◆2CH 高校生のための生物質問スレ:約8時間目◆
938 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/21(金) 22:17:53
どうも
調べてみます
939 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/21(金) 23:10:08
動物と植物はどこを基準に別けているのか考えてみたが俺には答えられない。ホショクするかしないかでも無し、動く物と動かない物とも違う。
脳や脊椎の有無でも無し。二酸化炭素を吸収、酸素を吸収の差でもない。眠れなくなりそうなので早目にスッキリしたいー
>939
> 動物と植物はどこを基準に別けているのか考えてみたが俺には答えられない。
まあ、難しい問題だけどね。
とりあえず、「細胞壁が、あるかないか」を、基準にしたら?
葉緑体の有るなしで良いと思うが。
ミドリムシとピッコロに謝れAAry
ミドリムシを無理やり植物か動物かに分けようとする必要はない。
あれらは単細胞で鞭毛持ってて動き回る葉緑体を持っている生物。
てか、原生生物は植物・動物に分ける必要ないし。
動物でも植物でもない生物はいろいろあるもんね。
>>939は「界」の概念を知って欲しい。
946 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/22(土) 09:46:46
界の概念ですか。
あとで勉強してみよ。
食虫植物と珊瑚て植物と動物で分けられてるがなんとなく納得出来ず!
948 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/22(土) 15:38:47
細胞かぁ
日本語の漢字も悪い!
動くものと植わるものって。
動物と植物を対義語的にとらえてしまいがちってのはあるんだろうなぁ。
950 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/23(日) 14:51:15
酵素って、温度が増加してもそのうち変性して反応速度が増加しなくなるじゃないですか。
生体内の反応で温度が増加するほど反応速度が増加していく反応ってあるんですか??
951 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/23(日) 16:11:37
乳酸発酵でピルビン酸が還元されて乳酸になる
という過程がありますよね、そのとき還元してもHが減って分子式が変化したりしないで
還元しているのはなぜですか??
どなたかお願いいたします。
952 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/23(日) 16:11:43
意味わからねーぞ。
お前は「生体内の反応にタンパク質(酵素)を使わないものはある
んですか?」と聞いてるのか?
ピルビン酸:C3H4O3
乳酸:C3H6O3
954 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/24(月) 00:58:11
言い直します。
生体内で、高温であるほど早く進む反応ってあるんですか?
>>954 あると思うよ
ただ、酵素がタンパク質である以上、変成する前の温度に限られるだろうけど
熱水に生息する微生物でもないんだから
唾液のアミラーゼで実験してみればいいんじゃね?至適温度がどのくらいか
片栗粉とヨウ素液さえあれば検証できるし
筋肉の収縮速度は、温度により有意に異なるな。もちろん体温の範囲内でだけど。
>954
別に「生物体内では酵素の触媒作用によらない化学反応は決して起きない」というワケでは無い
んだから、「温度が高ければ高いほど反応活性の高まる反応」だって当然ある。胃液中の塩酸の
働きなんかもそうだろうし、そんなのは無数にあるでしょ。
ただ、生物が「生きている」以上、体内の温度は一定の範囲内でしか変動しないという事実の方
が重要。いわゆる恒温動物はもちろん、それ以外の生物でも気温(あるいは水温)の変動範囲を
大きくはずれて温度が上昇しつづける事は無い。
だから少なくとも「その反応の速度を上げるため、無制限に温度を上げつづける」という現象
は、生物体内では起きない。
958 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/24(月) 15:20:26
>>953
ピルビン酸:C3H4O3
乳酸:C3H6O3
で乳酸のほうがH増えてませんか?減るはずだと思うんですが・・
どんな反応の事を還元反応というだっけ?
960 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/24(月) 17:34:50
肝臓辺に含まれるかたらーぜは細胞内に存在する酵素だからすりつぶすと多量に基質と接して
働くらしいのですが、細胞内に存在しない酵素だとそうはいかないってことでしょうか?
例えば細胞膜に存在する酵素とかだと、すりつぶしても効果が無いのでしょうか??
>>960 過酸化水素水と混ぜてシュワシュワの話し?
だったら、肝臓組織をすりつぶすのは単純に接触面積を増やす目的でないか。
塊のままだと、カット面でしか反応しないが、すりつぶすとペースト表面全部で反応できる。
962 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/24(月) 20:08:47
>>962 そうですそれです!!
