあったのか、
それともごく局所的な環境下でそういったプロセスが進行して来たのかその辺はどうなのでしょう?
どちらにしてもどういった条件下で生命が誕生していくのでしょう?
47 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/09(水) 12:34:37
現時点で最も妥当なんだろうなという仮説では生命は海底の硫酸などを含む熱水噴出地点で発生したようだね。
当時の地球には酸素なんて皆無状態だったが、
それが逆によかったのだろう。
高温高圧の環境も反応が起こる確率を高めるはずだし、何等かの触媒も働いたに違いない。
しかしだ、水とCO2から何かの触媒でアミノ酸やRNAといったデバイスが合成されたとしても、
>>25のいうように、それがシステムとして機能しなければ生命にはなりえない。
ある状況ではこの酵素を合成しまた別の状況ではその酵素を分解するというようなことを
沢山の種類のそういう反応を一連のシステムとしてまたそのシステムを維持するために働かせることができてないと生命にはなりえない。
コンピュータシステムを創るよりはるかに高度な創造性が必要になりやはり偶然に土のなかでコンピュータができるよりも有り得ないことに思える。
宇宙から種がきたとしても起源が変わるだけだしな
48 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/09(水) 19:54:49
あらゆる仮説が少なくともアミノ酸かRNAが生命の発生に先立ち自然に存在していたことにしている。
しかしミラーの有名な実験とは異なり原始地球ではアミノ酸なんて自然には普通には合成されえないし、ましてやRNAなんて特殊な環境下でも無理といっていいだろう。
さらに、もしそれらの材料さえあれば生命が発生するなら
地球の歴史上では数えきれないほど材料から生命発生が起こっているはずだが
ルーツを異にする生命というのは確認されたためしがない。
未知のファクターが多いようですが、原始生命の細胞が生成する前には、
それに至るまでには色々なモデルが出来ては消え、を繰り返していったのでしょうか?
そもそも"細胞膜のような構造”がどのようにして出来たのでしょう・・・
これによって外界と直接に物質やエネルギーのやり取りを制限したりして、
膜内では特有の反応系を構築して代謝系や自己複製系のように発展させて行くには、
一体どのようなプロセスを経て来たんでしょう。
50 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/10(木) 11:45:49
最初は膜などなく黄鉄鉱かなにかの表面で
触媒作用を利用した化学変化として有機物を合成しながら代謝みたいなことをして複製をつくる物質と生命のどちらともつかないようなものがあったんじゃないかな?
そう考えても、猿がデタラメにキーボードをたたいたらシェークスピアになったというような奇跡を必要とするが
51 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/10(木) 19:39:35
>>48 俺の勝手な想像というか妄想だが、
古細菌&真核細胞生物はひとつの同じルーツで、
バクテリアは別のルーツの生命なんじゃないか?
と思う。
つまり生命発生は少なくとも2回はあったと思う。
それにしては同じである必然性がないところまで似すぎかもしれないが、
>>46 海水中の混濁物粒子に付着した有機物が海底に沈殿し、
圧力と熱の作用を受けて結合、原始生命発生のお膳立てが整った、って仮説が最近出てるね。
有機物はチムニーやホットスポットから生成噴出され、
それら有機物がつまり、何物かの物質表面に吸着している状態が、どうやらポイントなのでしょうかね?
54 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/11(金) 01:22:07
>>51 そういうルーツってのは、今の細菌のゲノムを調べてもわからないものなのかね?
55 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/11(金) 19:49:48
熱力学第二法則は机上の空論とはいわないまでも
実際の世界ではあまり重用ではない法則だと思う。
確かに、温度差のあるものがあればその温度差を無くしながら発電できるし、
温度差が無いところに温度差をつくるにはエネルギーを投入する必要がある。
しかし現実にはこの世は熱い恒星はずっと熱いし冷たい星はずっと冷たい。
エジプト神話を始め多くの神話が世界創造に関しては混沌(泥、塩水、境目や名前のない暗闇などエントロピーが極大なものをあらわすと思われる)に
抽象観念や意思のようなものが注がれて築かれたと記している。
コンピュータをつくる時に似ている。
抽象的なロジックを物理的なデバイス上に実現させた結果、
それがこの世界なんじゃないか?
