狂牛病とヤコブ病

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1名無しゲノムのクローンさん
プリオンの異常が関係しているらしいけど、
もしかしてプリオンの異常を誘発しているのは、
同類を食らうことによるものでは?
ヤコブ病も、人食い人種の間で発生したと聞く。

牛が牛(肉骨類)を食う  →  狂牛病
人が人を食う  →  ヤコブ病

これを考えたのは、血の濃い同士(いとこ、兄妹)の間に生まれた
子供は異常をきたしやすいという事から(赤子)

完成された生殖機能において、前提としていない近親者の場合このようになるのだから、
前提としていない同類を食らうということをした場合どうなるのか。。。
2名無しゲノムのクローンさん:01/09/20 10:06
狂牛病スレが乱立気味ですね(^^;
>>1
まず、キチンとした知識を勉強しましょうよ。
アフリカの人肉食部族に発生したのはヤコブ病ではなく、
クルー病と言われているものです。信憑性も低い。
それから、ヤコブ病にしても狂牛病にしても羊のスクレイピー
にしても、先天性(つまりは遺伝的に始めから異常があり、感染しないもの)が
存在することも知っておいて下さい。

同属を食らう事が、感染性を高めるというのであればもっともなことですが、
そのことがプリオンの異常を誘導する?
なんだかチンプンカンプンなんですが。
血族同士の結婚なんてものは遺伝子の変異が発現してしまう可能性が高く、
だから異常をきたしてしまうのですよ、これと同属を食べることとの
何を比較するというのか私には分かりません。

そもそも前提って何ですか?
>1
貴方、生物関係じゃないね
↑ 語弊があったので訂正します。
 先天性のヤコブ病は、感染によって引き起こされるもの
 ではない、ということです。他人への感染はします。

 語彙が荒くなってしまってごめんなさい。

 今問題になっている狂牛病も、新型ヤコブ病も、元は
 羊→牛(狂牛病) 牛→人間(新型ヤコブ病)と、
 種を超えた感染で起こったものです。
 それが、同属を飼料にして食べることで益々広がったんです。
 人間の場合は献血や移植など、近代医学がもたらした感染も
 ありますが、いずれにせよ「感染性」のお話ですよね。
 全く問題の無い人間を人間が食べても何の病気も広がりません。
 もっと言えばプリオン病以外の病気の人を食べても広がりません。
 それ程、プリオン蛋白が特化したものなのです。

 前提って言い方をすると、何だか思想とか倫理の問題になりそう
 ですよね。(^^;
 私も、元は草食の牛に牛肉を飼料として与えた人間に対して
 あまりいい感情は抱きませんが・・・。
5名無しゲノムのクローンさん:01/09/20 13:01
どうでもいいことなんですが、クールーはニューギニアの食人習慣を
持つ部族に多かったんですね。
6名無しゲノムのクローンさん:01/09/20 17:51
>>5
死人の脳味噌をこっそり食べるって言うアレだろ?
7名無しゲノムのクローンさん:01/09/21 01:59
食べ物のDNAって転写(?)されるって、なんかどっかの研究機関の発表で
新聞の記事で読んだ記憶が有るけど、誰か知らない?
ちなみに朝日
8  :01/10/02 20:59
ニューギニアでは二次大戦中に、日本兵も人肉を食らったと言われているが、
その際についでにクールーを日本に持ち帰ったりしてないだろうか?
9名無しゲノムのクローンさん:01/10/02 21:35
たとえ持ち帰ってても、そいつが食われるってことは、
まずないダロ。そいつが感染しておわりだろ、、
食べ物のRNAがその相同遺伝子の翻訳を抑制するという
話は有名だよ
RNA interferenceっていうんだ。
ヒトでどこまで実証できるかは疑問だけど。
線虫なんかではばんばんかかって便利
11名無しゲノムのクローンさん:01/10/04 13:25
CJDとvCJDではプリオンの三次構造の変化部位って違うの?
vCJDでは129番目のメチオニンの部位で変異してるらしいけど?
12名無しゲノムのクローンさん:01/10/04 23:37
生物板の皆さんの頭脳をお借りしたい。

狂牛病由来の肉コップンを食べた鶏・豚は
どうなるんです?危険?回答お願いします。
13名無しゲノムのクローンさん:01/10/05 07:21
鶏のプリオンの一次構造は牛とは大きく違うから感染の心配はほとんどないでしょ。
豚は脳内直接投与では感染例があるが(必ず感染じゃない)経口投与では全く感染しないので
これもほぼ安全でしょ。
ただ、これらの内臓には異常プリオンが付いてる場合がある(餌として食してるので)ので
よく洗浄しないと危険は残る。
14名無しゲノムのクローンさん:01/10/06 04:35
>>13
鶏に関してはまあ納得行くんだけどな。

