もの凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ@生物板7

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>>167
君のも少し違うと思うぞ。
物質交代、代謝という面から考えれば菌類は分解者には相当しない。
そもそも菌類を分解者に含めるのは一般的かな。単にセルロースや
なんかの多糖類を利用できるかどうかで分けるのは少し無理がある。

教科書的には、有機物ー>無機物代謝が出来る生き物(バクテリア)
を分解者と呼んでいると思うが。物質交代という観点から見て、
生産者である植物も、消費者も、自ら生み出した有機物を無機化する
能力はない。その能力があるのはバクテリアだけで、有機物を無機化して
生産者に返す役割を持っているのが分解者という位置づけだと思うが。

そもそも落ち葉を利用するか生葉を食うかなんて消費者と分解者の
区別とは違う。物質代謝、交代で考えれば炭水化物を利用して好気呼吸
をする生物は消費者だよ。セルロースだろうがグルコースだろうが
同じ事。

そして、>>179、これもちょっと違う。分類学は別に血縁で分けてる
訳じゃなくて、機能特徴から分けてる。分子的な血縁関係は後付だ。

>>181もちょっと違う。分解者の定義はシンプルで、無機化能を持つか
どうかじゃない?別にブラックボックスに放り込んでる訳じゃない。