ついに、クローン人間誕生！

クローン人間が誕生？　スイスの新興宗教団体が発表
　スイスに本拠を置く新興宗教団体ラエリアン・ムーブメントのフランス人科学者ブリジ
ット・ボワセリエ氏は２６日、ＡＦＰ通信に対して、クローン人間の女児を世界で初めて
誕生させたと述べた。ニューヨーク・タイムズ紙によると、米東部時間２７日午前（日本
時間同日深夜）にフロリダ州で正式に発表する。

　ボワセリエ氏は「３０代の米国人女性が、クリスマスに（自分のクローンである）女児
を帝王切開で産む」と予告していた。同教団の子会社クローンエイド社の関係者はニュー
ヨーク・タイムズ紙に対して、「（２７日の会見で）誕生を発表することになる」と話した。
　赤ちゃんが本当に母親のクローン人間であるかどうかは、ＤＮＡ鑑定で確かめることが
できる。関係者は「ボワセリエ氏は、中立的な専門家にＤＮＡの証拠を確認してもらう準
備をしている」と説明したという。
　もし母子のＤＮＡの一致が確認されれば、クローン人間が初めて生まれたことになる。
　ラエリアン・ムーブメントのホームページによると、フランス人のラエル氏が７３年に
教団を設立、８４カ国に５万５０００人の会員がいるという。「世界最大のＵＦＯ関連非
営利団体」で、「ラエル氏が異星人に遭遇して、地球に大使館を建設するよう要求された」という。
　９７年に「クローン人間の安全で確実な方法の開発」を目的に、クローンエイド社をつ
くった。ボワセリエ氏は同社の責任者とされる。ニューヨーク・タイムズ紙によると、同
社は２０万ドル（約２４００万円）でクローン人間づくりを引き受け、現在１００人ほど
と契約を済ませているという。 (10:59)
http://www.asahi.com/national/update/1227/008.html