豚で感染しないってのがどうも納得行かないところがある。
つーか、プリオンって潜伏期間もよく分からないうえに、感染性も異常に低いだろ。
だから本当に豚の実験(サンプル数はしらんけどな)で感染しなかったからと行って、
絶対に豚に感染しないかどうかはちとうさんくさい気がする。
(何万頭に一頭しか感染しなくても十分やばいだろ。)

ってか
羊→牛
牛→ヒト
牛→ハムスター
ってのがあるのに豚はOKってのは本当かよと思うんだがどうよ。
15名無しゲノムのクローンさん:01/10/06 05:38
流通に流して大規模感染実験da!
16七誌:01/10/07 19:58
プリオンでひとつ解せないことがあります。
どうしてプリオンは人の脳みそをスカスカに
することができるのでしょうか。
ご存知の方いらっしゃいましたらお願いします。

知り合いの医学生の人は
血管に詰まるから
と言っていたのですがいいんですか?これで?
17名無しゲノムのクローンさん:01/10/07 20:30
よくわからんが、簡単にいえば神経細胞が糞詰まり状態になって死ぬらしい
細胞内で分解されるべき物質がうまく代謝されず新規合成系、再生系が
みだされるんだろう
その結果かどうかしらんが細胞の自殺スイッチが入り、欠落してゆく。
ある程度まではそれでも持ちこたえるがしまいに細胞数が足りなくなったのがスカスカ状態

詳しい方、補足修正おねがいします
>17
ユビキチン化による蛋白分解系がうまく働かずに神経細胞がアポるって話は
アルツハイマー関係の論文でも読んだことあるな。
狂牛病について焼肉天国.comの見解


9月10日に農林水産省が「狂牛病の感染が疑われる乳牛が千葉の
酪農場で見つかった」と発表して以来、
狂牛病への不安は日本中で広まっていきました。
私達焼肉ファンと焼肉屋さんはこの影響をもろに受けています。

では焼肉はもう食べられないのでしょうか?
結論から言うと、そんなことはありません。
焼肉は今までどおり安全で、おいしく食べられます。
その理由を以下に説明します。

そもそも日本で発見された狂牛病の牛は「乳牛」であり、
ホルスタイン種です。(白と黒のぶち模様の牛ですね)
焼肉用として流通するお肉の場合、
乳牛を食用として転用することはありえません。
お肉の質がシビアに問われる焼肉の場合、なおさらです。

また、黒毛和牛の場合、きれいな霜降り肉を生産するために
飼料は麦芽を与えており、肉骨粉を与えることはありません。
(もともと牛は草食動物ですから)

現在、農林水産省は肉骨粉の使用を全面的に禁止し、
あらゆる感染ルートを封じ込めていますが、
精肉業者さんの動きはそれよりも早いようです。

それを裏付けるように台東区の焼肉店「松涛園」の
高和司さんはこう太鼓判を押します。
「お役所よりも商売やってる業者の対応のほうが早い。
ほんの少しでも疑わしい肉は一切はいってこないから、
うちのお肉は安全だよ」とのこと。
その他のお店からも同じ意見を多数うかがいました。
逆に業者さんが慎重になるあまり、「お肉が品薄になり、
なかなか手に入らなくなった」という意見までありました。

お肉の味と質で勝負している焼肉店では、適切な業者さんから
仕入れルートのはっきりとした上質のお肉をお客さんに出していて、
心配することはない、というのが実情のようです。

それでも、どおーしても不安を感じる方は、
脳刺しや脊髄刺しを避けるくらいで充分でしょう。
「牛の目玉」を出している焼肉店は私の知る限りありません。
(ご存知の方がいらっしゃれば是非教えてください。 私が取材にうかがいます)

最近、物騒でややこしいことの多い、この世の中で、
せめてお酒と焼肉は安心して楽しみたいものです。
この騒ぎで全体的に客足が鈍ったという焼肉業界ですが、
今週末はのんびり静かに焼肉が味わえるチャンスかも知れません。
本当に焼肉をつまみつつ、のんびりしたいものですね。

