低IP雑誌でも満足できますよね

このエントリーをはてなブックマークに追加
191名無しゲノムのクローンさん
IP=1の雑誌を年間10報掲載することは、気合いと努力と根性で達成できる実現可能な努力目標である。
さらに、途中経過が確認されるため精神的に充足を感じやすい。
投機的でないところも健康的だ。

一方、IP=10の雑誌を年間1報掲載するには、上記以外に運と才覚が要求される。
しかもコケたら一年業績なし。
任期付き職が多い昨今、これは不健全きわまりない研究態度と言えるかもしれない。

なお、科学界に与えるインパクトを単純に引用件数から評価するなら、
上記2つのパターンは確率的に同等の仕事だと言うことが出来る。

高インパクトを一気に狙う投機的研究態度は、研究期間に根を下ろすことが許された
教授クラスが院生を使ってやっていればよろしい。

不安定な要素のあるその他の研究者にとっては、こつこつと着実に努力することこそが
幸福な未来への確実な道程なのである。