『どーすればなくなるか?捏造。』【参十二報目】

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792名無しゲノムのクローンさん


209 :名無しゲノムのクローンさん:2007/07/31(火) 10:11:28
124 名前: 名無しゲノムのクローンさん 投稿日: 01/12/12 10:15
突然変異で脳すくすく、阪大チーム解明

 人間などの脳がすくすく成長するため、神経細胞の遺伝子が誕生前後に
高頻度で突然変異を起こしている可能性が高いことを、大阪大学細胞生体
工学センターの八木健教授らが突き止めた。
 突然変異は成長と共に減少してしまうが、これによって生まれた神経
細胞の多様性が、学習したり、新たな環境に対応する脳の柔軟さを作り
出しているらしい。両親から引き継いだ遺伝情報を、突然変異によって
多様化する仕組みは免疫細胞で知られていたが、脳の細胞で示したのは
初めて。横浜市内で開かれている日本分子生物学会で11日、発表された。
 八木教授らはマウスを使い、脳の神経細胞で働いている「CNR」と
呼ばれる遺伝子の突然変異を調べたところ、生後60日のマウスでは、
通常よりも極めて高い確率で突然変異が起きていることが分かった。
 CNRは、神経細胞のネットワーク作りを調節していると考えられて
いる。八木教授は、〈1〉CNRに突然変異が蓄積すると、神経細胞は
特定の相手とだけネットワークを作るようになる〈2〉そのため脳は、
多彩なネットワークを形成しても、混線を起こさず効率的に働くことが
できる――と推測している。
 脳は、生まれた直後には、必要な神経細胞をほぼ全部そろえているが、
成長に伴い、欠かせないネットワークが選択されて生き残るらしい。
(読売新聞)