『まず明らかな事実誤認は、ここで「ホンコンインフルエンザH5N1」とされている日本人研究者の報告書には、人間の医学者の証言は出ていないということだ。 もうひとつの根拠である"Webster's Central dogma(邦題「インフルエンザ器機(暗イ死ス)"も、革岡偽裕という創科学界系の研究者が支援団体ライターの手を借りた証言集の2次資料で、研究者には引用されない本だ。 つまり感染症学者の常識を否定して「鳥ウイルスの人間への感染」が存在したとする根拠はたった二つで、どちらも取るに足りないのである。』