◆生物学専門家への質問はここに書き込もうPart7◆

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933名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 13:39
ジャンプするとき、しゃがんだ状態から飛び上がるより、勢いをつけるために、
立っている状態から一度しゃがみこんでからジャンプしますよね。

ということは、筋肉はバネ的な、エネルギーを溜め込めるモデルと、
考えることが出来ると思うのですが、その認識で正しいでしょうか?
またそれで正しい場合、そのバネ定数にあたるような値は、
だいたいどのくらいになるのでしょうか?
934名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 18:13
>>933
体力のないあたしは、立っている状態からしゃがみこんでジャンプす
る方が、ジャンプが小さくなりますが.....。「立っている状態からしゃ
がみこむ」ときにエネルギーを使ってしまいますから、エネルギーを
「溜め込む」とは逆ですよ。
935933:03/04/25 19:12
>>934
立ってる状態からしゃがみ込んだ方がエネルギーを使ってしまって無駄なのに、
そっちのほうが高く飛べるから、エネルギーを溜められるのでは、ということです。

でも、934さんはその飛び方のほうが飛べないと言うことですから、
この説明では納得いかないでしょうね。
ちなみに934さんは、垂直高飛びのときはしゃがんだ状態から飛び上がるの?
936bloom:03/04/25 19:13
937名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 19:19
>>927-928
本当にありがとうございます(・∀・)
938名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 19:38
あの、恥ずかしいんですけどサナダムシがほしいです
提供している人、医療機関、大学の研究室など知っている方お教えください


939名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 22:07
原形質流動と細胞の温度についての関係を教えてください。
温度が高いと働きが鈍るんですか?
940名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 23:09
>>933-935
この場合、人間の筋肉ができることは力を加えることのみと考えてください。
屈伸することで上半身を上に向かって持ち上げる(運動させる)ことが可能です。
持ち上がった上半身に引っ張られて下半身も持ち上がるのがジャンプです。
つっぱった棒状態ではどんなに上方向に力を加えても運動が起こらず、
下半身を引っ張り上げることはできません。

一方バネは押さえつけられたことによって弾性的に反発する方向に力をため込むだけなので、
ヒトがジャンプする場合とは異なります。
しゃがんでもバネのように自動的にハネ戻ってジャンプしているワケではありません。
941名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 23:39
何故地球上に生命が発生したか?、またその利点について誰か教えてください。
942名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 23:46
>>941
その利点?(W
自然よりも効率よくエントロピーを増大させるからかなぁ。(w
943名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 23:47
>>941
まず太陽との距離が適切だったこと。金星ぐらい近かったら灼熱の地獄に
なっていたろうし、火星ほど遠かったら極寒の世界で生命は生まれなかったし。
まあ、でも火星で生命の痕跡が発見されたって報告もあるから。でも火星は
質量が小さいので、温室効果をもたらす二酸化炭素を維持できなくて
今はご覧の通りだからね。

そう言う意味で地球は太陽からの距離と質量が生命の誕生に適していたんだよ。
それ以外にも、今の太陽が何世代目が分からないけど、生命の誕生に適した
炭素も豊富にあったし(第一世代目の恒星には炭素はそんなになかったはず)。

まあ、そう言うわけです。これでいいのかな?
944名無しゲノムのクローンさん:03/04/25 23:48
【不幸のレス】
   このレスを見た人間は十三日以内に死にます。
      ※あなたに訪れる死を回避する方法が一つだけあります。
     それはこのコピペを一時間以内に7つ、別のスレに貼り付ける事です
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945名無しゲノムのクローンさん:03/04/26 00:01
>>943
ありがとうございます。質量というのは具体的にどういうことでしょう?
星の大きさとかそういうことですか?
946943:03/04/26 00:11
947943:03/04/26 00:14
>>945
すいません、手違いで中途半端で書き込んでしまいました。

で、質量と言うのは重さです。つまりその星、地球なら地球の重さのことです。
質量が十分大きければ、二酸化炭素など、温室化に必要な気体を引き付けられますが
(引力でね)火星ぐらいの軽い惑星はそれが出来なかったようです。
もっとも火星の北極には二酸化炭素の氷すなわちドライアイスが存在してるようですが。
948名無しゲノムのクローンさん:03/04/26 00:22
なるほど・・・生命が誕生し、生き延びていくのに適した環境だった星が地球という
野はよくわかったのですが、どうやって一番最初に生命が誕生したのでしょう?
949943:03/04/26 00:30
>>948
まあ、いろんな説があって結論は出てないけど。

