ネットワークスペシャリスト Part29

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15名無し検定1級さん
ホールトン来日1号弾!さらに1点追加…ヤクルト戦速報中
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20120811-OHT1T00175.htm
16名無し検定1級さん:2012/08/11(土) 15:07:23.20
村田、阿部からの金言で復活!5試合ぶり8号弾!!

 ◆巨人4―3ヤクルト(10日・東京ドーム) バットを振り抜いた村田は、走り出すのを忘れそうになった。うれしさよりも、安どの気持ちが勝っていた。「いいスイングができました」。2点リードの4回1死、赤川の外角シンカーをとらえた。
5試合ぶりの8号ソロは、左中間席の上段に飛び込んだ。

 思うように打球が飛ばない。なんとかヒントを得ようと、球宴ではDeNA・ラミレスに頭を下げた。
「バットのグリップにテーピングを巻くといい」とアドバイスされると、後半戦再開と同時に実践。
しかし、9日の阪神戦(東京D)では4打数無安打の2三振。阿部の3ランなどで劇的な逆転勝利を収める中、ひとり蚊帳の外だった。
試合後にはロッカールームで「ダメだ。打てなさすぎて、もう引退だ」と、ため息交じりで周囲にこぼした。

 気持ちが折れる寸前で思い出したのが、阿部の言葉だ。「せっかく巨人に来たんだ。あえて重圧に向き合うのも悪いことじゃない」。
去年までなら、打てなくても注目を集めることはほとんどなかった。勝って当たり前、打って当たり前の重圧を楽しむために移籍してきた。
そう思うと、気持ちが楽になった。

 まさに起死回生の一発。「(8回1死一、二塁の)チャンスでダメ押しが欲しかった」と反省したが、村田の表情は明るかった。
2回1死一塁では痛烈な中飛を放つなど、打球に威力が戻りつつある。豪快なアーチをきっかけに、スラッガーの本能を呼び起こす。
17名無し検定1級さん:2012/08/11(土) 15:08:54.25
石井ヨシッ!代打V打!原巨人6連勝!!

 ◆巨人4―3ヤクルト(10日・東京ドーム) 巨人は3―3の7回、代打の石井が右前に勝ち越し適時打を放ち、そのまま逃げ切った。
今季3度目の6連勝。試合のなかった2位・中日とのゲーム差を4・5に広げた。
7回に同点打を浴びた2番手の田原は、打線の援護もあって、プロ初勝利から2日連続の2勝目を挙げた。

 無我夢中だった。3―3の7回2死一、二塁。石井は見逃せばボールの外角高め直球を引っ張った。「打った瞬間は正直、覚えてない。
仕事をしようと思って打席に入った」。一、二塁間を破る勝ち越しの適時打。代打の切り札の面目躍如だった。

 今季の代打成績は13打数6安打、打率4割6分2厘と無類の強さを誇る。秘けつは「正直、何も考えない」こと。
原監督は「貢献ポイントは大きい。うちは左の代打陣が層は厚くない。石井一枚といってもいい中で役割を果たしているのは大きい」と絶大な信頼を寄せた。

 自信を失いかけた。腰痛で2軍降格した6月24日、荷物を置きにG球場に現れた石井にトレードマークの笑顔はなかった。
「腰を痛めるなんて今年に入ってから。俺も年かな」。昨オフに西武から戦力外を通告され、トライアウトを経て入団。
開幕直前もぎっくり腰で離脱した。貢献できない自分がふがいなかった。

 それでも信念だけは曲げなかった。打席では投手寄りに立つスタイルを貫く。「西武で落ちるボールが全く打てない時期に思いついた」。
その分、速球に対応するには、動体視力が必要になる。復帰後の2軍戦では14打数3安打。140キロ超の球についていけなかった。
「でも、絶対にこれは崩さない。崩すぐらいなら、たとえ2軍に落ちてもいい」とこの日も一番前に立った。
「直球しか狙ってなかった。変化球がきたら、正直、ごめんなさい」と直球だけを待って143キロを打ち返した。
バット1本で3球団を渡り歩いた男の勝負強さだった。

 これでチームの貯金は今季最多の28に伸びた。移籍後初のお立ち台。
「これからできるだけ、自分の仕事をしようと思うので、応援よろしくお願いします」と新人選手のように叫んだ。
34歳のとびきりの笑顔がはじけていた。