すりつぶす目的はそうなんですが、細胞内に存在しない酵素についてはどうなのかと思って・・・
963 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/24(月) 21:26:09
>955,956,957
体温の範囲内、という制限をつければあるんですね。
ありがとうございます。
>>962 しっかりすりつぶされて(ホモジェナイズされて)いれば、膜貫通タンパクや膜表在性タンパクの酵素であれば、水溶性タンパクの酵素とさほど変わらないと思うけどね。
965 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/25(火) 20:54:43
藍藻類は葉緑体がないのになぜ光合成ができるのですか?
原核生物には葉緑体がないと参考書などにかいてあったのですが・・・・
967 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/25(火) 22:35:29
>>966 ありがとうございます
当然ですが大腸菌とかは光合成しませんよね?
>>967 そんな大腸菌やだw
どうやって暗い大腸で生活するんだよ
>>967 大腸菌はしないけど、植物・藍藻以外で光合成する生物はある。
光合成細菌と呼ばれる生物。
藍藻とは違うシステムで、酸素を出さない・緑色の色素を持たないなど、変わった特徴がいろいろ。
興味があったら調べてみよう。
>>965 細胞全体が葉緑体のような構造になってます。ちなみに葉緑体はラン藻が共生したものが起源とされてます。
>>958 何を持って「減るはずだ」といってるの?
ここで光合成細菌の話しに出会うとは思わなかったな。
光合成細菌の持つバクテリオクロロフィルa は一応緑色ですよ〜。
カロテノイドの産生量が多いので、細胞の色が赤かったり黄色かったり茶色かったりって事は有るけど。
あと、酸素を出す出さないだけど、細かい事をはしょると、
藍藻を含む植物の光合成は系Iと系IIの連携で行われてて、水(H2O)を分解できる。
藍藻を含まない光合成細菌では、系Iか系IIのいずれかしか持たないので、水(H2O)を分解できない。
って事に由来する。
光合成と呼吸鎖に関与する酵素群を見比べてみると、実はちょっと面白い。
申し訳ありませんが、解けない問題があるので質問させて下さい。
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ある植物の赤い花を作るある系統(系統R)と白い花をつくるある系統(系統W)を用いて、次のような実験1,2を行った。
実験1.系統Rと系統Wを交雑させたところ、F1では全て桃色の花が生じた。
実験2.実験1のF1と系統Wを交雑させたところ、白花と桃花が3:1の比で生じた。
問1〜3は知識問題なので省略
問4.花色に関して、赤い色素のもとになる物質をつくる遺伝子とそれを発色させる酵素の遺伝子が関与しており、
2つの遺伝子は別々の染色体上にあり、またそれぞれの遺伝子には欠損型(劣性)の対立遺伝子が1つずつ存在するも
のと仮定して、実験1のF1と系統Rを交雑させると、どのような花色のものが生じるかその比を答えよ。
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補足遺伝の話だと思うのですが、どのような遺伝子型の場合に桃色の花が生じるのかが分かりません。
色素を作る遺伝子をA,a、酵素に関連する遺伝子をB,bとしたとき
AABBのみが赤、AaBBやAABb、AaBbは桃色と考えてしまってよいのでしょうか?
また、系統Wの遺伝子型の特定方法も良くわかりません。
系統Wの候補としてAabbのような中途半端な遺伝子型も含めて考えるものなのでしょうか?
配偶子の分離比を考えなければaabbになりそうな気もしますが、全パターン調べるのはかなり時間がかかってしまいます。
長くなりまして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
974 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/29(土) 03:37:27
>>973 知識問題は、どんな問題だったのでしょうか・・・?
>>974 すみません、長くなるので省略してしまいました。
問1〜3は以下の通りです。宜しくお願いします。
(問1〜3も自信ないのですが、括弧内は私の答えです)
問1.系統Rや系統Wのように、1つの形質に関して同じ種類のものだけを生ずる系統を何と言うか。(純系)
問2.ここで挙げた花色の赤と白の間では、メンデルの法則のうちの1つが成り立っていないが、
@それは何の法則か。(優勢の法則)
Aこのような場合の2つの形質の関係を何と呼ぶか。(不完全優性)
問3.一般に花色の発現には、色素のもとになる物質を作る遺伝子とそれを発色させる酵素の遺伝子が
必要である。このような関係の遺伝子を何遺伝子と呼ぶか。[4文字]で答えよ。(補遺伝子)
問4.
