1 :
名無しゲノムのクローンさん:
当たり前だが、アカデミアだけが研究職ではない。
むしろ企業の効率的研究には光るものも多いと聞く。
企業研究の光と陰を語ろう。
2 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/05(月) 03:25:40
3 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:22:53
なんつーか、関心ねーな、おまいら。
そんなに歯車いやか?ああ?
4 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/14(水) 04:55:03
iGene暴落
民事再生行きか、、、、、、、、
5 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/14(水) 11:29:05
生物系の学部に進んで、将来研究職に就きたいと考えている
リア工の私はあまちゃんでしょうか?
6 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/18(日) 16:00:07
>>5 学部から大学院に進めばとりあえず研究職にはつける。
旧帝大の大学院なら修士課程卒程度でも研究職にありつくことは多い。
日本でも世界でも研究チームのリーダーになるには博士取得が必要。
でも博士とっただけでは不十分で、そこから運とコネと才能と努力がぐちゃぐちゃになった
ドロドロの競争が始まる。
どの世界でも勝者は極一部なのだ。
ただ、芸能界やスポーツ界と異なり、この世界の勝者はあんまり金を持っていない。
7 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/18(日) 17:06:30
>>5 生物学系学部→生物学系大学院→研究職の私ですが、研究職として生き残って行くのは大変。
やっぱり運とコネと才能と努力のどろどろの世界だと思いますー。
私の周りだけかもしれないけど、あんまり大学名は企業研究社の質とは比例
しないかも。
たしかにお金は儲からないね!!
8 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/18(日) 18:50:06
>>6 ここ3年で急速にレアケースになってしまったよ。
>旧帝大の大学院なら修士課程卒程度でも研究職にありつくことは多い。
大手企業が修士卒の派遣研究補助員を入れ始めたのが原因。
派遣の方が技術がしっかりしているし、厳しいこといっても
文句いわずにしっかりはたらくし、使えなければ部署替えすればいいし、
そもそも一つのプロジェクトの賞味期限が一年ー一年半と短いから
都合がいいらしい。
博士はあったほうがいいね。ないと足を引っ張られる格好の材料に
なるからね。
9 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/18(日) 19:40:15
そんなわけで、博士→企業研究職が博士後の王道ですな。
アカポスどろどろ
10 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/18(日) 19:42:40
アカポスなんてもともと数少ないし…
11 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/19(月) 22:44:38
大手製薬の企業に7年いましたが、あまりに恣意的なプロジェクト終了に嫌気が
差して大学に戻りました。身分はポスドクです。大学にも矛盾があるけど、自分
は自分が信じていない価値観に基づいてプロジェクトの将来が決められることには
絶えられなかった。
12 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/19(月) 23:16:10
うちの先輩は研究所→営業までやらされたって言ってたよ。
13 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/19(月) 23:23:26
14 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/19(月) 23:32:59
アカデミアとカンパニー、お互い隣の芝は青く見えるのだろうか?
でも、企業が採算度外視の基礎研究をバンバンやっていたら、
大学の存在意義がなくなっちゃうし、
企業には出来ないリスクの高い基礎研究を大学にやらせるために、
国は税金はたいて研究費をだしているという大義名分があるんだから、
お互いもう少し産学連携をきっちり機能させないといけないのかもね。
製薬企業の経営陣に3分の1でも理系の人間が入っていれば、
もう少し変わるかもしれない。
でも、その前に経済・経営に明るい理系の教育をしなければ・・・(先は長そう)。
15 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/20(火) 01:37:04
いや、問題はプロジェクト終了の際にその理由に対してドライに
なれるかどうか、なんだよ。
思い入れがなければいい研究はできないが、
思い入れが強すぎては企業ではやっていけない。
そこで問われるのは「瞬間湯沸かし器のような」研究に対する情熱と
プロフェッショナリズムであって、熾き火のような息の長い執念とか
困難に立ち向かう不屈の意志とかいったものとは、かなりちがうんだよな。
>>14 > アカデミアとカンパニー、お互い隣の芝は青く見えるのだろうか?
私はカンパニーだがアカデミアが青くは見えない。
企業研究員達は大学での研究というものを数年間経験している。
でも大学のセンセイたちは企業での研究がどんなものか分かってないで勝手なことを言ってるでしょ?
> でも、企業が採算度外視の基礎研究をバンバンやっていたら、大学の存在意義がなくなっちゃうし
別になくなっても良いじゃない。無理に大義名分を恵んでやる必要は無い。
それに大学の存在意義は研究だけではない、教育こそが第一。
> 製薬企業の経営陣に3分の1でも理系の人間が入っていれば
大学の教官陣が3ヶ月でも企業勤めを経験していれば大分変わるはず。
17 :
名無しゲノムのクローンさん:2005/09/23(金) 00:40:27
>>16 企業の研究を体験したことのない大学教員だが、企業勤めについては青く見えるところと見えないところがある。
青く見えるところ
・収入が良いところ
・安全対策が明確なところ
・破損器具を再利用しようとしないところ
・研究費としての金まわりが良いところ
・業績評価が明確なところ(もある)
・バカな学生がいないところ
青く見えないところ
・思いついた勝手なことをできないところ
・プロジェクトの名の下に歯車になってしまうところ
・スクリーニングマシーンなところ
・論文はおろか学会発表にすら制限がかかるところ
・カンパニーの意向で理不尽な方針変更もやむなしなところ
・カンパニーの意向で開発職に廻されかねないところ
・時間外にはいちいち届を出さなければならないところ
・出社時間が固定されていることが多いところ
・おもろい学生がいないところ
・共同研究も簡単ではないところ
・社外では研究者としてほとんど名も知れぬまま終わってしまいそうなところ
・適正にかかわらず、管理職にならないとドロップアウトしたような雰囲気(ノーベル賞をとれば別)
ぱっと思いついたところではこんなもんですが、実状を反映していますでしょうか?
18 :
16:
>>17 かなり的確だと思います。
ただし、一口に企業といっても分野や規模によって大分違うだろうとは言っておきます。
例えば青く見えないところとして時間の拘束を挙げられていますが、うちの会社は割とルーズです。
また、大学側も学生らに休日や深夜に及ぶ実験を強いたり、夜間に卒研生が一人で実験するといった
ことは改めなければいけないと存じます。
安全対策についても最近になって大学でも急速に厳しくなされるようになってきたようですし。
大学の青く見えるところは何といっても自由度の高さですが、
タイラーズの一件でこれからは管理が厳しくなるのでしょうか。
仮に製薬企業並みに実験ノート管理が厳しくなったら皆科学が嫌いになりそうな悪寒。