遅レスで申し訳ありません。
>>406 >「間違っている」と断定するにはその断定の根拠となる「方法」の正当性が問われます。
相変わらず、壁作っちゃってますね。とりあえず同意していただけたと解釈してますが、
いいですね。
>俺の言う、ツインOSはダメですか?
両方使うってのもありでしょ?なんで片方だけしか使わないのかが良くわかんないんで
すけど。私のほうは、そちらの哲学的論理展開に関しては議論できそうにないんで、生物
学との接点について議論したいんですよ。そちらの話にカナーリ興味あるんですけどね。
で、私としてはそちらが使う哲学用語「志向性」「環境」「錯乱」等が、具体的に生物学を
考える上でどういった観測事実に適応されるのかが興味あるところです。もし、まったく適
応できないのなら、それは(私にとっては)未だ生物学ではない。やはり哲学の域を出ないのではないで
しょうか。今西進化論が生物学的に未だ評価されないのも同じ理由です。
っていうか、両方使わないと、きゅりおさんがここで議論する意味がないんじゃ?
生物版って言っても、ほとんど「分子生物版」ですからね、ここは。
まず、「志向性」の定義と絡むんですが、そちらで言う生物個体の定義を、実際の生物に
どのように当てはめるべきかが議論されていない気がします。つまり、本当の意味での「生
物個体」で考えるのか、ドーキンス流に「遺伝子」で考え、細胞や個体は遺伝子を覆う殻
として考えるのか、今西流に「種社会」全体をとらえるのか。
それから、時間軸の長さをどう取るかが議論されるべきでしょう。「種は安定である」
「変わるときには変わる」「環境の錯乱を受けたときにそっと進化する」等の事項が、
どれくらいの時間軸の話なのか、同じ長さの時間軸で考えうるのかということです。
とりあえず今思いついたところを挙げました。よろしく。
あ、それから個人的には、みねさんおっしゃるような進化のメカニズムも、きゅりお
さんおっしゃるような進化のメカニズムも、両方存在する可能性を考えます。どっちか
だけって必要性は、無いでしょ?だから、きゅりお氏のは「脊椎動物・節足動物に見ら
れる進化なんじゃないか」って言ったんですが。