>>973 問5.4)の仮定が正しいとして、F1同士を交雑させると、どのような花色のものが生じるかその比を答えよ
一見簡単そうだけど、意外と難しいね。
系統R,Wは「系統」とあるのでAABB,AABB,aaBB,aabbのどれか。
F1と系統Wを交配したとき、分離比が1:3になっていることから
F1の遺伝子型はAaBbであると言い切っていい。
ならば、はじめの交配は、1.AABB×aabbまたは2.AAbb×aaBB
問い4の仮定から考えると、AとBがそろったときのみ発色する。
そうするとF1とWの交配結果から、2.の組み合わせではないことがわかる。
よって、RがAABB、Wがaabbと決まる。
ここまでは簡単なんだけど・・・どれが桃色になるか、はこれだけの問題文だと難しい。
>>973さんの考えもありだし、
色素の元が不足すると発色酵素があっても桃色(この場合はAaBB,AaBbが桃)
色素の元があっても発色酵素が不足すると桃色(この場合はAABb,AaBbが桃)
このどちらもありだと思う。
書いてくれた問題より前に何らかの仮定があるなら別だけど、そうでなければ、
これ以上のことは確定できない。
どちらをとるかで問い5の答えが変わる。
ひとつでもヘテロ=桃なら、赤:桃:白=1:8:7
かたっぽだけ関係ありなら、赤:桃:白=3:6:7
結論:問題が悪い。
977 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/29(土) 18:00:34
カルビンベンソン回路でCO2を固定してグルコース合成
とあるのですがこのCO2固定 とはどういう意味でしょうか??
簡単とは思いますがごめんなさいお願いします。
978 :
973:2007/12/29(土) 18:36:20
>>976 回答ありがとうございます。
>書いてくれた問題より前に何らかの仮定があるなら別だけど、そうでなければ、
>これ以上のことは確定できない。
問4、5に関して、「赤:桃:白の比について生じないものは0を記入しなさい」とある以外、
問題文は記載したものが全てで、他の条件はありません。
>系統R,Wは「系統」とあるのでAABB,AAbb,aaBB,aabbのどれか。
>結論:問題が悪い。
この2つが分かっただけで大分助かりました。
ありがとうございました。
>>977 CO2 の固定ってのは、気体である CO2 を何らかの有機物にすること。
窒素固定とかの固定も同じ意味。
980 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/29(土) 20:51:34
>>978 ありがとうございます!!!あと、光合成はATP合成の反応ではなく
カルビンベンソン回路で使われるのでATP使う反応ですよね??呼吸がATP合成の反応だから
逆でいいんだと思うんですが・・・ちょっと不明確なので教えてくださいお願いします。
またほかのATP使う反応に発光や筋収縮とかがあるんでしょうか?
>>980 明反応で作られたATPで暗反応で使うATPがまかなわれているから、
光合成は ATP を使う反応
と言う表現はどうかと思うなぁ。
つか、シトクローム b6/f のところでバンバンプロトン勾配作ってるから、物凄い大量のATPを作ってるとも言えるし…
982 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/29(土) 23:17:34
>>981 ごめんなさい難しいことはよくわからないんですけど・・・
高校生物 受験生物 の範囲で教えていただきたいです・・・
>>982 そか。高校生物ではATP合成酵素とかやらないのか…スマソ
てか、むしろ光合成に関与する酵素群の話しもやらないのかな??
まぁ
>>981 の最後の行は忘れてくだちい。
つまり、暗反応で使われるATPは、明反応で作られたATPで十分まかなわれるので、「光合成はATPを消費する反応」という表現はあたらないだろう。という話し。
984 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/30(日) 08:59:45
質問です
呼吸の過程で直接酸素を使うのは電子伝達系だけだが酸素がないと電子伝達系だけでなく
クエン酸回路も止まる のはなぜでしょうか?
985 :
名無しゲノムのクローンさん:2007/12/30(日) 12:48:24
ラン藻類って葉緑体持ってるわけじゃないんですか?
>>986 細胞そのものが葉緑体みたいな構造になってると思いネエ。
ちなみに、葉緑体はラン藻が細胞内共生したものが元だと言うことになってる。