コンピュータが道具として生まれたように多分この宇宙も道具で生命は重要な、より抽象層に近い部分としてつくられたんだろ。
何の道具か誰が使うのかは知るよしもないが
科学的認識には限界があるのかどうか知りませんが、
それが宇宙であっても道具として例えてしまうと、
結局それを使う側(道具として)の主体の存在の起源がまた問題になると思うのですが・・・
57 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/12(土) 22:05:17
深いですね上げ。
「トンデモ」とか「オカルト」という人はその論拠を示しながらそういってください。
58 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 22:49:26
おっ、なかなか見所のあるレスが増えてるな♪
では、一つ一つのレスに対し、俺の見解を書いていこうジャマイカ
>>46 >せっかく生成された有機物が拡散希釈させてしまっては更に複雑な物質が生成する事は至難の事と思われますが、
その通りだ。
一般的に、ア・プリオリな説とされている生命海底誕生説と言うのは、まともに考えたら成り立たないんだよ。
何故ならば、ペプチドがポリマー化される為には、脱水結合を伴わなければならないからだ。
しかし普通の海水の中では加水分解が進んでしまうだけである。
この状況を打破する為には、
@熱水噴出孔の熱水が「超臨界水」の条件になっている。
A外側に「膜のカプセル」を備えて中の有機分子を保護し、化学反応を行う。ようは「小胞」形状を作るということだ。
この場合、その小胞が必ずしも代謝機能を備えてなければならないとは限らない。
ちなみにこの小胞の膜を構成する物質は、スメクタイトなどの粘土鉱物で可能と思われる。
>それともごく局所的な環境下でそういったプロセスが進行して来たのかその辺はどうなのでしょう?
従って、ごく限られた環境下ということになるな、うん。
海底熱水孔付近の微細孔
60 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:06:25
>>47 >水とCO2から何かの触媒でアミノ酸やRNAといったデバイスが合成されたとしても、
ちなみに酸化的な大気(一酸化炭素・二酸化炭素・窒素・水)に宇宙からのα線が当たると、複数のアミノ酸が生成されるさしい。
>沢山の種類のそういう反応を一連のシステムとしてまたそのシステムを維持するために働かせることができてないと生命にはなりえない。
その通りだよ。
この部分が生命の起源の謎において、最も厄介なポイントなんだよ。
代謝だけでは生命には成りえない。
自己複製だけでも生命には成りえない。
この2つの要素を完備して初めて生命としてのシステム・体制が整う訳だよな?
この過程において、どの有機高分子が初めに出来、その後どのような順序で生命へと至る分子進化が行われたのかということだ。
まあ、この順番に関しての簡単な俺の見解は前回述べた通りなんだけど、まだ一考の余地があるんだよ・・
61 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:21:20
>>48 >しかしミラーの有名な実験とは異なり原始地球ではアミノ酸なんて自然には普通には合成されえないし、
いや、ミラーの実験に関して言えば原始地球の大気がもしもミラーが行ったような還元的な大気のもとだったとしたら
簡単に合成されるはずなんだよ。ただしアラニンやグリシンなどの簡素なアミノ酸に限られるけどね。
あと、原始海洋スープに似た組成の水溶液の中にアンモニアやCO化合物を入れておくとアミノ酸が合成されてそれが細胞状(マリグラヌール)に成長するんだよ。
>ましてやRNAなんて特殊な環境下でも無理といっていいだろう。
それは同意。RNAの自然合成はありえんだろうな。
だから、RNAとに準ずる機能を持つ前駆体の有機分子があったんじゃないかという説があるみたいだな。
>ルーツを異にする生命というのは確認されたためしがない。
いや、それは今となっては確認が不可能だというだけで、
俺は間違いなく現行生命のルーツは複数だと思っているね。
生命の系統樹ってあるじゃん。地球生命を一本の木に例えるやつ。
ようはあの木の根っこの部分が一本の根ではなく、いくばくにも分かれてるイメージね、
実際の木だってそうじゃん?
62 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:33:19
>>49 >未知のファクターが多いようですが、原始生命の細胞が生成する前には、それに至るまでには色々なモデルが出来ては消え、を繰り返していったのでしょうか?
君の言う通りだと思うぞ。
>>61に書いた通り、俺は最初の生命へと至る道のりは一本だけではなく色々なパターンの分子進化が試行錯誤され、
その中には、生命へと進化することの出来なかった無駄な生成物が数限りなく作られたと思うな。
>そもそも"細胞膜のような構造”がどのようにして出来たのでしょう・・・
今の生物の細胞膜であるリン脂質ってのは確率的に自然合成は難しいから、
先に書いたように、初めの細胞膜ってのは粘土鉱物で出来た無機細胞膜だった可能性が高いと思うな。
>これによって外界と直接に物質やエネルギーのやり取りを制限したりして、膜内では特有の反応系を構築して
代謝系や自己複製系のように発展させて行くには、一体どのようなプロセスを経て来たんでしょう。
↑この部分が一番重要なポイントなので、このあと図式にして俺の見解を書くよ。
63 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:48:12
>>50 おっ、「パイライトワールド説」だね!
