コイヘルペスウイルス(KHV)病情報

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140名無しゲノムのクローンさん
熱帯魚や金魚の観賞魚貿易と同じように、
台頭著しい中国産錦鯉が輸入されることを、
なんとしても阻止したいと思っていた日本の錦鯉業界が、
国内防疫にかこつけて、KHV病を利用して、
海外(中国)からの錦鯉を締め出すのに、
この「特定疾病」制度を、
(下手に)利用してしまったということだ。

「目的」と「手段」を履き違えたことをやっているのだから、
現実と齟齬をきたすのは当然のこと。

海外で流行していたKHV病というのも、
実際は、その感染源と感染経路は、
日本の(一部生産者の)錦鯉からの感染というのが真相。
海外においては、日本産錦鯉間でも、
感染発症へい死がおこっていたのだから。
そして海外では、現状、KHV病は治癒させても構わない病気。
KHV病を、制度として「まん延防止・根絶」対象にしているのは、
世界中でも日本だけ。

感染馴致個体の割合が多数となったとき、
おのずと感染流行が終息するのは自然の摂理。
それまで、できるだけ黙したまま、やりすごそうというのが、
日本の錦鯉業界の偽装的な姿勢なのだろう。

日本の錦鯉業界は、現「KHV病防疫制度」を、
このまま何としても堅持するつもりでもあるのだろうし。