まあ、最初の生命反応はRNAだったと考えられている。
なぜかというと、RNAは遺伝物質ともなるし、酵素反応もできるから。

どういうことかと言うと、現在の生物は遺伝情報を保存するための物質として
DNAを使ってる。また、生命現象を維持するための化学反応装置としてタンパク質
(つまりタンパク質が酵素の本体)を使ってる。しかし、RNAは遺伝情報を維持する
こともできるし、酵素反応もすることができる。そう言うわけで、最初の生命反応
を行った物質がRNAである、ってのは有力な仮説となっている。まあ、これが正しいか
ってのはまた別の問題だが。

それと生命の発生には他の領域との区別化が絶対に必要だがRNAの生命起源説には
この辺の説明がないし、まだまだこれから沢山の研究が必要だろう。
951943:03/04/26 00:35
あー、それと、
原始地球の環境でUVや雷の刺激でアミノ酸などの生命反応に必須の成分が
合成されるのは何度もの実験で確かめられてるよ。つまり生命の材料は
簡単に合成されただろうってこと。
952名無しゲノムのクローンさん:03/04/26 00:53
すごく奥深い話ですね・・・生命の起源についてはまだまだわからないことがあるんですね。
ある偶然の中で生命が生まれたのなら、この宇宙の中にはほかに生命がいないような気がします。
すくなからず地球より発達した文明はないような気がします。

953あきと:03/04/26 01:44
 骨髄移植が血縁関係になくてもできる場合がありますよね?それは遺伝的に近い関係にあるからですよね?
それは、偶然起こることなのですか?それとも、先祖が近い関係にあったことを示しているのでしょうか?
954943:03/04/26 01:47
>>953
どちらの場合もあり得るけど、つまり偶然か先祖が近い場合にあるってことだけど、
まあ大概は偶然だろうね。
955943:03/04/26 01:51
>>954
あ、ごめん。間違えてた。
親族関係の方が一致度は高いよ。
956名無しゲノムのクローンさん:03/04/26 02:29
unknown protein,
putative protein,
hypothetical protein
この3つの違いは何でしょうか?
957943:03/04/26 02:32
>>956
うん、文脈が分からないと分からないな。
958956:03/04/26 03:53
>>943
精製した蛋白をプロテアーゼ処理してペプチド断片をつくりました。
これをMALDI-TOF-MSにかけてそれぞれの分子量を測定し、
Mascotと呼ばれるネット上のデータベースを使い
(ここには既知の蛋白を各種プロテアーゼ断片で処理したときの
ペプチドの分子量とアミノ酸配列が収載してあります)
ペプチドの分子量から最も相同性の高いアミノ酸配列とその配列を持っている蛋白が
リストアップされました。
ところが・・・
このうちリストアップされた蛋白のいくつかに
「unknown protein,putative protein,hypothetical protein」とあるのです。
文字通りですと
hypothetical protein=仮定のタンパク質
putative protein=推定のタンパク質
unknown protein=未知のタンパク質
となりますが、それらが何であるのかの説明は全くありません。
恐らくどれも遺伝子としてクローニングされていて
塩基配列の読み枠から開始コドンと終止コドンが見出され
おそらくこの配列が蛋白のアミノ酸配列を形成するのではないかと仮定または推定されながらも
蛋白としての機能は不明、というのが共通しているようです。
ただそれならなぜ「仮定蛋白」「推定蛋白」「未知蛋白」と分けられたのか、その違いが分かりません・・・
959エチル:03/04/26 03:56
日本酒メーカーに勤めるものですが、恥ずかしながら誰か質問にお答えください。
い。
モロミ中の酵母の死滅率(生存率)を生まれてはじめて測ろうと思い、
教科書どうりに0.01%メチレンブルー染色をやってみたつもりなのですが、
どうもうまくいきません。これ、染まった?染まってないの?
どれが死んでんだか活きてんだかわかりません。見分けられません。
染まってない?ってことは、みんな生きてる?
試しに熱処理した酵母と活性酵母を混合したサンプルでトライした所、やはり見分けられません。
MB濃度もいろいろ試したんですが、よい結果が得られませんでした。
死滅細胞はどの程度染まるんでしょうか?それとも何か原因がほかに?
ちなみに水溶液は緩衝液は作りませんでしたし、生食水でもありませんが、それが鯨飲いや原因
じゃないですよね?どうか御助けくださいいい。
960939:03/04/26 20:54
他スレで出直します。
近日になって突然、原形質流動と温度の質問がたくさんのスレに張られたり、
専用のスレまで立った。
単なる偶然かも知れないけど、いろんなトコに質問すると
「どっかで誰かが答えてるだろ」と思われてレスが鈍りますよ。
そういう漏れはわからないから答えないだけだけどな。
962932:03/04/27 13:55
誰か答えてください。
963名無しゲノムのクローンさん:03/04/27 20:39
「生命とはATPを回してのエネルギー変換の工場のようなものだ」
と授業で言われました。どういうことなのでしょう?
誰か解説していただけませんか?
>>962
体が弱い、ということではなくそういう体質ということもある。
健康な人が不意に病気になるのではなく、季節の変わり目に体調崩しやすい、というような
体質の方もおおい。大抵そう高熱は出ず、気管支が変な感じでセキが出るとかのようだが。