この説もなかなかスマートな説だと俺は思うね。
例えば、現存するアーキアの中には水素と硫黄から硫化水素を生成する際のエネルギーを利用しているものがある。
しかし、この化学反応では二酸化炭素の還元が出来ない。
この点において、パイライトワールド説の硫化水素と鉄イオンから黄鉄鉱を形成する反応では
二酸化炭素の還元、すなわちエネルギーの生成と消費を同時に行えるという点でみごとな仮説なんだよな。
64 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/12(土) 23:50:18
結晶
触媒
結合
分裂
65 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:50:41
>>50 てか、キミ
>猿がデタラメにキーボードをたたいたらシェークスピアになったというような奇跡を必要とするが
↑このフレーズどっから持ってきたの?天文気象板じゃないよね?
66 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:55:50
>>51 俺の勝手な想像というか妄想だが、古細菌&真核細胞生物はひとつの同じルーツで、
バクテリアは別のルーツの生命なんじゃないか?と思う。
いや君いい妄想のセンスしてるね!
最新のゲノム解析における現存する生物の古さの順については、
@バクテリア
Aアーキア
Bアーキアの枝から真核生物が進化
どうやらこの順番の可能性が高いらしいんだよね。
67 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:57:29
>>52 >海水中の混濁物粒子に付着した有機物が海底に沈殿し、
↑その混濁物粒子って粘土鉱物のことだよね?
68 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/12(土) 23:58:31
69 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/13(日) 00:01:44
>>54 >>66に書いた通りだよ。
細菌の塩基配列と蛋白質のアミノ酸配列の両方の観点から調べた結果、
上記の見解に至ったみたいだな。
71 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/13(日) 00:12:40
>>55 >熱力学第二法則は机上の空論とはいわないまでも実際の世界ではあまり重用ではない法則だと思う。
キミィ!何言ってんだよ!!!!
エントロピー増大の法則を机上の空論ですとお!!
キミは人間、いや生物、いや物質をやめたほうがいいよ
森羅万象のエネルギーと物質はこのエントロピーから逃れることはできないんだよ!
あのアインシュタインが「エントロピー増大の法則は物理の第一法則にするべきだ」と説き、
あるいはその逆に、この法則に何とか反抗して覆そうとした天才物理学者マクスウェルや
ボルツマンの「H定理」を用いてさえ、エントロピー増大の法則は覆すことが出来なかったんだよ!
それをこともあろうに「机上の空論」って・・ あーた何を言ってるかわかってるの!もう
確かに、温度差のあるものがあればその温度差を無くしながら発電できるし、
温度差が無いところに温度差をつくるにはエネルギーを投入する必要がある。
しかし現実にはこの世は熱い恒星はずっと熱いし冷たい星はずっと冷たい。
72 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/13(日) 00:15:19
>>70 !!!!!!!!
キミ誰?
天文板の宇宙人スレに居たことある?
74 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/13(日) 00:15:49
理想気体が絶対零度で体積がゼロになるぐらいの話だろ
75 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/13(日) 00:22:32
>>71の下から3行目以降はコピペミスです。
>確かに、温度差のあるものがあればその温度差を無くしながら発電できるし、
温度差が無いところに温度差をつくるにはエネルギーを投入する必要がある。
しかし現実にはこの世は熱い恒星はずっと熱いし冷たい星はずっと冷たい。
熱い恒星はずっと熱いって・・ あーた、何言ってんだよ
恒星にも誕生から死までの道のりがちゃんとあるじゃないの
ただ恒星の特殊なところは、普通の物質ってのは熱を受けると熱くなるんだけど、
恒星ってのはその逆で、熱を放出して熱くなるんだよな
この放出される熱の正体は「光子」のことなんだけどね。
76 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/13(日) 00:24:50
おっと、今日はもう時間だ。 続きはまた後日!
77 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/13(日) 00:28:28
78 :
◆mwYAOknpIc :2008/01/13(日) 00:31:23
>>77 !!!!!!
何でわかるわけ?
俺の文章ってそんなに特徴あるかな?
