>>713-714 結局平行線のままですね。きゅりお氏は複雑系のアイディアを焼き直した進化論を
論じ、KATさんは正統派の進化論を主張しただけ・・・
>個体内部で「コード書き換え」が起こるとしている部分は、おそらく
>ラマルクの提唱した進化のメカニズムと同一だと思われます(違っていたらごめんなさい)。
>これは、現在の生物学では否定されています(682 で述べたとおり)。
KATさんはこの部分をもう少し考えた方がいいのではありませんか? もちろん、
ラマルクの言う意味での獲得形質はそれが生殖細胞に影響を及ぼしえないという
意味で私も支持しませんが、
> 理由の一つとしては、ラマルクの獲得形質の遺伝を否定した一連の実験です。
ワイズマンの実験ですか? あれは生物が変わったのではなく、外側から尻尾を
ぶった切っただけですよね(笑)
> 個体内部での「撹乱 → コード書き換え」が進化に効いているという考えは、地球
>上の生物に当てはまらないか、現時点では議論しないほうが良いのか、どちらかです。
>いずれにせよ、現在の生物学的科学観は、この考え方を 99% 以上拒否している状態
>です。そのことが、多くの人がそちらの進化論に拒否反応を示す原因の一つだと考え
>られます。
KATさんは分子生物出身だそうですが、池田清彦は遺伝子は設計図ではなく、部品に
過ぎないという言い方をしていますよね。本質は細胞の側であって、細胞が変化して
初めて遺伝子が変化すると・・・しかしながら、その変化がどうやって生殖細胞まで
及ぶのか、これは難しい問題ですが・・・
あと、人工生命の研究では突然変異は進化の原動力にはなり得ないというデータもある
そうです。このへんの人々はあくまで減数分裂時の組換えに注目しているようです。