【夢の続き】ネットワークスペシャリスト Part28

ホールトン８勝目！阿部は５打点

　◆ＤｅＮＡ２―９巨人（４日・横浜）　１２安打９点と巨人打線が爆発し、ＤｅＮＡに２連勝。
貯金も２４とした。先発のホールトンは７回５安打１失点の粘投を見せ８勝目を挙げた。

　１回に坂本が９試合ぶりの打点を挙げると、続く阿部の左犠飛で加点。巨人が２点を先制した。
さらに、３回１死二、三塁から阿部の中越え適時二塁打で２点を追加した。
７回には、１死一、二塁から阿部が右中間に２点適時二塁打を放ち、この日５打点目を挙げた。
続く村田は、左越えに７号２ランをたたき込んだ。９回にも３安打を集め、１点を加点した。

エルドレッド連発！福井、６回途中３失点で２勝目…広島

　◆広島６―３阪神（４日・マツダスタジアム）　広島は２回、エルドレッドの来日初本塁打で１点を先制。
３回には梵の３点二塁打とエルドレッドの２打席連続の２ランで５点を加えた。
福井は６回途中３失点で４月１９日以来の２勝目を挙げた。チームは貯金１。

　阪神は安藤が序盤で６失点し、３連敗となった。

Ｇ原監督、選手批判をしなくなったワケ…なでしこ監督から学んだ？

　どこか、奥歯に物がはさまったような物言いだったのは巨人・原辰徳監督（５４）だ。

　「あそこでスチール（盗塁）というサインを出した私が悪い。私が悪いということにしておきましょう！　ちょっと情けないけど…」

　３日の横浜ＤｅＮＡ戦（横浜）で、指揮官が怒りをかみ殺して振り返ったのは１回無死一、二塁の場面。
坂本の打席で、二走・長野久義外野手（２７）がスタートを切ったが、まるで成功する気配のないタイミングであっさり憤死した。

　試合には４−１で勝ったとはいえ、岡崎郁ヘッドコーチ（５１）は「いいスタートでないのに強引にっていうのはよくない」と長野に苦言を呈した。

　長野本人は「また練習します」と言葉少なだったが、要するに原監督は男気で責任を背負い、判断ミスをかばったのだ。

　その原監督、最近も「どんな言葉で形容していいか分からないほど見苦しい守備」
「４番打者がポコンとやってるようじゃ、チーム全体が重くなる」と、選手批判はいくらでも口にしてきたのだが、どうしたのか？

　身近な関係者は、サッカー女子日本代表なでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督（５４）を引き合いに出し
「“引き分け狙い”じゃないが、指揮官の発言が思わぬ波紋を呼んだり、
結束に支障をきたすことがありうる。原監督は、これからが踏ん張りどころなので慎重になっているんじゃないか」とみる。

　監督の一言も、ぺナントを左右するポイントの１つなのかもしれない。（宮脇広久）