このページに関してのお問い合わせはこちら
行政書士不合格者サロン
ツイート
231
:
◆QPVoUWc0y6
:
2012/05/08(火) 20:17:11.00
「雨、のち、ブルー」
Chapter 1
頬を差す、少し水分を含んだ冷たい風。
仕事帰りの人たちで足音が絶えない駅。
押し出されるようにして駆け寄ってくる君。
「もしかして鈴木さんですか?」
思い出すのはいつもそのシーンだけ。
気がつくと朝になっている。
一体どれだけの月日が流れただろう。
今も僕はあの日のまま、行政書士試験のために勉強を続けている。