884 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/24 04:36
陽生草本ってどうよむんですか?
885 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/24 05:00
>>883 まあ、タンパク質の発現量は、生物種により、タンパク質の種類により、
また、条件により、制御されているわけだが、そういうのに比して、
ほしいタンパク質を組み替え体などで無理にたくさん作らせるわけだから
単にそう呼んできただけでしょう。
昔はモノ自体手にしたかったら E. coli でしかも封入体が立ちはだかったり、
他の系では分析程度にしか発現できなかったんだが、今は分取用に大量に作らせる系が
開発されたんで。
つまり、
expressionはどういう系でもとりあえずモノが入手できればよい
overexpressionは最適な系で大量発現を行う
という解釈でよろしいでしょうか??
888 :
名無しゲノムのクローンさん :03/09/24 16:09
素朴な疑問なんですけど、
人間と犬が獣貫しても子供ができないのはなぜでしょうか。
あと、人間と人間以外の生物の合いの子を作る事は
今の技術で可能なのでしょうか?
891 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/24 20:49
>>883 んー
ちょっと違う。
「発現」自体は人為的でなくとも常に起きているわけで。
過剰発現は「過剰」(通常を超えて多い)わけだから
人為的(もしくは異常)な大量発現。
プロテオーム(あるいはプロテオミクス)という言葉をよく聞くようになったと思うけど
ヒトなんかの全ゲノムが解読された今、当然それぞれの遺伝子(と思われるもの含む)が
どんな機能を持つタンパク質を作っているかが焦点となったわけで
その解明には大まかに、1.その遺伝子を欠損/改変させてどんな影響が生体に出るか見る、
2.その ORF を発現させてどんなタンパク質か調べてみる、という手が考えられるわけで、
そのうちの「2」、今から10−15年位前に(成熟タンパク質前駆体を得るのに)いったん流行った手法で
実際にタンパク質を大量に作る方法がいくつかある。そこで普通に出てくる言葉が「過剰発現」
892 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/24 21:04
>>883 たとえばね、ヒトが発現する少量のタンパク質が調べたい、ほしいからといって
「明日はヒトを8人くらい潰しますよ」というわけにも、ヒトの特定の遺伝子の機能知りたいからといって
「こいつのこのローカスを潰してどんな人間になるか試してみようぜ」というわけにも
いかないでしょ?
だから、別の系を使ってタンパク質を過剰発現して手に入れるわけ。
尤も、最も大きな問題点は、他の系では検出限界でまったく発現しないモノ、
発現してもフォールディングや修飾がうまくいかずに機能を持たないモノなどが
結構出てきてること(実際にやってるから)。
>>889-890 親切にどうもありがとうございます。
スレを少し読んでみましたが、どこまでネタだか分からないですね・・(^^;
>>885,891,892
なかなか難しいですね・・・。
もっとじっくり考えてみます。
みなさん、わざわざありがとうございましたm(__)m
895 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 02:13
免疫学の本を読んでいたら、ヘテロダイマーという単語が出てきました。
ぐぐってみたんですがその単語自体の説明を発見するに至らないどころか
モノダイマーなる物まで出てきてしまいました。どなたか、
ヘテロダイマー、モノダイマーとは何かを教えて戴けないでしょうか?
896 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 03:06
ATPを細胞に投与したいのですが、細胞膜って通りませんよね?
細胞膜透過するATPってあるのでしょうか。
すいません、宜しくお願いします。
898 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 03:42
>>895 モノダイマー? って出てた?
ヘテロダイマーの対語は、ホモダイマーぢゃないの?
生体タンパクは、複数のサブユニットで複合体として構成されている
ことが多いけど、そのような場合サブユニットとなるポリペプチド分子
の数によって、1分子で構成されている場合をモノマー、2分子で構成
されている場合をダイマー、3分子ならトライマー、4分子ならテトラ
マー・・・(複数分子で構成されるものは総称してオリゴマーという)
とそれぞれ呼ぶ。
さらに、複数のポリペプチド分子で構成されるようなタンパクの場合で、
これらがすべて同一の分子によって構成されているような場合、これを
ホモという(AA、AAA、AAAA、・・・)。
それに対し、異なったポリペプチド分子で構成されているような場合を
ヘテロという(AB、ABC、AAB、AABB、ABCD・・・)
免疫学の分野でいえば、例えばサイトカインやサイトカインレセプター
などの多くはヘテロダイマー(αβ)やヘテロトライマー(αβγ)で構成
されている場合が多く、これらのサブユニットはα鎖、β鎖と書かれて
いるが、同じ意味である。
キョンって昔は食べてたって本当?
