【MIBソフト厨】ネットワークスペシャリスト Part25

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508名無し検定1級さん
巨人“守乱”の真相…ダメコーチ放置と“清武の乱”

なかなか浮上できない巨人の元凶として、にわかに“守乱”がクローズアップされている。その原因は、コーチ人事凍結の人災だ。

巨人OBが驚くべき実態を明かす。

「勝呂(壽統内野守備・走塁コーチ)では荷が重い。内野手の基本は、打球が左右どちらに飛んでも瞬間的に動けるような用意、フットワークだ。
それなのに坂本(勇人内野手)には、ジャンプするような上下動の用意を教えている。
これでは前にしかスタートが切れないから、左右の打球に追いつけない。何を教えているのかと、ビックリした。
このままではまずいと思い原監督の了解を得て、アドバイスしたこともある」

この話を聞けば、坂本が自主トレでヤクルトの宮本慎也内野手に弟子入りしたのも無理はない。
長老の巨人OBは「なんで他球団の選手に教えてもらわなければいけないんだ。何を考えているんだ」と激怒したが、坂本に非はないことになる。

最大の問題は、指導力のないコーチをなぜ放置しているのかということだろう。
その元凶は「コーチを守る」という大義名分を振りかざし、内閣改造をできなくしてしまった“清武の乱”だ。

清武英利前球団代表兼GM(61)が「コーチを守るため」としたのは、岡崎郁ヘッドコーチを指している。
だが実際には、内紛劇の余波でコーチ人事の刷新そのものを封印せざるを得なくなってしまったのだ。
しかも、反乱を起こす前には若手投手育成の名人・小谷正勝2軍投手を解任。
森脇浩司2軍内野守備・走塁コーチは愛想を尽かし、オリックスの1軍チーフ野手兼内野守備走塁コーチに転出した。

特に、ソフトバンクで参謀格だった森脇コーチこそ現状のような守乱解消には適任。
アテネ五輪の前、ソフトバンクのキャンプを視察した当時の長嶋茂雄日本代表監督は「あのノックだけでも飯が食える。名人芸だ」と大絶賛したほどだ。

今になって人材流出が手痛いツケになって跳ね返ってきたが、すぐには呼び戻せない。
名手・川相2軍監督を1軍守備コーチに緊急配転するなど、守乱治療をするしかないだろう。
(夕刊フジ編集委員・江尻良文)