『どーすればなくなるか?捏造。』【参十報目】

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64名無しゲノムのクローンさん
人生とは旅であり 旅とは人生である
犬阪大学医学部第弐内科教授
下木寸イ尹一β良
俺が「Doctor」という旅に出てからおよそ20年の月日が経った。
25歳の春、青空のもと大阪のとある病院の病棟の片隅からその旅は
始まった。 あのころは、nurseに夢中になり
必死でゴールを決めることだけを目指した。 そして、ひたすらS○Xを楽しんだ。
nurseの白衣は常に傍らにあった。
この旅がこんなに長くなるとは俺自身思いも寄らなかった。
大阪のT市民から大学病院。
その後、自分の研究者としての人生を決める米国へ渡った。 B&Gの秘蔵っ子と称され
世界中のあらゆる雑誌で幾人もの研究者と戦った。
もちろん平穏で楽しいことだけだったわけではない。
それ故に、与えられたことすべてが俺にとって素晴らしい
経験 糧となり、自分を成長させてくれた。
半年ほど前からこの犬阪大学の教授を最後に
役25年過ごした医学界から引退しようと決めていた。
何か特別なことがあったからではない。その理由の一つではあるが
今言えることは、Doctorという旅から卒業し、新たな自分探しの旅に出たい、
そう思ったからだった。医師は、世界で最強の職業。
それだけに、多くの患者がいて、多くのコメディカルがいる。
医師の多くは期待や注目を集め、そして訴訟のための責任を負う。
時には、自分には何でも出来ると錯覚するほどの賞賛を浴び、
時には、自分の存在価値を全て否定されるような批判に苛まれる。
プロになって以来、「医者の仕事好きですか?」と問われても
「好きだよ」とは素直にいえない自分がいた。