しかし、ただの風邪かな?と軽視していてじつはSARSだった!なんて話だと
洒落にならないので、内科のお医者さんにかかるのが良いと思う。
まあ若そうだし、親の保険証持って2、3軒まわるといい。ひとつの医者だけでは診察結果も偏るかもしれんし。
医者にかかることを面倒だと思うなら、こんなところで質問するべきじゃない。
自己管理はしっかりやれ。社会では風邪で会社休んでも、自己管理のできてない甘い奴とみなされる場合も多い。
そして質問の返事が返ってこないからといって人をカス呼ばわりしてはいけない。お大事に。
965名無しゲノムのクローンさん:03/04/27 22:26


1 牛乳を入れたビーカーを電子レンジで加熱する
2 三角フラスコから駒込ピペットで酢酸を取り、1の中に滴下する。

質問です
1 なぜ試薬瓶から酢酸を直接取らず、三角フラスコに移したものから取らなければいけないんでしょうか?
2 牛乳を加熱して凝固したタンパク質は何ですか?
3 酢酸を入れて凝固したタンパク質は何ですか?
4 この化学変化を利用して作られる食品名とその製造方法を簡単に教えて下さい。 
966名無しゲノムのクローンさん:03/04/27 23:11
んー、適当に答えるよ。

1 試薬の大本が、コンタミすると困るから。
2 ホエイ
3 カゼイン
4 熱:プリン、酸:ヨーグルト
967bloom:03/04/27 23:12
> 1 なぜ試薬瓶から酢酸を直接取らず、三角フラスコに移したものから取らなければいけないんでしょうか?
いけなくない。別に三角フラスコでなくてもいい。

> 2 牛乳を加熱して凝固したタンパク質は何ですか?
いろいろ

> 3 酢酸を入れて凝固したタンパク質は何ですか?
いろいろ

> 4 この化学変化を利用して作られる食品名とその製造方法を簡単に教えて下さい。
食品名:すっぱいホットミルク
製造方法:問題文のとおり
969ななしのごんべ:03/04/27 23:58
高校の生物で使う染色液、酢酸オルセイン、メチレンブルー以外に何かあります?
適当に例を挙げてください。
>>969
高校or予備校の先生にでも聞いたほうがいいと思われ。
この板のほとんどの人は高校の教科書の中身や大学入試問題なんか知らない。
971名無しゲノムのクローンさん:03/04/28 11:38
>>963
「生命とはATPを回してのエネルギー変換の工場のようなものだ」
表現として、非常に微妙。
先生は授業で何の話をどの辺まで煮詰めた上でこの表現をしたのか教えて下ちい。
主語の部分は間違いなく「生命とは」なんだよね?
972名無しゲノムのクローンさん:03/04/28 12:56
>>971
ATPは大事なんだよ・・・みたいな授業でした。
問題文は間違いないです。意味わかんないんですよね・・・
すいません
973933:03/04/28 13:10
>>940
突っ張った状態からは力を出せない、というのは了解してます。

