ネットワークスペシャリスト Part29

このエントリーをはてなブックマークに追加
257名無し検定1級さん
杉内、8回0封も援護なし!トップタイ11勝ならず

 ◆中日1x―0巨人=延長11回=(16日・ナゴヤドーム) 腹の底から声を張り上げた。
杉内はグラブを何度もたたき、感情を爆発させた。8回2死満塁。外角へ逃げるスライダーで森野を捕ゴロに仕留めた。
「大事な試合でしたし、先に点を与えないことを考えて投げました。0点に抑えられて良かったです」。
8回5安打無失点。広島・前田健に並ぶハーラートップタイの11勝目とチームの勝ち星にはつながらなかったが、気迫の124球だった。

 闘争本能が白球に乗り移った。3回無死一塁に堂上直の投前へのバントに猛チャージをかけ併殺にした。
「2位のチームだし、勝てれば大きいと思っていた。打球の勢いを見て、いけると思ったので」。
5回は2者連続四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、堂上直を遊ゴロ併殺打に仕留めた。最速142キロの直球、切れ味鋭いスライダーで、スコアボードにゼロを並べた。

 中日・中田賢との息詰まる投手戦は左腕に好都合だった。「僕は接戦の方がいいですから。去年も(2位の)日本ハムとの差はいっぱいあったけど、『何が起きるか分からない』と油断せずにやった。
これが優勝につながった。中日もそう。少ないチャンスをものにするし、投手がいい。余分な点数を与えないことが大事」。登板前まで中日と5・5ゲーム差あったが、気持ちを緩めなかった。

 今季の中日戦は5戦負けなしの2勝。防御率1・18と安定感抜群だ。チームは延長11回でサヨナラ負けを喫した。
「何とか試合は作りましたけどね…」と表情は晴れなかったが、竜に負けない背番号18がチームを支えていく。
258名無し検定1級さん:2012/08/17(金) 15:51:57.10
原監督「最善策」も村田バント失敗!

 ◆中日1x―0巨人=延長11回=(16日・ナゴヤドーム) 巨人は中日投手陣に抑え込まれた。勝ち越せば優勝へのマジックナンバーが点灯した2位との3連戦は、1勝2敗で負け越し。
両チーム無得点で延長に突入、サヨナラ負けに原監督は「投手はよく頑張った。点を取らないとね」と話した。
7回、先頭の阿部が四球で出塁すると、指揮官は「ギリギリの場面で、1点を取るための最善策」と5番の村田に送りバントを命じた。しかし、捕ゴロ併殺打と最悪の結果に終わった。
259名無し検定1級さん:2012/08/17(金) 15:53:26.64
ドラ6・江柄子、17日に1軍合流!21日ヤクルト戦先発も

 巨人・江柄子裕樹投手(25)が、17日の1軍に合流することが16日、分かった。
15日の中日戦(ナゴヤD)で先発した小山がこの日、出場選手登録を抹消。1軍の先発枠で空席が1つできたため、
2軍の先発ローテーションを任されている江柄子の状態次第では、21日からのヤクルト3連戦(神宮)での先発登板が現実味を帯びてくる。

 江柄子は6月2日のオリックス戦(京セラD)で1軍デビュー。中継ぎとして4試合に登板し、防御率は0.00。
右肩痛に見舞われて同16日に出場選手登録を抹消されたが、リハビリを経て7月末に2軍で実戦復帰。8月12日のイースタン・リーグDeNA戦(横須賀)では7回4安打1失点と好投するなど、調子を上げてきたことで白羽の矢が立った。

 今季、同じくルーキーの田原が同9日の阪神戦(東京D)で、高木京が7月7日の阪神戦(東京D)で、それぞれプロ初勝利。
新人3人が1年目に初勝利をマークすれば、97年の三沢、入来、小野以来となる。

 原監督は「実力至上主義。先輩たちも、簡単にはポジションを渡さないでしょう」と説明しており、経験を積ませるためだけの抜てきはない。
江柄子が実力で1軍の先発枠を争うところまで来ていることは確かだ。