>>898 本当にありがとう!!!!!すんごい良く分かった。そうゆう事だったのね。
それとモノダイマーは私の勘違いでした。ごめんなさい☆
901 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 07:50
<<896
膜のATPaseですぐ分解されちゃうんじゃ?
902 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 11:45
903 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 13:46
>>901 ATPは痛み物質の一種で細胞膜の外側に向けて受容体がなかったかな?
904 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 17:34
ウイルスは生物ですか?生物の定義ってあるの?
905 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 18:31
まあ、「1個以上の細胞を有する」とか「自立増殖能がある」とか
いう定義からすれば外れるわな
しかし、そもそもその定義だって「生物と物質を分かつ線がほしい」という
生物学者が恣意的に描いたと言えばそれまでであり
みんなが「俺定義」を持っててもいいんじゃないの?
>>905 生命の定義すらそんなに曖昧なのに「生命は自然発生か?」のスレでは
何であんなに険悪な雰囲気で議論が白熱してるんでしょか.
907 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 19:01
>>907 そりゃあ、あんた。わからないことは何でも「宇宙人のお力」で解決しようとするキワモノ君がたくさんいるからさぁ。
まあ最初の生命の誕生は、化学進化説で決まりだろうな。
グールド的な進化感でいけば、有機物がどんどんできてた頃の地球には、今の俺たちの想像もつかないような、「生物らしきもの」がいっぱいいたんだと思う。
その中で、たまたま今のような仕組みで生きる細菌類と、ミトコンドリアの祖先と、葉緑体の祖先と、ウィルスが生き残った。
ってなシナリヲを一人妄想して悦にいってる今日この頃。
908 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/25 19:28
>>906 神とか地球外高度文明生命体がもたらしたとか言う奴があとを絶たないから
>>907 > その中で、たまたま今のような仕組みで生きる細菌類と、ミトコンドリアの祖先と、葉緑体の祖先と、ウィルスが生き残った。
この辺がちょっと・・・。
910 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/26 01:16
くだらない質問だと自覚してるのでここに書きます
つむじが2つある人は頭がいいって良く聞きますけど
実際どうなんでしょう?
そういうの研究してる人っているんでしょうか?
911 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/26 05:25
↑あなたが研究しる!
912 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/26 18:36
>>910 可能性はあるじゃないですか。
否定する証拠を見たことはないので、それがないかぎり可能性はあります。
その分野の研究者がいなかったら、あなたが第一人者になるチャンスです。
あぼーん
あぼーん
915 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/26 21:56
ここは だれも答えない スレじゃないんですか????
>つむじが2つある人は頭がいいって良く聞きますけど
>実際どうなんでしょう?
理髪店関係者が考え出した お客をヨイショしやすい一言
なのでしょうね。つむじが2つあると調髪に手間や時間が
かかるので、この一言で客をおだてて時間を稼ぐゾ・・と
頭がいい = wiseman = trouble maker = つむじ曲がり
だっだりして
917 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/28 03:49
>>902 これは全くの私論で一般論とするほどの根拠はありませんが、印象として猫好きの女性
(時に男性も)は自己愛が強いように感じます。
さらに来客があったときでも、部屋に先住している猫にどういうわけか優先権を認めて、
客にたいする礼を欠いた扱いをする場合も多々見受けられます。
これはつまり、「私が猫をカワイイと思う気持ちは、客のあなたを大事にもてなす
ことよりずっと重要なのです。これはもちろんあなたも理解してくれると思うし、
あなたもこの猫がカワイイと思ってるはずだから、あなたは当然その待遇で我慢
して下さりますよね??」。
ということを暗に強制しているわけです。
ペットをかわいがるはもちろん結構なのですが、ペットはあくまで身内なのに、
来客にたいするサービスと比べて優先度に明らかな錯誤があります。
猫好きの女性には、このようなタイプが実に多いように感じるのですが、
これはトキソに感染しているためにおこる人格変換なのではなく、
自分をよく見せようとする気質と猫を偏愛するような気質とがそもそも同じ
原因に由来する現象であって、それに猫好き故の高いトキソ感染率が付随し
ているだけだ、と考えた方が自然だと思われます。
件の疫学研究の情報とはほとんど関係ないレスになってしまい申し訳ありません。
918 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/29 18:17
どこに聞いたら分からないのでここでお聞きしますが、生物顕微鏡の対物レンズ
X100で油浸でないものってありますか?
