△△△△ウイルス▼▼▼▼

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99名無しゲノムのクローンさん
神経細胞ならヘルペスが感染するんじゃないの?
狂犬病ウィルスもいいかも。
100☆南幸☆:02/12/16 23:12
101名無しゲノムのクローンさん:02/12/16 23:44
>>98
誰が考えた実験だか知らないけど、神経細胞以外のとこに
感染させちまってもいいのかい?

普通、細胞特異的に仕込むなら細胞特異的なレセプタをウイルス表面に
提示しないといけないはずだが、キットをそのまま使ってるなら見た目
ウイルスのポピュレーションの多そうなところが優先的に感染する罠。

いってるいみわかる?
102ど素人:02/12/17 10:47
>>101
なるほど、出版されている論文には普通に神経細胞にも感染するように
書かれているのですが。。。マウスの神経細胞は感染しなくて、ラット
の神経細胞はOKということはあり得ますか?
>> 97 キットをそのまま使っている(ど素人)のですが、感染部分はアデノウイ
ルスの場合どこなのでしょうか?
>> 99 御意。とりあえず、ど素人なので、人に勧められるがままに比較的
作りやすいアデノウイルスでやってみたのですが、一応作り方はわかった
ので、今度はlentiかaav (何れもキットが市販されている)でつくり
直そうかなとは思っているのですが。。
103名無しゲノムのクローンさん:02/12/17 17:57
だからー、そういうことじゃないんだって。

オレもアデノのプロじゃないから細かいことはいえんけど、
神経細胞に感染するってのは培養細胞ででしょ?
だけど、マウスに静注した場合なぜ脳の神経細胞までウイルスが到達すると
思うのかね?血管を回ってる限りは血管細胞に感染しやすいし、気管から
投与したら気管に感染しやすいでしょ?アデノなんて大抵の細胞には感染
できるから。

じゃあ、脳に打ち込んだら脳に感染するか?というのはかなり微妙だと思う
けど。結局毛細血管をとおしてウイルスは到達するわけだから。

組織特異的に感染させるのには、その分野での結構長い研究の歴史があって
ノウハウもあるから、厨房な人の話を鵜呑みにするんじゃなくてちゃんと
論文調べなきゃダメだよ。

オレの感覚じゃ目標達成するまで最低1、2年はかかるような気がする。

104ど素人:02/12/17 21:01
なるほど。貴重な御助言有り難うございます。

手法としては、脳に直接 pfu 10E8程のものを100nlから400n程注入
いるのですが、やはりグリア細胞と血管細胞しか感染されません。。。

論文もそこそこ読んでいるつもりなのですが、文献には脳に直接投与
した場合に神経細胞にも感染する(例えばGDNFをBasal Gangliaの
ニューロンに発現させる。。とか)と書かれているのですが、うーむ。
まだまだ論文の読み方が浅いといえばそうかもしれません。

105名無しゲノムのクローンさん:02/12/28 02:06
今年流行するインフルエンザはどんなウイルスの仕業なりか?
106名無しゲノムのクローンさん:02/12/28 02:09
インフルエンザウイルスの仕業です。
107名無しゲノムのクローンさん:02/12/28 20:20
特徴は?他のウイルスとの相違は?
108名無しゲノムのクローンさん:02/12/28 23:06
今年は香港?
109名無しゲノムのクローンさん:02/12/29 02:29
一本鎖RNAウイルス。
一般にRNAウイルスは変異がはいりやすい。

インフルエンザの場合、変異は渡り鳥を宿主としている間におこり、
渡り鳥から家禽類、家禽類からブタ、ブタからヒトへ伝染すると
いわれている。トリからヒトへの直接感染はないとされてるが、
中間宿主のブタは単なる一例のような気がする。

ほかになんかききたいことある?
110Son of a Bush!:02/12/29 02:44
ごめん、生物兵器ちょっと漏れちゃった
111名無しゲノムのクローンさん:02/12/29 02:57
とゆーことは毎回流行るインフルエンザの性質は変わってるのですか?
だから毎回たくさんの人がインフルエンザになると理解していい?
112名無しゲノムのクローンさん:02/12/29 12:38
>>110
責任もって回収しる!
113名無しゲノムのクローンさん:02/12/30 19:07
>>113
すみませんです・・・
114名無しゲノムのクローンさん:02/12/30 20:45
>>111
毎年変わってるのは抗原性。主に表面タンパク質。だから毎年
大勢罹患する。
性質が変わるのは大体80年に一度といわれていて、今の型は
比較的弱毒性だから健康な人なら2週間くらいで治癒するけど、
第一次世界大戦の頃はやったスペイン風邪は非常に強力で、人が
バタバタ死んだという話だけど、単離されてる最古のインフルエンザ
ウイルスは1932年のものだったと記憶してるから、当時のインフルエンザ
ウイルスがどういうジェノタイプを持ってたのかわからない。

ところで今の型になってからもう7、80年経過してるから、そろそろ
新しいのが来るんじゃないかと一部の専門家の間では危惧されてる。

あと、インフルエンザにはやっぱりワクチンが有効で、毎年細々と
作られているらしいけど、強毒性の新型インフルエンザが出現した
場合、需要に応えられるだけの生産体制になっていないと言われている。


115名無しゲノムのクローンさん:02/12/30 21:06

表面タンパク質の変異が毎年インフルエンザウイルスが流行る理由
ただ、点変異程度だと毎年大きく抗原性は変化しないので健康だと熱が出るくらいで済む
で、さらにたちが悪いのが、20〜30年に一度程度の割合で表面タンパク質の型が大きく変わる
ブタにトリ型ウイルスとヒト型ウイルスが共感染して、トリ型の表面タンパク質をもったヒト型ウイルスが
できるというのが現在の定説
そうすると、抗体を持っていないので人がばったばったと倒れる

