【ガセ注意】第二種電気工事士PART189【合格祈願】
>>18-19 体験記? え、マジで?
スペック:
メーカー勤務33歳♂、修士(機械)卒。
この年に至るまで、普通自動車免許以外に資格なし。
FA機器の電気設計を8年ほどした後、
唐突に「建築やってる子会社の電気設計へ異動」を命じられる。
そこの子会社は建築の元請けで、1級電気セコカンを取れとの業務命令が。
そもそも建築も電気もやってないのでセコカンの受験資格が無いorz
なので2電工→1電工と取って、1電工枠でセコカンを受験する資格プラン。
幸い、元の部署は500kw以上の工場だったので1電工の実務経験はクリアできそう。
(続く)
文面から出来る男がにじみ出てるな
俺が女なら、あんたの子供産みたい
>>8 S-19とP-957を買っちゃった。
過去スレで、圧着はP-737よりP-77のほうがいいってあったよね。
改善されたのかな?
電気に関しては素人なんだが、
どの程度電気の勉強をしたらいいかが良く分からん。
高校1年の物理位のレベルなのかな?
2電工の勉強を始めたのが、3月。
受験料を支払ったその足で、神田の三省堂にテキスト買いに行った。
買ったのは書院の過去問と、2011年度版の黒本。
オームの法則くらいは分ってたけど、単相と三相の違いもよく分らんかったし
世の中に単心の電線があるなんて知らなかった。キャブタイヤしか使った事なかったからな!
そんなところから勉強をスタートしたんだけど、筆記の勉強を始めて10日で、
黒本を1周終わった。法令の部分と、図面の記号を覚えるのが大変だと思った。
でも、知識あやふやなまま過去問やっても、普通に80点くらい取れることが分った。
そして、3週間目、黒本の2周目が終わり、過去問を適当に5年分くらいやってみると
全部94点以上だった。時、まだ4月にならずな頃。
「筆記試験3週間くらい前まで、勉強中断しても良いや」と思って、電験3種に手を出す。
(続く)
そして5月中ごろ、ぴったり試験3週間前の土曜日から2電工の勉強再開。
試しに過去問1年分やったら、細かい数字の部分を普通に忘れてて、88点とかだった。
それなりに凹んだ。
そこからまた黒本を2周して、こんどは平成13年からみっちり過去問。
マークシートになれとくべきだと思ったので、Excelでマークシート作るアプリをダウンロードして
選択肢イロハニなマークシートもちゃんと作った。時計で2時間測って過去問。
1周目から98-100点普通に取れた。
だいたい35-40分で問題を50問回答できて、見直し10分っていう自分のペースを把握した。
試験当日までに、結局過去問は2周した。
当日も朝6時に起きて、2年分過去問やってから試験に出かけた。
S-19とP-957を買うかS-18とP-77にするか新たな選択肢が出てきて悩み中
今は前者のほうが使えるものがそろってお得そうな気がする
あ、為になりそうな体験談も出てるんで
こっちもチェックするぜ
筆記試験の会場は、専修大学の生田キャンパス。
開場が確か試験開始の1時間前だったんだけど、3時間前についてしまった俺は、
駅前まで戻ってミスドで黒本広げてた。周りを見ると、同じような人がちらほらww
試験本番も、ほぼ練習通りに行った。
マークシートをまずレ点でマークし、10問たまったらまとめて塗りつぶすって方式。
問題メモ書きはシャープペン、マークはエンピツなので、持ち替えの回数減らす知恵。
きっちり35分で回答終了し、念入りに2回見直した。
2回目の見直し中に「試験開始から1時間ですので退席可能になりました」のアナウンス。
会場の4割くらいが席を立ってビビったww
結局、開始70分くらいで退席。新問が2-3題あって、100点取れるかは微妙だったが
96点以上は確信してた。
14時に帰宅して、
・2ちゃん
・電気書院
・オーム社
をブラウザに表示して3分に1回、F5を押してた。
2ちゃんでは、回答晒したりなんだりで、けっこうなペースでスレが流れてた。
16時過ぎくらいに、オームの回答速報。
でも、重すぎてアクセスできない。
けっきょく、2ちゃんにpdfで貼り付けてくれた奴がいて、それを見て答え合わせした。
微妙だった問題もなんとか正解してて、100点だった。
翌日の公式の回答速報でも確認して、ひと安心。
筆記は合格だと分ったので、試験翌日の月曜日に技能試験のテキスト買いに、三省堂へ。
電気書院の2011年度版、角閉じになってるやつと、バインダーになってるやつの2冊買った。
角閉じ・・・出題者目線。判定のポイントみたいのが丁寧に書いてある。課題ごとの材料写真も細かくて、準備に便利。
バインダー・・・受験者目線。施工のやり方が手順に沿って丁寧に書いてある。
バインダーなので180°本が開いて、施工中にパタンと閉じたりしないのがGOOD。
で、材料把握したので、次の土日でアキバに買い物。
幸い、P-957は5月頃に通販で買っておいたので、その後の品薄に巻き込まれないで済んだ。
もともと電気系だったので、マイ工具箱くらいは持っていて、買い足した工具は
・電工ナイフ(電工達人)
・圧着ペンチ(マーベルの大もかしめられる奴、どうせ仕事で使うし)
・ウォーターポンププライヤ(ロボグリップ)
・P-957(試験専用と割り切ってたけど、意外と工具箱に入れとくと重宝)
・合格クリップ(まさに試験線用)
・合格ゲージ(同上)
・プレートはずしキー(パナソニックのスイッチ用)
材料は、アキバの九州電気で「線材セット」と「器具セット」を買った。
結果論だけど、「線材セット」は非常によく、「器具セット」は微妙だった。
器具セットのスイッチ類が全部明工社(本番はパナソニック)、
レセプタクルがパナソニック(本番は明工社)なのが良くなかった。
結局、そこら辺は個別に買い直した。
あと、練習してるとVVF1.6がすぐに足りなくなり、近くのホームセンターに買い足しに行った。
技能試験は、公表問題をきっちり2周やろうと最初に決めていた。
自宅に帰ってからやると、ぜったいに挫折するので、上司に掛け合って
「定時後、1時間ほど電工の練習をやります。自己啓発なんで残業はつけません。
週報として、練習の報告を毎週メールで提出します」
って状態にした。いまから思えば、あの頃の俺、頑張り過ぎwww
ここまで自分を追い込まなくて良いのに。
で、初めて作った課題は40分オーバー。
レセプタクルが思いのほか時間かかって、そこで時間が足りなくなって焦る事が分った。
なので、1日1課題の他に、レセプタクルの輪作りだけ個別練習3-4回ずつやることにした。
課題を7-8題こなしたあたりから、急に巧くなった。
時間も25-30分に収束するようになった。
もっと速く作ろうと思えば作れるんだけど、丁寧に作ってキッチリ見直しすると
やっぱり25分くらいが目安のタイムになった。
で、あまりに順調にいきすぎて、逆に不安になった俺は、最大の失敗をしてしまう。
「技能の短期講習。技能試験日の1週間前の土日2日で13題作って
それを評価します」みたいな講習に申し込んでしまったのだ!
