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名無し検定1級さん:
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名無し検定1級さん:2012/08/28(火) 19:01:08.92
WBC落合監督にこれだけのハードル!大義名分、マスコミ対応…
球界に絶大な影響力を持つ巨人・渡辺恒雄球団会長(86)が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表監督について落合博満前中日監督(58)の名前を挙げたが、
まだまだ“ハードル”は残されている。
2009年の前回大会では、当時の中日から1次候補に選出された5選手全員が辞退。依然、このことを根に持つ球界関係者も多く「どのツラ下げて監督を引き受けるつもりだ?」となる。
落合氏は当時、辞退は各選手自身の意向とした上で「何が何でも行け、行くな、なんてことを選手に言う権利はおれにはないし、選手も従う義務はない。
負けて被害を受けるのは選手なんだ。二度と味わいたくないと思う人間がいても不思議はないだろ」と熱弁を振るっている。
08年の北京五輪では、代表監督就任を打診され断っていた経緯を暴露し、「よその球団の選手は預かれない」とも言い切っている。
落合氏の就任に大義名分が立つのかどうか。さらに“落合ジャパン”の招集を拒否する選手が現れた場合は、どう対応するのか…。
球界OBには「なぜマスコミ業界のドン(渡辺会長)が、最もマスコミをバカにしてきた監督を推すのか理解に苦しむ」との声もある。
確かに中日監督時代は、故障者の情報を一切公表しない秘密主義。木で鼻をくくったような対応が、最終的には親会社の不興を買い退任の引き金になった。日本代表監督となれば、海外メディアを交えた記者会見出席は義務。スポンサーからも、積極的なマスコミ露出を求められる。
ただし、落合氏自身にも計算はあるだろう。監督実績は抜群。黙っていても、いずれどこかの球団から声はかかる。
一方、北京五輪で惨敗した星野仙一監督(現楽天監督)の株が一時的とはいえ暴落したように、代表監督のリスクは高い。侍ジャパン監督に就任しWBC3連覇を逃せば、前任の巨人・原辰徳監督(54)より下に見られるのもシャクなはず。
何よりWBC参加か否かが先だが、正式に監督就任要請を受けた“オレ流”がどう反応するのか。ぜひ見てみたい。(宮脇広久)