>>108
ことしはAはパナマかな

>>114
スペインかぜの原因ウイルスは、スペインかぜ患者の切片が保存されているらしく、そこからRT-PCRで
ウイルスゲノムは読んでいるみたいです
116105:02/12/30 23:09
みなさん詳しい解説ありがとうございます。

>>115
パナマなんてあるんですね。初めてききました。
117名無しゲノムのクローンさん:02/12/31 17:32
いいないいな人間っていいな〜
118名無しゲノムのクローンさん:02/12/31 23:50
↑久しぶりにこのスレの趣旨を分かってるヤシ発見
119名無しゲノムのクローンさん:03/01/01 03:00
いいクリスマスを!
120名無しゲノムのクローンさん:03/01/01 23:27
>>115
その論文見つけた。Taubenberger et al.ってやつ。
インフルエンザの仕事にしては珍しく1997年のScienceに載ってた。

そういやインフルエンザ系はあまり高いレベルのジャーナルに載らないな。
Molecular BiologyではPaleseが第一人者?
121名無しゲノムのクローンさん:03/01/02 11:17
>>120
高いレベルの研究が難しいんだよ
122名無しゲノムのクローンさん:03/01/02 20:35
>>121
それはなぜ?
研究費がつかないから?
123名無しゲノムのクローンさん:03/01/03 00:17
ウイルス研究が難しいから
124名無しゲノムのクローンさん:03/01/03 19:20
HCVは確かに難しいみたい。
コピー数が少ないからタンパク質は検出不能とか、
やってる人から聞いた。
125名無しゲノムのクローンさん:03/01/04 02:05
ということで「研究が難しいから」が結論
126名無しゲノムのクローンさん:03/01/04 06:32
インフルエンザ疾患の治療を目的とした研究はもうこれで
終わったような気がする。
もちろん増殖のモレキュラーメカニズムとか
いろいろやることあるけど、ユニバーサルなワクチンができたなら
予算がバンとでることはないだろうね。
でもなんでこんな簡単なアイディアが思いつかなかったのかね?

http://www.ncbi.nlm.nih.gov:80/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=10502819&dopt=Abstract
127名無しゲノムのクローンさん:03/01/04 12:49
>>126
こいつらすげーよ!
128名無しゲノムのクローンさん:03/01/04 14:50
結構前のpaperみたいだけどまだ実用化されてないの?
129名無しゲノムのクローンさん:03/01/04 18:08
追試不可能であぼーん
130名無しゲノムのクローンさん:03/01/04 18:40
>>126

そう簡単にはいかないみたいよ

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?
cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=12124449&dopt=Abstract

131名無しゲノムのクローンさん:03/01/04 23:48
>>130
おもしろい。もう臨床やってるのかと思ったら。。
なで、
However, after challenge with a swine influenza virus
(H1N1), no protection was observed in the vaccinated groups
compared with the non-vaccinated control group. On the
contrary, vaccinated pigs showed more severe clinical signs
than the control pigs. The M2eNP DNA-vaccinated pigs showed
the most severe clinical signs and three out of six pigs died
on days 1 and 2 post-challenge.

となるんだろ?ちょっと、図書館いってこよ。

最近のインフルエンザネタのIF高めジャーナルは97年ホンコン型H5N1だったかの新型ウイルスの解析結果。ウェブスターが「こいつら、INFで叩けねーぞ、ゴラア」とかNat.Med.で言ってたな。
132名無しゲノムのクローンさん:03/01/05 02:34
たしかにこのワクチンが実用化されていたら
今年もインフルエンザ流行の兆しが・・・とか
ニュースにもならん罠
今度はこのワクチンの効かないインフルエンザが現れて、スペインかぜの再現となる罠

>>131
HongKong/97がIFNでたたけないってやつ、面白そう。見逃していた
134名無しゲノムのクローンさん:03/01/05 23:42
おもろい あげ
135名無しゲノムのクローンさん:03/01/06 02:19
>>133
Lethal H5N1 influenza viruses escape host anti-viral cytokine
responses
Sang Heui Seo, Erich Hoffmann, Robert G. Webster
Nature Medicine8, 950 - 954 (01 Sep 2002) Article

>>133
スペイン風邪ウイルスはアマンタジンとかNAインヒビターで叩ける
みたい。
どこのラボだったか忘れたけど、パレーゼがラスト2に入ってた
ペーパーで、1918年型ウイルスの配列を元に既存ウイルスとの
リコンビナントを作って(チト危なさそうな実験やな)、マウスに
感染させたところ、抗インフルエンザ剤で処理したマウスは
リコンビナントウイルスのアタックにも耐えたとかいう話が載ってた。

だから一応安心していいかも。
これか

Existing antivirals are effective against influenza viruses with
genes from the 1918 pandemic virus.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2002 Oct 15;99(21):13849-54.

あまりえぐいウイルスはつくらんで欲しいな
>>137
理論上は分節一個ずつ組み換えただけだから、
通常の人なら免疫もってる筈なんだけどね。
P3でやってるって書いてあったし。

でも感覚的には、オイオイダイジョウブカ? だよな。
139名無しゲノムのクローンさん:03/01/06 23:25
烏賊件はダイジョウブ?
ハア?
141名無しゲノムのクローンさん:03/01/06 23:57
139は誰かさんの不倫についてカキコして欲しい粘着野郎です
いい加減キモイよ。
家に帰ってさっそくカキコか?
142名無しゲノムのクローンさん:03/01/07 00:00
まだでつ
143名無しゲノムのクローンさん:03/01/07 01:03
つか、いろいろ感染系やってるけど漏れない?>烏賊