や、講習自体は別に悪い事じゃない。第三者の客観的な目は必要だ。
ただ、情弱すぎて、ハズレの講習を引いてしまったんだ。
筆記試験の帰りにビラを配ってた中で、いちばん料金の安い講習に申し込んだんだけど。
そこの講習は、ここ数年の動向を下調べもしてないような頭の固いジジィが
ドヤ顔で解説する不愉快極まりない講習で、金をドブに捨てたような気分だった。
まぁ、俺がしてきた練習で、おおむね間違ってないってことだけ分ったのが救いだった。
技能試験も同じく専修大だった。
机が普通の大学の長机で、机面が若干手前に傾斜してた。
リングスリーブ置くと転がるので、小物入れを持ってきて正解だった。
3人掛けの長机に2人掛け、真ん中は荷物置き場にしてよいような感じだった。
これ、会場に遅れて着くと、隣の人に真ん中占領されただろうなと思った。
おれは、ちゃんと半分しか使わなかったけど。
机の上には、キズ付き防止用のボール紙(500×360mm)が置いてあった。
机に固定されてないので、ズルズル滑って、逆にやりにくかった。
試験開始前に、まず問題用紙が配られて、その表面に材料が書いてある。
この時点で、課題No.いくつなのかは予想が付くんだけど。
この問題用紙がビックリするくらいスケスケ。中の問題が透けて見える。
なので、線の切断寸法とかは、この時点で勘定してた。
技能試験自体は、まさに練習通り。
キッチリ25分で終わって、念入りに見直しをしたんだけど、
どうやっても35分目でやることが無くなってしまった。
しょうがないから、あとの5分はお茶を飲んで過ごした。
(電力規制のせいで冷房が弱めになっていて、熱中症防止のために、飲み物可だった)
それと、1つアドバイス。
見直ししてチェックした箇所は、問題用紙になるべく事細かに書いた方が良い。
人間の記憶はけっこう曖昧で、チェックしたかどうかはけっこうすぐ忘れる。
そして技能試験の結果発表までは1ヶ月以上。
曖昧なままだと、悶々と結果を待つ羽目になって、けっこうツライ。
で、この技能試験って、意外と楽しいんだ。やっぱ物作れるって資格は面白い。
我々の業界ではご褒美です、くらいの勢い。
技能試験前の、定時後の1時間の練習が待ち遠しくて、この頃は仕事も楽しかった。
技能試験が終わった後も、その余韻が忘れられなくて、
課題を作る動画とって、ニコ動にうpしたりしてた。
まぁ、俺は技能試験もほぼ受かっただろうという安心感はあったんだ。
この時期2ちゃん見ると、記憶が曖昧な方々が結果をとても不安がっていた。
技能試験は一発アウトがあるから、ホントに怖い。
で、無事合格を確認して、免状の申請。
前期試験って、後期に比べて受験人数多いから、免状の申請時期は被るよ。
で、申請をした順に免状が送付されるから、一刻も早く免状欲しい人は、
合格をWebで確認したら、写真と住民票は用意しといた方が良い。
で、結果通知郵送を受け取ったら、即、申請に行くと。
長々と書いたけど、まとめ。
筆記・・独学でOK。約1ヶ月の勉強が目安。黒本マジお薦め
技能・・独学でも可(ベストな方法は後述)。公表問題2周が目安。書院のバインダー本マジお薦め
で、情弱だった俺が、試験後色々得た知識から、ベストな技能の方法をば。
各都道府県の職業訓練校の短期講座、マジお薦め。
例えば、俺の住んでる神奈川県だと
「お代は4000円ポッキリ、テキストは書店で自分で買ってきて下さい。
試験1ヶ月前の土or日で全4回の講座です。
器具は全部用意してあります。線材は1ロール前に置いてありますので、自分で切って下さい。
公表問題の何番からやっても結構です。できたら挙手して下さい。判定に行きます
4回の講座で、公表問題を何周しても結構です」
まーじーでーすーかー。
圧倒的なコスパである。
というわけで、技能は2-3題自分で作ってみて、その後、職業訓練校の短期講座ってのが
ベストだと確信した。
長々、読んでくれてありがとう。