元の>>933でも書きましたが、

1.しゃがんで停止している状態からジャンプ
2.立った状態から一度しゃがんでから(勢いをつけて)ジャンプ

だと、2.のほうが飛べると思うので、筋肉はバネのようにエネルギーを蓄えられるの?
という質問です。
エネルギーをためるんじゃなくて、
勢いをつけて、慣性で跳ぶだけです
だから、一番勢いをつけやすい姿勢からはじめると
一番高く飛べるのです。
975933:03/04/28 15:43
>>974
慣性をつけるだけなら、しゃがんだ状態から始めても同じですよね?

一度しゃがみ込むという動作をすると、
下方向への勢いを止めるための力も余計に必要になるわけだから、
1.のほうが効率的で高く飛べるような気がするんです。

でも実際には2.のような動きで飛ぶ人の方が多い。
ということは、その前のしゃがみ込む動作がなにか意味があるはずと思ったんです。
一番勢いをつけやすい姿勢、というのでは、
その意味の説明としては納得出来ない感じです。
976名無しゲノムのクローンさん:03/04/28 16:25
>>933
それは普段立ってるから、とりあえずしゃがみ込むだけじゃない?
念のため、今、しゃがみ込んでからジャンプと、
しゃがんだ状態で30sec待ってからジャンプとしてみたけど、
高さ変わんなかったよ。
977ななしのごんべ:03/04/28 23:17
しゃがんでから飛ぶと手の反動で高く飛べるのでわないかと思うのだが間違いかな?
978933:03/04/30 09:28
>>976
ということは、
立った状態からしゃがみこんで勢い付けてジャンプするほうが飛べる
という認識の方が間違い、ということになるのかな?
確かにそれなら納得いくのですが。

こういうのはどこの板で聞くのがいいんだろう?
スポーツ板?
979名無しゲノムのクローンさん:03/04/30 19:38
植物の蒸散は何故起こるのでしょうか?
昇温抑制以外に植物にとって何かメリットが教えて下さい。
980名無しゲノムのクローンさん:03/05/01 01:30
>979 C6H12O6+6H2O+6O2→6CO2+12H2O(+38ATP)
グルコースが水と酸素を用いて分解されATPを造る反応を植物はしてるわけだが
実は始めと終わりで水は増えてる(上式)
よってあまった水を排出してるという語句簡単な理由もあるわけよ。
まあ、恒常性の維持は生命活動の基本だしね。
981名無しゲノムのクローンさん:03/05/01 01:54
>972 ものすごくATPを説明するためだけに行ったような説明だね。
まずATPってのはエネルギーを貯蔵するために生物が共通してつかってるもの
といえるわけよね。ADP(エネルギー溜まってない)+P(リン酸)→ATP(溜まってる)
PがADPに高エネルギーリン酸結合することでその結合にエネルギーを溜め込むわけ。
その結合が壊れるとエネルギーが放出されるの。
だから生物はエネルギーを通常時はADP+P→ATPによって溜め込み、
必要なとき(運動とか勝手には起こらない反応を起こすとか)に結合を壊す反応、
つまりATP→ADP+Pによってエネルギーを放出し使用してるわけです。

さて、「生命とはATPを回してのエネルギー変換の工場」とのことですが、
要するに先生は
ATPはつくるとこでつくって、使うとこにATP(エネルギー自身でないことに注意)をもってって当地でATPを壊してエネルギーを出して使っているのだ、
と言いたかったのではないでしょうか。
ちょっと良い言い方ではないですね。
生命とは生きることを至上の目的にしているといわざるを得ません。
(純粋な生物学の立場ではです。宗教が介すると面倒ですが)
そしてATPを用いたエネルギー変換はそのための手段の一部なのです。

よって一応先生は手段と目的を取り違えて説明しているということになりますが、
まあ先生はおそらくATPの重要性を強調するためにあえてそんな言い方をしたんだろうと
思います。
982980、ちょい補足
ぶっちゃけ、体内の湿気を一定にしたいという恒常性の維持指向の結果では、
ということです。