>>331 「鳥インフルエンザを封じ込めろ WHO医師 進藤奈邦子」
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060228/index.html 「鳥インフルエンザの恐怖」
進藤の仕事は、いま全世界を不安に陥れている鳥インフルエンザの感染爆発・パンデミックを食い止めること。
これまで確認された鳥インフルエンザは、鳥から鳥、そして鳥から人への感染だが、この先、ウイルスが変異して
人から人へ感染しやすくなると恐れられている。「小さいうちに握りつぶしてしまうこと。とにかく広がらないように
抑えること。それが今、一番大事」。ウイルスを封じ込めるには、早い段階で、患者を隔離し、病院から外に感染が
広がらないようにすることが重要なため、医師である進藤は、感染症の集団発生が起こると、現地に駆けつけ
病院内でのウイルスの封じこめに奔走する。
「情熱が人を動かす」
2006年1月5日。トルコで、過去最大の鳥インフルエンザが集団発生。ウイルスが、人から人に感染する新型に
変異した可能性があった。進藤は、それを見極め、感染の拡大を抑えるために、チームでトルコの現地に駆けつける。
しかし、現地の病院の医師たちは、患者の情報を進藤にすぐに教えなかった。言葉の違い、文化の違いから起きる
現実である。しかし進藤は、犠牲者を一人でも減らすために、あきらめずに訴え続けた。やがて、進藤の情熱が
現地の医師たちの心を突き動かす。
【ウィンウィン対談:進藤奈邦子さん WHO(世界保健機関) メディカルオフィサー】
http://www.ewoman.co.jp/winwin/54sn/ 「目次」
* ジュネーブのWHOへ
* 最前線でSARSの感染制御を担当
* 自分を常にベストコンディションにしておく。それも仕事。
* 緊急事態で、国際チームを組む
* 国連機関で働く、ということ
* WHOの正規職員になる
* 世界中の617人の応募者から、一人だけ選ばれる闘い
* 応募してからのキャンペーン活動。「これだけお金持ってきます」
* 世界で使われたSARSの判断基準をつくった
* 国が隠す情報をクチコミで探る
* 日本の病院の男臭い当直室
* 支えてくれたのは看護婦さん
* 戦略的なキャリアの転換
* 国際機関に行く決断
* ベストコンディションの作り方
* 厳しい場所への準備
* アンゴラでの仕事
* アンゴラでの生活
* アウトブレークに飛び込んでいく
* 生物兵器について
* バイオ・テロのシミュレーション訓練
* バイオ・テロリズム・ボーイズ
* 冷蔵庫を過信しないこと
* インフルエンザワクチンの目的
* 予防接種の大切さ
* 子どもが子どもらしくいられる国、スイス
* 豊富な海外経験
* 国連にもっと日本人を!
* いつでも前向きでいる力