やっぱ専門板は人が少なくてダメだなこりゃ
一人語りしてもつまんないしな・・
他板で遊んで来ようっと
80 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/16(水) 22:13:55
あげ
81 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/17(木) 14:14:58
シーモンキー入れれば?
単に移動させてもなあ・・・・
83 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/01/23(水) 21:46:13
例えば何種類ものアミノ酸と自然には合成されるはずがない秩序だったRNAを
水溶液にして試験管にいれておいても無理なの?
84 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/02/05(火) 22:02:44
>>79 お前の語りつまらんし、ほったらかしにするなら削除依頼出せよ
85 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/02/06(水) 21:17:04
>>58 >おっ、なかなか見所のあるレスが増えてるな♪
キッショーw
何様のつもりだコイツw
コイツが連投してからレス止まってるしw
気色悪くてレスする気も無くなるわなw
86 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/02/07(木) 00:31:06
ROMってたけど、面白いと思ったぜ俺は
87 :
名無しゲノムのクローンさん:2008/02/07(木) 01:00:27
1がスレ立てだけして何もしなかった方が盛り上がったと思うな
司会者が悪いわ
>>87 同意
>1が俺様理論を展開するだけのスレになってしまった
もう一回、盛り上がらんかな。 誰でも何でもいいから燃料投下汁!
テスト
トリップの検証終了
93 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/01/29(木) 16:00:38
だって試験管の中って非平衡状態じゃないじゃん
94 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/02/04(水) 10:47:53
カウフマンとか読んでみたが、さっぱり理解できん。
試験管数万本を思いっきり複雑に連結してあっちで暖めこっちで冷やし
放電し、磁場通し、紫外線や放射線浴びせ、遠心分離したり
やってりゃそのうち生命くらい誕生しそうな気がする。
96 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/05/02(土) 12:56:43
この前、NHKで男女の違いのなかで、Y染色体の劣化が進んで、今で1/10か1/100のこり最大500万年と言ってたが、ヒトの種にも寿命があるのかもしれん。
97 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/05/02(土) 19:46:51
鶏の卵も均一な熱を与える保温だけでは雛が誕生しないよ。
親鳥が神経質に卵を回転させる、これが誕生の秘密。
漏れが思うには、一様性から多様性を生む為に回転という外部からの
力で揺らぐものを与える必要があるのだと思う。
これゆえ宇宙の無重力で子供が生まれるか疑問視する声だってある。
水生生物の水中の卵は無重力状態と同じじゃないの?
99 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/05/03(日) 18:14:18
益川「試験管内の対象性の破れが必要なんです」
100 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/05/03(日) 21:23:20
一定以上の深度でも波の影響なんてあるのかな?
>>97 たしかに卵は定期的に回転させるなどをしないと
確実に孵化はしない。
それはいまだに証明もされていないし、証明できるかも怪しい。
103 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/05/10(日) 08:00:39
地球くらいの大きさの試験管に生命誕生の頃の環境を再現し、
10億年ほど経ったらできるんじゃないの?
104 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/05/10(日) 11:01:32
今の地球に惑星が追突したとする、粉々になった土のなかの微生物のDNAは宇宙空間では宇宙線とかで破壊されてしまうのか。
>>104 宇宙線が届く深さってものがある。
大型の浮遊物ならば、その手も内部へは侵入できない。
できるのはニュートリノぐらいだろ。
そういう類ではDNAを破壊することはできない。
生命のほとんどは左右対称のように見えているが、
実際は左右対称ではなく、固体によって微妙にずれている。
それはDNAで決定されると言う馬鹿もいるが。
事実一卵性双生児でDNAが同一なのに、一致していない。
このぐらいの事実すらしらないようでは(ry
試験管で作れれば、人類は神となるんじゃない?
試験管以外でも自由に作れたら神になるかも
実は我慢が足りないんだ。今までトライした奴はすぐ諦めるからダメ。
完全に滅菌した大型試験管の中に材料を入れて振り続ける。地球に比べて
体積が小さいので、材料がそろっているのを考慮しても、千億年ぐらいで
何とかなるだろう。
生命が出来るまでには沢山の段階があって
その一つ一つに必要な材料、温度、気圧、触媒、等が違うんだろうから
材料だけ揃えて漫然と振ったところで何億年経っても生命なんて生まれない罠
111 :
名無しゲノムのクローンさん:2009/07/11(土) 09:44:39
試験管の中で、愛が育まれると思うか?
ナノテクノロジーを駆使してもマイコプラズマすら製造できないからな