■参考資料
共同通信 狂牛病特集
読売オンライン 狂牛病特集
朝日ドットコム 狂牛病特集
「狂牛病の正しい知識 Version 3.1」医師・池田正行先生の見解

20おーい:01/10/27 12:25
あのさー
知り合いに聞いたんだけど
牛の骨肉粉は牛や鶏の飼料がメインではなくて
養殖魚って聞いたんだけど
魚にはプリオン感染しないのかなー?
今みんな、牛食わないで魚ばっかり食ってるけど
大丈夫なの?
魚って、骨まで食うじゃん。
21おいこら:01/11/01 22:45
age
22名無しゲノムのクローンさん:01/11/03 23:49
>>14
牛→人があって牛→豚が無いとは思えない。
牛と豚は同じ偶蹄類なんだから牛と人より遥かに種間のバリアは低いはず。
たぶん豚は短期間に肥育され屠殺されてしまうからプリオン脳症の発症が表面化する
ことが無いんだと思う。
23名無しゲノムのクローンさん:01/11/04 00:17
多分ウシもそうだろう。肥育ウシは2年で食うだろう。
感染キャリアを調べないと安全とはいえないんじゃないか。
血液か尿で検査するようにキットつくればいいのに。


geho!
25名無しゲノムのクローンさん:01/11/20 07:17
豚で感染しないってのがどうも納得行かないところがある。
つーか、プリオンって潜伏期間もよく分からないうえに、感染性も異常に低いだろ。
だから本当に豚の実験(サンプル数はしらんけどな)で感染しなかったからと行って、
絶対に豚に感染しないかどうかはちとうさんくさい気がする。
(何万頭に一頭しか感染しなくても十分やばいだろ。)

ってか
羊→牛
牛→ヒト
牛→ハムスター
ってのがあるのに豚はOKってのは本当かよと思うんだがどうよ。
26名無しゲノムのクローンさん:01/11/23 14:55
一番はじめの、羊は、どうして、スクレイピーに、なったのか?
感染を、前提にすると、説明できない。
また、狂牛病にかかった肉を同じように食べても、狂牛病になる人と、
ならない人がいる。
27学部生:01/11/23 16:37
よろしかったらご教授ください。

異常プリオンはタンパク質じゃないですか。
分子量など詳しいことなど、よくわからないのですが、
どのようにして血液脳間門を通過することができるのですか?

そもそも正常プリオンにしてもなんでも、
なぜ生体内にそのような危険な物質が存在するのでしょうか?
正常プリオンの生体内での機能とは現在わかっているのでしょうか?

多少なりとも関心を持てる分野だと思います。
お奨めの参考書、文献、論文等ありましたら教えてください。
お願いします。
PMID: 11516392
29名無しゲノムのクローンさん:01/11/23 19:04
プリオンは腸から侵入し神経細胞内を感染しながら脊髄、脳へとたどりつきます
その期間は15年ぐらいかかるといわれています、
脳の正常なプリオンタンパクを作る細胞が病原性プリオンに触れると
塩基配列の一部が書き換えられ病原性プリオンを作り出します
個人差がありある塩基配列を持つ人が感染しやすいそうです
病原性プリオンが鎖状に結合することにより正常な細胞への酸素や栄養の
供給が阻害され細胞が死滅する事で脳にスポンジ状の穴をあけていきます。
と私は聞いています。
30名無しゲノムのクローンさん:01/11/23 19:21
>>29
シナプスをどうやってのりかえるんですか?>ぷり恩
31名無しゲノムのクローンさん:01/11/23 19:25
脳に到達してしまえば、脳細胞を感染媒体にするので
シナプスなんてどうでもいいです。
32名無しゲノムのクローンさん:01/11/23 20:12
>>26
ご説明ありがとうございました。
それで、個人差があるわけですね。
>プリオンは腸から侵入し神経細胞を感染しながら脊髄、脳
へとつきます。
1>血液がからんでますか?(血液で運ばれる)
2>塩基配列になぜ個人差ができるのかは
解明されているのですか?
お忙しいところすみませんが
ぜひよろしくお願いします。
3332:01/11/23 20:16
上のは>>29のかたにです。
34名無しゲノムのクローンさん:01/11/23 21:15
血液中には長くいられません、免疫細胞にやられます
その為免疫機能の無い神経細胞内を感染していきます。
個人差があるのは先天的なもので、感染しやすいタイプの塩基配列を
持つ人とそうでない人がいるというだけのことです。例えばエイズに
かからない人もいるというのと同じです。
35学部生:01/11/24 02:14
>>29
ご教授ありがとうございました。
3632:01/11/24 03:08
>>34
ご教授ありがとうございました。
37名無しゲノムのクローンさん:01/11/27 15:58
狂牛病 農水省幹部が警告の学者に圧力

農水省の幹部が1991年、狂牛病の危険性について講演した
日大の研究者に「狂牛病の話題には触れるな」と圧力をかけて
いたことがわかった。19日、「BSE(狂牛病)問題に
関する調査研究委員会」の初会合で明らかにされたもの。
38名無しゲノムのクローンさん:01/11/27 17:10
インターネットは、革命を、おこすかも?
今までの、情報操作は、やりにくくなってきたんじゃないかな。
39名無しゲノムのクローンさん
>>37
10年前のことなの?
そのころってイギリスがパニックになる前のような。
それにしても役人ってほんとに駄目だな。