 ◆江柄子 裕樹(えがらし・ゆうき)1986年11月14日、東京・渋谷区生まれ。25歳。
つくば秀英高(茨城)で1年時からエースも、甲子園出場はなし。明大では4年春に3勝を挙げて優勝に貢献。
09年から社会人の東芝でプレー。11年のドラフト6位で入団し、1軍では4試合に登板して無失点。
183センチ、78キロ。右投右打。
260名無し検定1級さん:2012/08/17(金) 15:55:41.07
巨人、もはや関心はMVP争い!阿部vs杉内の行方 2012.08.17

 優勝マジック点灯はお預けとなったが、巨人の3年ぶりのV奪回は決まったようなもの。
もはや興味は、阿部慎之助捕手(33)と杉内俊哉投手(31)による「生え抜きVS外様」のMVP争いだ。
 昨季の騒動で解任された清武英利前代表兼GM(61)は、事あるごとに「育成の巨人」を強調した。
しかし、2007年から3年連続リーグ優勝したときのMVPを見ると看板に偽りありだ。
同年は日本ハムからフリーエージェント(FA)で移籍した小笠原道大内野手(38)。
08、09年はヤクルトから移籍したラミレス外野手(37)=現横浜DeNA=が2年連続で輝いている。
 「巨人のリーグ3連覇は3番・小笠原、4番・ラミレスの“外様コンビ”のおかげ」という球界の定説に間違いはない。
 巨人の生え抜きがMVPになったのは、原辰徳監督(54)が最初に指揮を執った02年の松井秀喜外野手(37)が最後だ。
96年が初めてで、ONシリーズが実現した00年が2度目。日本にいる間に3度栄誉を手にしている。
 松井といえば、長嶋茂雄監督(現終身名誉監督)が「松井4番千日構想」をぶち上げスーパースターに育て上げた。
阿部も、長嶋監督・原ヘッドコーチのコンビ1年目から1軍に抜てきされた。英才教育のおかげで、攻守の要という現在がある。
打率、打点の2冠獲得なら、松井以来の生え抜きMVPが誕生するだろう。
 一方の杉内も最多勝、防御率、奪三振と投手3冠の可能性は十分。小笠原、ラミレスに続き外様3人目のMVP獲得となるのか。
 どちらがMVPでも、意味はある。阿部なら久しぶりの生え抜きということで、いまさらながら「育成の巨人」の看板を掲げても文句は出ない。
杉内でも、久しぶりのFA大成功でお家芸復活。巨人ファンはどちらも楽しめる。(夕刊フジ編集委員・江尻良文)
261名無し検定1級さん:2012/08/17(金) 15:56:42.00
阪神・和田監督はオオカミ少年?優勝争い→5位、借金完済→18 2012.08.17

 せっかく若手を使っても、采配が裏目ではため息も出ない。
 阪神は、16日の横浜DeNA戦(横浜)で序盤のリードを守りきれず4−4。痛恨だったのは、3年目でプロ初先発の二神一人投手(25)だろう。
 7月6日の巨人戦でようやくプロ初登板。その後、和田豊監督(49)は坂井信也オーナー(64)から「二神ら若手を使って育てて」と指名まで受けた。
 二神も期待に応えて5回まで1失点。3−1で迎えた6回に1死一、二塁とされたところで加藤康介投手(34)と交代した。
ところがストレートの四球で満塁、続く1軍に昇格したばかりの鄭凱文投手(24)は適時打などで3点を奪われ逆転を許した。
 「6回を投げきって中継ぎに渡さないといけなかった」と二神。
 だが他球団の関係者は「これという球はスライダーぐらいで、打線がふた回りした後は苦しくなる。
勝ち星をつけさせたいなら、5回を投げきったところで交代させないとしんどい」と指摘。要は、ベンチの継投失敗だったというわけだ。
 開幕前には「優勝争い」と豪語しながら、5位。後半戦前も「借金完済」をぶち上げながら、逆に18まで増えた。
オーナーとの約束も守れない和田監督自身が、危険水域に入らなければいいのだが…。