【夢の続き】ネットワークスペシャリスト Part28

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717名無し検定1級さん
阿部5打点!バレに6差「やっと、チームに貢献できた」

 ◆DeNA2―9巨人(4日・横浜) 巨人は、原監督が「枢軸」と期待する阿部、村田、坂本、長野の活躍でDeNAに連勝した。
初回に坂本の先制三塁打に始まり、阿部は2点二塁打2本など5打点をマーク。村田は7回に6試合ぶり7号2ランを左翼席にたたき込んだ。
1番・長野も2安打2得点だった。先発のホールトンは7回1失点で自身3連勝。今カード勝ち越しで後半戦6勝2敗2分けと、3シーズンぶりの優勝へ再加速だ。

 “お役ご免”とばかりに、阿部に代走が告げられた。ベンチへ戻る途中、スタンドから大きな拍手が降り注いだ。
3点リードの7回1死一、二塁から右中間へ2点二塁打で、この試合5打点目を挙げた。「やっと、チームに貢献できた気がするよ」。
ホッとした表情で仲間とのハイタッチに飛び込んだ。

 独壇場だった。1点リードの初回1死三塁で左犠飛を放って、主導権を握った。
2点リードの3回には、1死二、三塁で中堅フェンス直撃の2点二塁打。見逃せばボールの内角低めも、「上からバットをスムーズに出せたよ」。
打席に向かう途中、「センター、センター。そしてコンパクトに」と念じた効果が結果に表れた。

 歯がゆい日が続いた。7月28日の広島戦(マツダ)で本塁に生還した際に左足かかとを打撲。
実は、同27日の試合で左足のつま先に自打球を当てた影響も大きかった。痛みに強い男も「打撃の軸足が全滅です」と、思わず泣きが入ったほど。
左足に十分に体重を乗せられず、前日(3日)までの3試合は通算12打数1安打と苦しんだ。
718名無し検定1級さん:2012/08/05(日) 16:01:22.04
 少しでも負担を軽くするため、バットをプロ入り後では最軽量となる900〜910グラムに変更した。
従来から約20グラムも軽くして「コントロールの精度を上げた」。だが、「バットを軽くした分、逆に振り回してはいけない」とも意識。
トップクラスの技術と最軽量バットが融合し、昨年10月6日の横浜戦(東京D)以来となる1試合5打点。
故障で離脱中のヤクルト・バレンティンに6差と迫るシーズン57打点とした。

 主砲のバットは、チームに大きな影響を与える。前カードの中日3連戦(7月31日〜8月2日・東京D)では、2敗1分けと29カードぶりに負け越し。
「4番が打たないと打線は沈むもの。中日に勝てなかったのは俺もそうだし、(村田)修一もそう。責任を感じなくてはいけない」と話していた。
その2人で計7打点をマークし、12安打9得点の快勝劇。切れ目のない打線が復活した。

 もう、止まらない。3年ぶりのリーグ制覇へ、原監督は「誰かが打たなかったら、誰かが打つというクリーンアップでいてほしい」とさらなる期待をかけた。
その中心にいるのが阿部だ。左足は「まだ6、7割」という。それでも「休むわけにはいかない。余裕こいてる場合ではないから」と言い残した。