919 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/30 00:54
SARSウイルスのRNAデータをダウンロードしたのですが
Uがありません、Tと表記する慣例なのですか?
920 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/30 00:56
read it as u
922 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/30 04:02
細胞培養でスケールアップしたくて 回転培養にしたんだけど
回転培養のボトルの壁に細胞くっつくんだよなぁ
これでいいのかなぁ? 浮遊培養のように培地のなかで増えるもんだと
おもってたんだけど・・ 細胞は Flp-in 293細胞です。
どなたか いい方法があれば教えてください。
923 :
名無しゲノムのクローンさん:03/09/30 09:36
すいません。教えてください。
細胞の解析データ(FCS2.0ファイル)が
WinMDIだと見れるのですが、
FlowJoでは見れません。
何か手順が間違ってるのでしょうか?
あぼーん
926 :
名無しゲノムのクローンさん:03/10/03 17:58
顕微鏡のことをきけるところを知らないのでここに書きますが
お金がないのでカートンの顕微鏡とニコンのYS100を狙っています。
対象は細菌です。グラム染色で棹菌か球菌かさえ分かれば
とりあえずはいいです。どっちがいいでしょうか?
927 :
名無しゲノムのクローンさん:03/10/03 21:33
分子量500kDaの蛋白質の精製をしようと、細胞にmycタグをつけて抗体カラムを行おうとしていますが、通常の免疫沈降に比べてほとんど精製できません。
ホモジナイズする時に細胞重量の5倍のバッファーを加えているのですが、加える寮が少なすぎるのでしょうか?
通常の免疫沈降法では細胞20μgあたり1mlのバッファーで溶解すると思います。
他に考えられる原因として、
@溶出に用いるmycペプチド濃度が適切でない
Amyc-アガロース量が適切でない
B濃縮(セントリコン)時にロスっている
が考えられると思います。
経験者もしくは研究室で蛋白精製を行っている人がいましたら、どうか教えてください。
お願いします。
928 :
名無しゲノムのクローンさん:03/10/03 21:39
リンカーペプチドが短くてprotein complexの表面にmycタグが露出してない、に一票
929 :
名無しゲノムのクローンさん:03/10/03 21:44
>928
でも普通に1.5ccチューブのスケールで免疫沈降するとちゃんと落ちてきます。
>927
カラム精製はそんなに経験あるわけではないですが、
カラムにかける時のバッファーと、免沈するときのバッファーの組成は同じなの?
ちゃんと可溶化されてますか?
カラムにかけた時のflow through、wash画分に目的タンパクは無いですよね?
カラムにトラップされてるの?
てなことが書いてあると(そんなのあたりまえじゃんと思うかもしれませんが)
もっといいアドバイスが受けられると思いますよ。
>930
確かにカラムにかける時のバッファーと免沈するときのバッファーは違います。
カラムにかけるときはリン酸バッファー(1%NP-40入り)、免沈する時は1M HEPES, 2M KCl, !M MgCl2, 0.1M EGTA, NP-40 1%です。
ゲルにもflow throughに蛋白は残っていませんでした。
蛋白、どこにいったんだろうって感じです。
932 :
名無しゲノムのクローンさん:03/10/03 22:39
カラムトップに・・・
>932
カラムに入れたゲル(300μl)くらいは全部回収してサンプルバッファーに溶かして蛋白が残っていないか調べました。