新型インフルエンザ「近い将来、大流行の恐れ」八重山福祉保健所
八重山毎日新聞 (2007-10-14 09:52:15)
小林医師が予防策説明
厚労省試算、国内で64万人死亡も
東南アジアを中心に鳥インフルエンザの人への感染が報告され、人から人への感染に
よる新型インフルエンザの発生が懸念されるなか、八重山福祉保健所は12日午後、
市健康福祉センターで、石垣市と竹富町の関係職員を対象に新型インフルエンザの勉強
会を開いた。
勉強会では、福祉保健所の小林孝暢医師がプロジェクターを使い、新型インフルエンザ
の基礎知識やこれまでの発生状況、予防策などについて説明した。
そのなかで小林医師は、世界的に見て新型インフルエンザが30―40年周期で大流行
していることを示し、「過去、約40年間流行しておらず、(近い将来)、大流行が起こる
可能性がある」との見通しを示した。
また、ベトナムやタイで発生しているH5N1型の鳥インフルエンザの特徴について、
高熱やせき、呼吸困難に加え、下痢の症状があることを説明。さらに、急速に肺炎が
進行し、高い致死率となっていることを報告した。
そのうえで、新型インフルエンザが流行した場合、国内で1300万人から2500万人が
罹患(りかん)し、このうち53万―200万人が入院、17万人から64万人が死亡するとの
厚生労働省の試算を提示。「新型インフルエンザの流行に備え、個人・一般家庭、
市町村は国が示すガイドラインに基づき、それぞれでできる対策を取る必要がある」とした。
具体的には、個人ではうがいや手洗い、マスクの着用や食料、水の備蓄、市町村は
独居老人の把握や情報収集と提供、食料等の配達準備などを挙げた。
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=9610 【こうした科学を推進してやまない科学者を「サビオ・イグノランテ」(無知の賢者)と呼ぶ】
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0199.html 「学問のあるバカは 無知なバカよりバカだ」
http://www.d1.dion.ne.jp/~wangcha/uber001.html