コイヘルペスウイルス(KHV)病情報

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142名無しゲノムのクローンさん
ヒノキの殺菌力でコイヘルペス撃退津和野で「作戦」

 津和野町の掘割で死んだコイからコイヘルペスウイルス(KHV)の陽性反応が出た問題で、同町は10日、殺菌作用などがあるとされるヒノキの葉を束ねて掘割に入れる「作戦」に乗り出した。
 効果は未知数だが、町商工観光課は「観光に影響がないうちに終息できれば」と期待している。

 ヒノキの葉は職員が近くの山で採取し、5〜10本の枝を一つにひもで束ねた後、計4束を掘割の鉄柵など3か所に分けて設置。葉がコイに触れることはないが、水流で掘割全体をきれいになるのを期待している。

 掘割では7月中旬からコイの死がいが見つかり、水産総合研究センター養殖研究所(三重県)での確定診断で陽性とされた4日までに63匹が死んだ。
 10日現在、死んだコイが全体の1割強の79匹に上り、観光への影響が懸念されている。

 今のところ、掘割のコイについて、観光客から町役場に寄せられる問い合わせは1日10件前後という。
(2006年8月11日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/
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あ〜あ、「殺“菌”力」で「コイヘルペス“ウイルス”」をどうにかできると思ってるのか?
強いて言えば、かえって逆効果だろうにね。いろいろな細菌が存在していた方が、ウイルスの不活化も促されるだろうに。
なんでも排除すればいいという考えは浅はかだ。害悪のものよりも有益なものを失うリスクのほうが大きいのに。

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