【簿記】全経上級 part9

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253名無し検定1級さん
2月16日に試験があります。
皆さんの意見をお聞かせ下さい。

参照・・・全経簿記上級 第171回 会計学 問題3 (1)

為替差損10,000円が、純資産の部に影響する金額を求める際に、税効果会計を適用すべきか?
実効税率40%と記載されてる。
当期の純損益は不明。

考えられるのは、以下の3つ。

1.税引前当期純利益が10,000円以上なら、法人税等を丸々計算するから、純資産の部に影響させるのは△6,000円となる。

2.税引前当期純利益が0円以下、つまり赤字なら、法人税等を計算しないから、純資産の部に影響させるのは△10,000円となる。
  そもそも当期の純損益が不明なので、法人税等に関する計算が出来ないはずで、純資産の部に影響させるのは△10,000円となるのでは? <---私ならこれです

3.税引前当期純利益が1円以上10,000円未満なら、法人税等が幾らになるか分からない。
  これでは解答できないので、選択肢に入れたくない。

出題者からの事後発表では、出題趣旨は税効果に関する問題であるとのこと。
解答する時は、出題者の意図を考慮して、わざわざ実効税率40%と明記してるのだから、税引前当期純利益が10,000円以上だろうと推測し、法人税等は40%で計算すべきなのか。

本来のあるべき姿ではなく、出題者の意図を考慮するというのが、私には少々受け入れがたいのです。

ちなみに大原やTACの模範解答を見ると、法人税等を40%で計算してます。