[BSE/狂牛病]米牛肉の輸入再開はスポンジ脳への一歩

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407名無しゲノムのクローンさん
■狂牛病界の内河健
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2005/12/post_8858.html

今まで、ニポンでの感染者が他の国よりも極端に少なかったのは、世界で唯一、
厳しい「全頭検査」を実施してたからだった。だけど、何の検査もしないノー
チェックのアメリカ産の狂牛肉が輸入再開されたってことは、もうニポンも狂牛病
大国の仲間入りを果たしたってワケだ。せめて危険部位だけでも完全に除去したものを
輸入するのなら、多少でも感染を防ぐことができるかも知れないけど、12月13日の日記、
「あたしは『すき家』を支持します!」に書いたように、「すき家」を展開する株式会社
ゼンショーの私設調査団が、アメリカの現地調査を行ない、「危険部位の完全除去が日本
の基準から見ると明らかに不十分」「飼料規制も不十分で危険な肉骨粉が混入している
可能性が大きい」と言う調査結果を出した。そして、株式会社ゼンショーは、「今のまま
では 全頭検査をしない限り、危険すぎて消費者には提供できない」って言う判断を下して、
「お客様の命に関わる危険性があるため、すき家ではアメリカ産牛肉は使用しません」
と言うコメントを発表した。

だけど、今年の5月に、ライスおばさんに脅されて、「輸入再開ありき」の前提で現地調査に
行ったニポン政府の調査団は、アメリカとカナダに40ヶ所以上もあるニポン向けの畜場や飼
料関連施設のうち、米国農務省がお膳立てをした2?3ヶ所の施設をチョロっと覗いただけで、
「すべて完璧に作業されており何の問題も無し」って言う内容のデタラメ報告書を作った。
その上、調査に行ったメンバーの名前や役職、専門分野などはいっさい公表せず、イザって時
のための逃げ道まで作る周到さを見せた。